食卓粉砕!!ぺこうまカルチャー!!【鰹の腹下し漬け】

多少なりに日本語を嗜んでいる外国人に容赦なく方言で話しかける定次さんの傍若無人さはあまりにも有名。

おはよう、皆の衆。定次さんです。
今回はぺこうまカルチャーなので特に前置きはありません。さっさと読んで日常に戻ってください。


第三回(食卓粉砕!!)ぺこうまカルチャー!!
今回の料理は旬の終わり頃を迎える鰹を材料とした簡単料理の紹介です。
鰹(半冷凍)…1冊
玉ねぎ…4分の1
大葉…10枚
小ネギ…適量
生姜…少量
醤油…30ml
みりん…50ml
ポン酢(美味しいやつ)…結構いっぱい
砂糖…大さじ1杯
塩…ひとつまみ
1年以上熟成させた特製にんにく醤油…大さじ3杯
ごま油…少々
・半冷凍した鰹の切り身を少し厚めに切り、皿に並べる
・薄く切った玉ねぎを盛り付けた鰹の上に乗せ、更にその上に細く刻んだ小ネギと大葉、生姜をまぶす
・下準備しておいたピラフで汚れてしまった食器類を片付けておく(ピラフを作っていない場合はこの項目は飛ばしても構いません)
・計量カップに醤油、みりん、ポン酢(美味しいやつ)、砂糖、塩、1年以上熟成させた特製にんにく醤油※を入れてよく混ぜ、タレを作る
・蛇口を捻って水を出す
・鰹を盛り付けた皿の上にタレをかけ、半冷凍の鰹に少し染み渡るように10分ほど置いておく
・特に水を出した意味がなかったと気付き、蛇口を捻って水を止める
・仕上げに風味付けとしてごま油をかけて多分できあがり
※特製にんにく醤油がない場合はなんとかしてください
初鰹にしては少々遅めの旬鰹。脂の乗りは普通ですが、臭みも少なくしっとりとした食感です。
半冷凍の冊を厚めに切ることで絶妙に鰹本来の旨味を残しつつ、ルイベを彷彿とさせるとろっとした味が箸を進めます。
玉ねぎに関しては今回面倒だったから食感を活かすために生のまま盛り付けましたが、辛味が苦手だという人は少しお湯に通した上で薬味として使用するのもありかもしれません。
鰹本来の血生臭さをかき消すほどの沢山の薬味が鼻を抜け、いいとこ取りなこの逸品。酒のあてとして刺し身のように単体でいただきたい一品ですが、勿論ご飯にも合うことも保証します。
今回は切って簡単に漬けただけのものですが、タレと切り身を密封してヅケとするのもありかもしれません。現に私はもう1冊購入してそれをヅケにして冷蔵庫に置いています。先程一切れだけ味見をしましたが、これもまた絶品でした。次開封する時が楽しみです。

美味しい美味しいカツオのヅケ。
簡単に美味しく作ることができるので皆さんも是非是非お試しくださいまし。
尚、"鰹の腹下し漬け"というタイトルの由来は食べた後にトイレへと直行したからです。因果関係は定かではありませんが、皆さんもお腹を壊さないと良いですね。責任は持ちません。