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【衝撃の事実】パン屋さんの試食は人を選んでいた!?

物乞いに食パンを振り上げる図

ご挨拶(敬礼)

おはよう、皆の衆。定次さんです。

私のGWは暦通りで飛び石連休となっておりますが、何だかんだゆったりとした時間を過ごさせていただいております。

GWも半ばに差し掛かりましたが皆さんはどうお過ごしでしょうか?

どこかにお出かけですか?買い物ですか?それともお家で娯楽に耽っていますか?ずっと布団に包まっていますか?手間ひまのかかる趣味に時間を費やしていたりしますか?

何にせよ万人に分け与えられた休日をそれぞれがどのようにして過ごすのは勝手です。

私なんかもイラストを描いたり、ゲームをしたり――今に至っては日記を書きながら手作りソースに漬けたスペアリブをじっくりと焼いています。

火の元から目を離した状態で今回の日記を書き始めたわけですが、折角のスペアリブが焦げてしまわないかどうか心配でならない中で日記を書き進めております。

心配であれば台所から離れずにスペアリブ作りに集中しろって話ですが、実際豚肉に火が通る様をじっと見つめるだけで、特に何かできるわけではないその時間に皆さんは意義が感じられると思いますか?

いやね、そりゃあ火の元から目を離さないのは大事ですよ。ちょっとの油断で火事なんてすぐ起きてしまいますからね。

この日記を読んでいる良い子の皆はちゃんと親の了承を得た上で役所に届け出をし、危険物取扱資格(甲種)を取得してから政府の目の届くところで火を取り扱うようにしましょう。その手の資格を持っていない定次さんとの約束だぞ!

さて、何だかんだしている内にスペアリブもだいぶ焼き上がってきました。

恐らくもう少し火を通した方が良いかとは思いますが、現状をウエルダンかブルーレアかのどちらかでお伝えするならば圧倒的にウエルダンでしょう。

――さて、皆さんにはわからないかと思いますが、この1段落の間に私は焼き上がったスペアリブを食べてきました。

1パック分丸々調理しましたからね。その量、なんと沢山!もっと具体的に言えば市販のスペアリブ1パック分くらいでしょうか。

現在時刻は17時前。夕食の時間を控えているというのに私は何という罪深い食事をしてしまったのでしょうか。

ひとまず、今回のスペアリブの出来栄えですが、即興で作った割に珍しくとても美味しい物に仕上がりまして、全て一気に食べてしまった私としてはとても大満足の1品となりました。

あわよくば今回の日記の内容で皆さんにレシピを紹介し、この美味しさを是非とも共有したいところではございますが、あいにく今回の日記を読んでいる皆さんの貯蓄にはスペアリブを買い揃える額のお金が入っていないようなので、また次回の日記ででも紹介させていただきたいと思います。

次回の日記までに皆さんは日雇いでも空き缶集めでも何でもお金を集めてスペアリブを作れる環境を整えてきてください。これは私からの宿題です。次回の日記でちゃんとレシピを紹介するかどうか保証はしませんが、とりあえず皆さんには宿題を出しておきます。頑張ってください。私はこのディスプレイの向こうから上辺だけでも皆さんのことを応援しています。頑張ってください。

さて、何がきっかけだったのか、ついつい話が逸れてしまってスペアリブについて熱く語ってしまいましたが、そろそろ話を本題へと移していきましょう。

今回のお話は昨日買い物をした時に起きたことなのですが、これはまさしく先程までお話させていただきましたスペアリブを買った時のこと。

私は仕事帰りということで非常に疲れており、更には勢いからお昼ご飯を食べずに無理を通してしまったものでしたので、当時非常にお腹を空かしていました。

そしてこういったお腹を空かした時の買い物というのはお財布的な意味合いで非常に危険でして、食料品売り場にでも立ち寄ろうものならば、どれもこれも美味しそうに見えてしまうために忽ち買い物カゴが商品で埋まってしまいます。

そしてそんな飢餓状態の時につい目に入ってしまったのが食料品売り場の傍らにあったパン屋さんでして……。

時間も時間と言うこともあり、お店の前に並ぶパンは既に品薄となっておりましたが、そんな残ったものでも尚更美味しそうに見えてしまうのがパン屋さんの魔力であって、更には値引きシールが貼られていたために私はついつい惣菜パンのようなパンを2つ購入してしまうこととなりました。

今の空腹状態なら買い物後に車の中でペロッと食べてしまえるだろうと私はワクワクしながらパン屋さんのレジへと並んだのですが、その前に並んでいた他のお客さんがこれまた沢山のパンを買っておりまして――その金額、言うならば品薄状態の駄菓子屋さんにとどめをさせるくらいのものとなっておりました。

パン屋さんのパンは美味しいだけあって割高であることは百も承知ですが、流石にここまで購入しているのを見ると、値引きされた惣菜パン2つを手にして後ろに並んでいる私が非常に情けないものに見えてきました。

それでも売れ残りをなくすために貢献している1人の客。堂々と胸を張って引き続きレジへと並びます。

じきに前のお客さんの会計が終わるわけですが、そのお客さんがレジを離れようと袋を持つ瞬間、レジの店員さんが何やら袋に詰め込んでいるのを見つけました。

何だろうとまじまじと見ていたところ、どうやらそれは試食用の食パンらしく、お試しに1枚どうぞとにっこり笑って店員さんがお客さんの袋にそのパンを詰めていたのです。

私はそれを見て「お客さん皆に試供品を渡しているんだな」と、私自身も貰えるのではないかと若干期待しながらカウンターの前に立ったのですが、値下げの惣菜パン2つを置いた私を見てなのか忽ち態度が急変しまして、先程までニコニコだった雰囲気の店員さんが初期状態の無機質なアンドロイドみたいになっちゃったんですよね。

まぁ確かにお店にとっては今回の私はあまりありがたみのない客だったかもしれません。

仕方ないことだと私は顔をしかめながら「袋もください」とお願いし、購入したパンをビニール袋へと入れてもらい、そしてお店を後にしました。

沢山購入する良客ではない、値引き後のパンにだけたかる見窄らしい客であるなどと、お店からどういう目で見られようとも私は構いません。とりあえずは試供品の美味しそうな食パンを1枚いただけるのであればラッキーだと思い、私は隣接する食品売り場の惣菜コーナーを歩きながらビニール袋の中を確認しました。

――さて、ここからは皆さんお察しの通り、その袋の中に試供品の食パンはありませんでした。

あるのは値下げシールが貼られた若干萎れかけた惣菜パンが2つだけ。

皆に配っていると思いこんでいる私が甘かったです。仕方ないことだとため息をつきながら私はそのまま食品売り場で適当に買い物を済ませ、車の中で惣菜パンをつまみ、手をベトベトにしながら帰路についたのでした。

皆さんも世の中に対して甘い考えを持たないほうが良いですよ。パン屋さんに関しても穏やかなイメージがありがちですが、彼らはきっと人を選びます。目の前に自分のお店のパンを咥えながら溺れている人と、値引きシールを貼ろうと川向かいからすごい勢いで泳いでこっちにきている人を同時に見かけたなら、恐らく前者に助け船を出すでしょう。

彼らは人間であり、我々も人間です。互いに利となれるよう賢く立ち回っていきましょう。


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