【簡単クッキング】身近なものでできる簡単クラフトコーラ！

2022年3月19日

おはよう、皆の衆。定次さんです。

本日という日は3月の下旬に差し掛かっているにも関わらず、どういうわけか天気は大荒れ。

大雪によって先日より苦労して除雪した駐車場の雪も復活し、私は泣きの目を見るはずでした。

しかし実際のところ、布団から起きてカーテンを開け、窓の外を見てみたらどうでしょうか。然程大したことはありません。

誰ですかね。大荒れだと言った大ボラ吹きは。

人様に迷惑をかける天気も大したことなかったですね。所詮は春の陽気です。ざまぁないです。

さて、フラグを立てまくっている私ですが、実を言えばつい先程までは大雪が降るという体で身構えて過ごしていました。

大雪が降るだろうからと昨晩の深夜の内に買い出しを済ませておくようにし、日記自体も『この時期の大雪にまたしてもやられ、より一層雪に対する嫌悪が膨らんだ』といった内容のものを頭の中では考えていました。

家の中でぬくぬくと暖房にあたりながらもブルブルと大雪の恐怖に震え、今日という日を覚悟していたのです。

しかし、いざ実際に蓋を開けてみたらなんてことのない天候だったので私は肩透かしを食らってしまうこととなりました。

雪なんてものは本来迷惑でしかないため降る必要もないのですが、何と言いますか、こういった雰囲気となってしまった今、このやるせない気持ちは一体どこにぶつければ良いのでしょうか。

そんなわけで怒りの矛先を変えるために今回はクラフトコーラを自宅で手作りしてみました。

勿論レシピなんてものはありません。思いつきで考えたレシピでいけると思って手作りしてみました。

そもそもこのクラフトコーラを作ろうと思ったきっかけとして、先日うがいをしている際に「うがい薬の味ってクラフトコーラの味に似ているのではないか？」という考えがよぎったということがあったのですが、実際問題うがい薬をベースとしてクラフトコーラができるのかどうかが非常に気になって今回挑戦してみた次第であります。

材料はうがい薬と炭酸水。たったこれだけ。

うがい薬も色々な種類があるかと思われますが、私が愛用しているのはカバがうがいをしているパッケージのやつです。最近名前が変わってしまった一番親しみのある例のやつです。

これでうがいをしている際にクラフトコーラの片鱗を見ることができたのですから、原液を炭酸水で割ったならばもうそれはクラフトコーラになるのではないかと。

分量についてはわからないので、とりあえず私はプラスチック製の安っぽいマグカップにビャッとばかりにうがい薬を出し、底が覆われるくらいまで出したら8分目くらいにまで炭酸水を入れてぐわんぐわんと撹拌させました。

シュワシュワと泡立つうがい薬。想像以上に強い炭酸に泡がオレンジ色をしていましたが、これもまたクラフトコーラだろうと思って私は躊躇なく口の中にそれを流し込みました。

口の中に入れてまず思ったこと、それはやはりクラフトコーラに近い風味があったということ。

しかしこのクラフトコーラだと思った風味というものは一瞬にして口の中で霧散し、忽ち『うがい薬を炭酸水で割った液体』へと変わってしまいました。

最初にクラフトコーラだと感じられたのはうがい薬と炭酸水が混ざっていたであろうほんの一瞬だけ。それ以降は現在の世界情勢のごとく仲違いをし始め、結果として口の中でそれぞれの道を歩み始めてしまいました。

人の口の中で世界情勢を表現するとはなんと教養のある飲み物を開発してしまったんだと私は思いましたが、ここで一つ私は疑問を抱きました。

「果たしてこれは飲み物なのか？」

この疑似クラフトコーラを飲み物であると作っておきながら、現時点で私は口に含んだ状態のまま飲み込むこともせず硬直していました。

口の中でジョルジュ・ビゴーの風刺画を思い浮かべながら、うがい薬自体は飲み物ではないと脳みそが私を制止し続けました。