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【おしっこ速報】迫りくる尿意!ガソリンの給油が終わるまでおしっこの我慢はできるのか?

股間にエンプティーランプが点いた図

おはよう、皆の衆。定次さんです。

その日、仕事終えてからというもの、私は股間に何かしらの違和感を覚えていました。

厳密に言えば膀胱に尿意。どこか圧迫されたような、それでもまだ大丈夫であろうという些末たる尿意を実感していたのです。

職場から自宅までは車でおおよそ15分弱。この帰りの時間帯ならばもっと早く着くことができるでしょう。

しかしながらこの日は帰り道に先日交換したタイヤの増し締めと、以前より点灯しているエンプティーランプを何とかすべく、カー用品店と贔屓にしているガソリンスタンドに立ち寄ってから帰宅するつもりでいたため、帰るまでに時間がかかることを理解しておりました。故に職場から車を出した瞬間、その些末たる尿意は一抹の不安へと変わりました。


Wave.1 カー用品店

タイヤ交換をしてからというもの随分と長いインターバルが空いてしまいました。

本来であれば別に確認しておくほどのことでもないのかもしれませんが、タイヤの交換時に店員さんに言われた言葉が未だに気がかりで、妙な義務感が日々私を苛めていました。そんな溜飲を下げるべく仕事を早く切り上げることができたこのタイミングでカー用品店へと立ち寄ることを決めたのですが、この時はまだ先ほど感じていた僅かな尿意は意識の外にあり、軽い気持ちで車を走らせていたのです。

交換後、100km走ったら一度確認のために増し締めと空気圧調整しましょうねって当時言われたのがずっと尾を引いているんですよ。

交換してから3週間が経過して、既に300km以上も走らせているのに?

ほら、言われたことって守らなきゃ相手に悪いじゃないですか。

まぁ、守る守らないはどうでも良いとして、実際お店に着いたらもう既に閉店作業を行っている最中だったんですよね。

天候も良くなかったんですよね?
そんな中で無償作業をしてくれなんて確かに切り出し辛いですね。

時間は確かに閉店前でした。言うならば"蛍の光"が流れ始める一歩手前というところでしょう。

他にお客さんがいればまだ頼みやすいところもあったかもしれませんが、店の中に見えるのは閉店作業を行っている店員さんのみ。

屋外に置かれているタイヤにカバーを被せ、半分シャッターが降りているのを尻目に私はお店を後にすることとしました。

そしてその瞬間、見計らったかのように鳴りを潜めていた膀胱は一気に膨れ上がり、股間を圧迫し始めたのでした。


Wave.2 ガソリンスタンド

始めからガソリンスタンドで全ての作業を行っておけば良かったのかも知れませんが、交換してもらったお店で調整をしてもらうのが筋だと考える私は何ともお堅い考えを持つ人間であるとつくづく実感してしまいます。

私の乗っている車は燃費がいいので、エンプティーランプが点灯していたとしてもまだまだ長く走ることができます。

しかしこのエンプティーランプというのもなかなかどうして目障りなものでして、早いところ消しておきたいということから私は贔屓にしているガソリンスタンドへと給油に向かいました。

ガソリンスタンドとカー用品店の位置関係はそれなりに離れており、ついでという感覚で立ち寄れる距離にはありませんでした。

我が家との位置関係を図形で確認するならば三角形でしょうか。ガソリンスタンドとカー用品店、自宅はそれぞれ点として線で結んだ場所にあり、ガソリンスタンドとカー用品店を結ぶ辺の間からスタートしたと考えたらわかりやすいかも知れません。

何にせよ帰宅までにはまだまだ遠く、膨れ上がる尿意と給油、出す方と入れる方のどっちを優先すべきか当時の私は選択を迫られていました。

後回しにするのも忍びない私は下腹部を押さえてくるシートベルトを持ち上げながら運転し、ガソリンスタンドへと向かうこととしました。漏らしたとて小便。捨てる尊厳などないと間違った解脱を覚えた当時の私は無敵だったでしょう。

無事ガソリンスタンドへと到着し、いつも給油している場所に停めてガソリンを入れ始めます。給油機から繰り返し流れるサービスの案内に苛立ちを覚えながら増えていくメーターを凝視していました。

ガソリンが充填されるごとに圧迫される膀胱。

最早膀胱に直接ガソリンを流し込んでいるんじゃないかと錯覚するほどに切羽詰まった私の手は普段よりも強くトリガーを握りしめていました。

給油量にして55リットル。満タンになったことを確認するやいなや慌てて車を発進し、帰路へと着いた私。膀胱も満タンとなっておりましたが、何とか自宅へと無事到着することができたのでした。

回りくどい説明になりましたけど、結局は給油もできましたし、小便も間に合ったんですよ。

何か面白みに欠けますね。
どうせなら目一杯漏らして尊厳を失ってほしかったものです。

どうせあれでしょう?
「満タンの膀胱と空っぽのガソリンタンクをかけた話を日記に書いたら面白いかも!」
なんてしょうもないことを考えながら運転していたんでしょう?

エーイ!!

立方体になってもダメです。
面白くないです。

エーイ!!


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