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YES!!群れるTシャツ達


 

おはよう、皆の衆。定次さんです。

 

 

最近何だか日記もイラストも手を抜きすぎでは?と世間一般から囁かれ、遂にはポストの中にも頼んでもいないのにデリバリーピザのチラシをぶち込まれるという嫌がらせを2週間に1回程度受ける始末。そんな日々を過ごしております今日この頃でございます。

飛行機に搭乗した際に前の席の背もたれを勝手に倒されないよう、一言断りを入れられるまで膝で押さえつけているような性悪なそんな私でも周りの声に応えられないような日記を書き続けている真実を知るとなると流石にしょんぼりしてしまいます。

なので今後はきちんと日記もイラストも頑張っていきたいところではございますが、具体的にどう頑張っていくかは説明のしようがないので、とりあえず取り繕う形で頑張ろうとだけでも一言申し付けさせていただきたいと思います。

 

さて、そんな『絶対リクライニング倒させないマン』として名を馳せた私ですが、最近無言のまま席を倒してくる人はそこまで多くないと気付きました。

そもそも普段からそこまでそういった席に座る機会があるわけでもないので大口を叩ける身分でもありません。

実際無言で席を倒してくる人がいるかどうかは定かではありませんが、倒させないために最初から辛い体勢を自らに強いているのは本末転倒ではないかと最近では思うようになったので、私は少し大人に近づいたのではないかと思いました。

 

今回の日記の内容はリクライニングチェアに関する知識を紹介していくわけでもなく、ここ最近近所でリニューアルオープンしたパン屋さんが不味いということを熱く語っていきたいと思います。

 

以前より私は立地の関係から近所にあるそのパン屋さんを定期的に利用していたのですが、最近どういうわけかリニューアルオープンしましてね。先日、折角だからとパンを買いに足を運んでみたんです。

お店のガラス窓に大きく掲げられたリニューアルオープンの張り紙。

一体何が変わったものかと淡い期待を抱きつつ店内へと足を踏み入れてみたのですが、どういうわけか閑古鳥が絶叫中。店員さんが暇そうにしている以外にお客さんが人っ子一人もおりません。

前まではそれなりに人の往来があったような記憶があるのですが、どうしてこんなにも賑わいを見せないものかと。賑わいよりも侘び寂びを取り入れた意識の高いお店にでも変わってしまったのかと思ったのですが――理由は内装を見てみて明らかでした。

 

以前は店内にパンが並んだ陳列棚がずらっと並べて置かれていたんです。

しかし新しくなった内装を見たら焼き立てらしきパンは何一つとしてない。あるのは冷凍棚が真ん中の島にいくつかあるだけ。

そしてどういうわけかその中にパンがこれでもかとぶち込まれていて、「食べたいお方は是非レンチンでどうぞ」と言わんばかりにカチコチに凍っているんです。

実際日持ちがするように凍ったパンを並べているんでしょうが、パン屋さんのアイデンティティというものは焼き立てが売りなんじゃないでしょうか?私間違ってますかね?

パンが最も美味しい瞬間というのは焼き立てであると。それがどういうわけか真逆の存在、冷凍カチコチパンパンですよ。あべこべの世界にでも生きているんですかねここは。

おまけに種類も大してない。以前はそれなりの種類のパンが置かれていたんです。特別美味しくもなく、値段だけが妙に高いばかりのパンがいくつも並んでいたんです。

それがどういうわけか、RPGで最初に覚える呪文のような基本的なパンが並んでいるばかりで、オシャンティーな横文字パンはどこにも見当たりません。おまけに大半が甘いパンときたもんです。惣菜パンの"そ"の字も見当たらない。

 

その日私は惣菜パンが食べたかった。

甘さに溺れてカロリーを満たすよりも何よりもジャンクな味が食べたかった。

しかし店に入れば甘いパンしか置かれていない。それもカチコチに凍った状態で。

私は動物園の飼育される側として試されていたのでしょうか。決められた物しか出されず、「上手にレンチンできるかな?」とどこかで見世物にされていたのでしょうか。

正直その場で何かを買おうとは思えませんでした。

ガラス窓から外の世界を遠い目で見つめて後ろ手を組むおばちゃん店員の姿が妙に寂しい。

その姿を見て冷やかしとして店を後にするのはどこか心苦しいものを感じたため、何か一つでも買って帰ろうとするわけですが、これといってそそるパンもない。デスゲームで無理な選択肢を迫られる心境とはこういったものかと考えながら、私はふと目に入った『コーンパン』を手にとって、何も入っていないカゴへと放り投げ、流れるようにその軽いカゴをレジカウンターへと持っていきました。

カチコチ冷凍コーンパン1個で200円程度。相変わらず高い。しかし冷やかしを避け、惣菜パンを求める私にはこの選択肢しか残されていませんでした。パンを手に取った際に『クリーム入り』という説明書きがされていたのが一つ引っかかりましたが、コーンクリームパン的な、マヨネーズソースのようなものが入ったパンだろうと時に気にはしませんでした。

お家に帰るやいなや早速レンチンを試みました。温めの時間はわからず、とりあえず適当に設定して温めます。

ピッピッピとレンジが鳴って取り出したパン。それはもうフニャフニャのアッチッチ。然程長いこと温めたわけでもなかったのですが、どの道これで香ばしさを得ることは絶対にできないと確信を得ました。

表面にトウモロコシが張り付いた大人の握りこぶし大のパン。熱いからと慎重に齧り付きましたが、ここで今日一番の驚きが私を出迎えてくれました。

皆さんも大体お察しだったかとは思いますが、このコーンパンの中身、マヨネーズソースといった塩味や酸味のきいたものではなく、まさかまさかのカスタードクリーム。

トウモロコシとカスタードクリームという予想だにしないクソクソマリアージュ。次の瞬間私の口は思わず「不味い!!」と口にしていました。

不味いし高いし不便だし。そりゃあ閑古鳥も奇声を上げるわなと自ら納得。

大変申し訳無いですが、今後一切私はこのパン屋さんを使いません。

普段褒めることばかりを意識して、貶さないよう過ごしている私がここまでディスライクするくらいです。何様かとは思いますが、せめて日記のネタとして供養させていただきたい。さようなら、私の近くのパン屋さんよ。


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