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【オカルト】夜中の訪問者にご用心!


おはよう、皆の衆。定次さんです。

レンジでチンするだけのグラタンを昼食にしながら書き始めております今回の日記です。

昨日は私の誕生日だったということもあって、夕食には贅沢にピザを注文したりなんかしたわけですが、やはりこういったカロリーの塊のような食事は味が濃くて染み渡りますね。

とは言いつつも、仮に昨晩の夕食が茶碗蒸しだったとして、そして今こうして口にしているものがお吸い物か何かだったとしたらそれはそれで「控えめな味が染み渡りますね」なんてコメントを残すのでしょうね。人間って何ともたらればで卑怯な生き物です。

ピザをデリバリーしてもらってのお話なんですが、今ってモニター付きのインターホンが普及していることもあって、来訪者なんかはすぐにわかるじゃないですか。

向こうがインターホンを押して、モニター越しに対応する――ドア越しよりもよっぽど安心感があると言いますか、玄関先での対応に抵抗が少なくなった人も少なくないと思います。

アポイントメントも取っていない業者とは話すつもりもないと思えば簡単に居留守ができますし、機種によってはその姿も記録しておくことができるので強みにもなります。

かつて私が一人暮らしをしていた時にはインターホンがなく、ドアスコープ越しに対応していたのですが、やはり慎重に動いてもドア越しの気配と言いますか、動きというものがわかってしまうらしく、そもそも『誰かがいる』という前提で訪問に来ている業者はインターホンを押したその瞬間から神経を研ぎ澄ませて構えるものですから、人のいるいないなんてことは簡単にわかってしまうのです。

軋み、足音、スコープ越しの光の動き……ドア越しにこちらを覗いたとわかればその場でお辞儀をして対応させてくれと挨拶するものですから、当時世間を何も知らなかった私はそのままドアを開けてしまい、妙ちくりんなセールスの話を聞く羽目に……なんてこともありました。

しかしモニターならばそんな心配もいりません。

ドア越しの対応よりも緊張感が全く違う。部屋の電気が点いていたり、駐車場に車があったりと明らかに居留守を使っているとセールスからわかっても"ドア越しの気配"というものを感じさせられないのは非常に大きいものであると思います。

まぁそんなことを言いつつも、私はモニター越しに「はい」と返事をするだけのことを煩わしく思っているので、面倒くさくなった時は堂々とドア越しに対応をするんですけどね。メール対応が面倒になった時、直接先方に電話をかけるみたいな感覚です。

私もか弱い女の子であればモニター越しの対応をすると思うのですが、いかんせんガタイがいいものですから威圧感だけはそれなりにあるんですよ。仏頂面で私が出てきたら産まれたての赤ん坊なんかはその場で泣き始めますよ。

さて、そんな便利なモニター付きのインターホンですが、機種によっては玄関先で押されたチャイムに応答するだけではなく、ボタン一つでリアルタイムを映すなんてこともできたりします。

ボタン一つでカメラが起動し、玄関先がどうなっているのかが簡単にわかるわけです。

しかしそんなカメラ、夜中に興味本位で起動してみるとどうなるでしょうか?

私の住む集合住宅は共用部分は熱感知式の自動ライトになっています。

よって夜間、誰もいない時は玄関前や踊り場なんかは基本的に真っ暗な状態となっているのですが、この時にカメラを起動してみるとカメラの付属ライトだけが照らされ、カメラから映し出される範囲が全体的にぼんやりとした状態で映されるのです。

玄関前の空間自体然程広いものではないので対面の壁まで見えるのですが、その光景が割と不気味なものでして、よくテレビやネット動画で見かける暗視カメラの映像ってあるじゃないですか。あんなものに近いわけです。

暗いところを無理矢理にでも映し出すわけですから、モノクロで、ノイズがあるような映像がモニターに表示されるのです。

この時点の話であれば特には何かあるわけでもなく、身近なインターホンで非日常に近いものを味わえる程度のかわいいはなしではあるのですが、何も起きないからってそのモニターを一体どれだけの時間見ていられるでしょうか?

かつて私も暇な時にそんなモニターを夜中に映し出しては不気味さを楽しんでいたものでしたが、これまではモニターを点けてはすぐに消すといった程度にしか行っていませんでした。

その時に限っては部屋を真っ暗にした中でそのモニターの明かりを頼りにずっとその画面を見ていた……なんてことはしませんでしたし、特に何かが映ったという怪異もありませんでした。

皆さん、安心してください。ここまでインターホンの話を引っ張ってきましたが、夜中にインターホンで玄関先を見たとしてもその先に何か映るなんてことはありませんので。

何も映りませんから。


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