【AI絵画】第14回：人工知能が描く日記タイトルの世界
おはよう、皆の衆。アートテラーの定次さんです。
人工知能の進化が著しい現代、巷では人工知能を活用してイラストを生成するツールが流行っている様子。
そんな流行に当ブログも便乗し、今宵も皆さんをよくわからない世界へ連れ出してさしあげます。
ルールは簡単。当ブログ『下衆と皮肉』に投稿された記事のタイトルをAIに読み込ませ、出力したイラストを元のタイトルと比較するだけ。
今回の人工知能は一体どんなカオスなイラストを我々にお披露目してくれるのでしょうか？
一昨年の4月3日に投稿されたアイキャッチイラストです。
煮立った鍋の中で煮物について議論するキャラがシュールですね。
煮込み料理と言えば何かなと考えながらおでん、カレー、筑前煮みたいなものを描いたのですが、どういうわけかイマイチ思いつかず、小鉢に描かれた筑前煮みたいなものに限っては適当な作画になった覚えがあります。
今なら煮物料理と聞かれたらすぐ思いつくものかもしれませんが――、意外と咄嗟には出てこないものですね。
荒削りながらもよくテーマに沿った内容のイラストになっていると思います。
生成した瞬間、思わずくすっと笑ってしまいました。
これが煮込み料理なのかどうかはわかりませんが、見た感じは紛れもなく口。それもいやらしく口角を持ち上げているのが点数高いです。
ご丁寧に食器の上に盛り付けられているのも、若干中央からずれた場所に位置している構図なのも評価対象ですね。
珍しくタイトルに近い画像が生成されたと思います。
一昨年の4月4日に投稿されたアイキャッチ画像です。
下衆と皮肉のレギュラーキャラである内藤Place of the downの初登場回です。
内藤Place of the downは某ホラー漫画に出てくるキャラクターがモデルとなっているのですが、恐怖の対象であるキャラをぞんざいに扱ういつもの3人というテーマで最初は進めようと考えていました。
よって最初から困り顔の愛嬌のある顔つきになってしまったのですが、今ではこんな大きな図体どころか、画面の端っこから覗き込むだけのペットみたいなキャラクターになってしまいました。
これからも内藤Place of the downをどうぞよろしくお願いします。
下に降りていく場所でしょうか。
確かにタイトルに沿った内容かとは思いますが、どこか物足りなさを感じます。
今回は他のタイトルと違って英文字となっていたので期待していたところもあったのですが、英語で入力したからといって別段詳細な画像が生成されるわけではないのだなと実感しました。
それにしてもこの画像を見て思い浮かぶものは何でしょうか。
私はラベンダー畑を有するお屋敷の庭園を思い浮かべましたが、やはりそれだけの考えにしか至らない分、クオリティはいまいち物足りないものだということなのだとつくづくがっかりさせられます。
これまでの再現度と比べたら別段悪くはないのですが――面白みもやっぱりほしいものですね。
人工知能もポンコツだなと失望した前回でしたが、今回は割とリクエストに沿った画像を生成してくれたので何とか気持ちに若干の盛り上がりが出てきました。
しかしながらまだまだ融通が利かないように感じるので、もっと面白みのある画像を生成してもらいたいものですね。次回に期待です。