牛脂で美味しくなるのは枝豆だけじゃない!次世代バズレシピは牛脂インゲンで決まり!
おはよう、皆の衆。定次さんです。
皆さん、いんげん豆は好きですか?
いんげん豆が皆さんのことを好きじゃなくても、いんげん豆に拒否権はないので皆さんはどんどんいんげん豆を好きになりましょう。
かつて私はいんげん豆にひどく好かれている時期があり、下駄箱を覗くとラブレターが入れられていることは当たり前。登校すれば机の中に種子がばら撒かれていることもあれば、好きな女の子のリコーダーから妙に豆臭い臭いがしたこともあります。
家に帰る道中では常にどこかしらの畑から視線を感じましたし、家に帰れば親がいんげん豆を使った料理を振る舞ってくれたこともあります。
そんな炒め物から煮物まで幅広く使えるいんげん豆。栄養も豊富で食べやすく、思った以上にクセもない。ただ他の豆類がメジャーすぎるだけという理由で影に隠れているような優秀な食材です。
ひとつよろしいですか?
はいどうぞ。
“いんげん豆"と"さやいんげん"ってどう違うんですか?
その違いはですね――、
・・・。
私、少々勘違いをしていたようです。
上記で質問があったように、"いんげん豆"と"さやいんげん"は同じようでちょっと違う。
今しがたネットで調べたところ、いんげん豆は既に成熟して豆だけを食べるもので、さやいんげんは未成熟のものでさやごと食べるものらしいです。
――だそうです。
なるほど、ヤングコーンみたいなもんですね。
――さて、今回の記事ではそんなインゲンを使用した美味しい簡単レシピを紹介していこうかと思いますが、皆さんは普段料理をする際、牛脂を使用していたりするでしょうか?
牛脂とは別名ヘットと呼ばれ、牛肉を成形し、削ぎ落とした脂肪部分を利用した食用脂のことを指しますが、加熱調理をする際に風味付けや旨味を付け足す用途として使われています。
スーパーなどの精肉コーナーで簡単に手に入れることができるこの牛脂。成形の際に出る余分な部分のため、基本的には無料で入手することが可能ですが、日本人の倫理観が試されているのか、それとも単に関心がないだけなのか、買い物の際に手に取る人をあまり見かけない気がします。
今回の内容はそんな無料の牛脂を使用した簡単レシピの記事となりますが、皆さんは牛脂を手に入れる際はお店のルールに則り、常識の範囲内で頂戴するようにしましょう。
記事のタイトルからこれまでのお話の流れで今回の記事の概要について大体皆さんお察しかとは思いますが、下衆と皮肉ではこれまでにもいくつか牛脂を使用したレシピを紹介しているのでまずはそれらについて下記リンクからおさらいをしていただけると助かります。
・・・。
・・・・。
・・・・・読みました?
・・・。
いえ、別に。
何にせよレシピ云々とはお話しておりますが、特段変わった料理法などはなく、作り方も材料もシンプルそのもの。
必要なものは冷凍のさやいんげん、ガーリックパウダー、岩塩、ブラックペッパー、そして牛脂だけです。
温めたフライパンの上に牛脂を敷いて、そこに冷凍のさやいんげんをぶち込みます。あとは適当なタイミングで上記の調味料をふりかけて表面に軽く焦げ目が出るまで炒めたらそれで完成。できあがり。
ただのサラダ油で炒めるのも悪くはないかと思いますが、実際に食べてみたら牛脂を使用することの意味がよくわかると思います。
冷凍のさやいんげんを使用しているので簡単、そして割とリーズナブル。生のさやいんげんでも別にいいかと思いますが、その点については私は試してないので、試したい人はどうぞ試してみてください。多分美味しいと思いますので。
毎日食べたくなる――と思うには流石にマンネリもあるので断言はできませんが、さやいんげんが苦手な人や動物性の食品を摂取しようとしない人以外であればそれなりに満足がいくのではないかと思います。
皆さんぜひお試しください。そして美味しくできあがったものは2重にしたジップロックに入れ、赤色のレターパックで私宛にお送りください。受け取った後には怪しんでその場で廃棄させていただきますので。
さやいんげんが大量にできたので牛脂をわけていただきたいのですが。
いいですよ。
ありがとうございます。
代わりと言ってはなんですが、これを差し上げます。
何でしょうか?
新しい家族とのフォトフレームです。
はぁ、ありがとうございます。
いらねぇ・・・。
どうです?
え?まぁ良いご家族を持ってらっしゃいますね。
いや、早く牛脂をくれませんか?
・・・あぁ、すみません。どうぞ。
ありがとうございます。
またできあがったらお持ちしますね。
いえ、お気遣いなく。
インゲンは家でも作ってますので。
え?
ん?
いえ、フォトフレームの話です。
いらねぇ・・・。
いえ、結構です。
お気遣いなく。
さようですか。
ではまた。
インゲン無礼ってか。
・・・何かちょっと違うな。