【再現レシピに挑戦】SNSで大人気!謎の食材『カダイフ』を使ったドバイのチョコレートを食べてみたい!
おはよう、皆の衆。定次さんです。
SNSなどのネット環境で日々情報が目まぐるしく飛び交う昨今、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
スマホやPC、タブレットが手元にあって当然のこのご時世。嘆かわしいことに依存気質が珍しくなくなってしまった今日この頃です。
閲覧者の皆さんも日々ディスプレイを眺めながら特にこれといった思考を巡らすわけでもなく、ただただ流れてくるだけのタイムラインを眺めるばかりの生活を過ごしているでしょう。
そして時折そんなタイムラインから不意に流れてきたトレンドに上っ面の関心を抱いて陳腐な行動を起こすのです。
しかしながらタイムラインに流れてきたトレンドというのは何かと流行り廃りが著しいもので、ふと「面白い」と思って流行に乗ろうと気を向けたのは良いものの、流行りの波が大きすぎて、結果、自身の手元にトレンドが流れ着いてこなかったという経験も珍しくはないでしょう。
流行の最先端はコミュニケーションの最先端。
周りの話題に追いつくために昨今のユーザーはアンテナを伸ばして敏感にトレンドを感じ取り、話題性を貪り尽くすのです。
しかしながら人間という生き物は何かと自己完結を行わなければ溜飲が下がらないもので、トレンドに行き遅れたとしても関心を向けた以上は一度は体験しておくべきであると私は考えます。
今回紹介する話題も閲覧者の皆さんの目に届く頃にはもしかしたら過去のトレンドとなっているかもしれない……。
それでもやはり気になった以上は情報として吸収しておきたい――、だからこそ私はトレンド真っ只中で手に入らない代物を自身で再現し、トレンドの渦中に入りこもうという挑戦をしてみました。
当ブログ『下衆と皮肉』は自ら体験レポートとして共有することで、情報弱者の皆さんの救済を行っています。
今回の記事を読み、あたかも自身が体験したかのように周りにひけらかすことで、皆さんの溜飲が下がればと考えながら投稿させていただきます、今回の記事でございます。
――とは言え、私がまとめた検証を早速とばかりに共有するには少々間が悪い。
意気込んで記事を書こうにも実際にはこの記事自体久しぶりの投稿となり、私自身も少しばかり筆に緊張が走っております。
さっさと結論まで読み飛ばしたいという文盲どものために色々と読みやすいよう工夫を凝らす時間を設け、その間全く記事の投稿に携わらなかったこの1ヶ月でしたが、とりあえずはこのブランクの間に起きた出来事でも雑談に交えて本題へと移っていきたいと思います。
牧場の瓶ヨーグルトは美味しいというお話
最近私はとあるヨーグルトにハマっていたのですが、このヨーグルトがなかなかどうして手に入らないものでして……。
手に入りにくい――と言えば「そこまででもない」と嘘になるのですが、厳密に言えば一部のコンビニで見かけて以来、どこにも見かけていないというのが実情でして。
恐らくそのコンビニチェーンのみで期間限定で取り扱っているのではないかと言うのが憶測であって、それ故に「手に入りにくい」と言う結論を出させてもらったのですが、あくまで購入実績の少ない私の憶測を根拠として語っているため、実際には様々なお店で売られているかも知れないと考えるのが無難に落ち着くのではないか――と言うレベルのレアリティのヨーグルトを最近よく食べていたというお話です。
どんな商品が美味しかったのかと、いつまでももったいぶってないで早いところアフィリエイト広告を駆使して商品を紹介すればいいだけの話かもしれません。
私がハマっていたヨーグルトは上記のリンクにある通り、『牧場の瓶ヨーグルト』という商品。
今のところ私が見かけたのはプレーンとあまおう苺の2種類のみ。残念ながら他の味は食べたことがないのですが、このヨーグルトは全体的にシンプルながら、乳本来の油分を感じられて美味しいヨーグルトです。
2種類食べて美味しいと感じられた以上、ハズレはないでしょう。
原材料を見た限りでは本当にシンプルヨーグルト。生乳が美味しいから満足できるヨーグルトになっているんだろうなと思います。
――で、このヨーグルトの嬉しいところは味だけではなく、瓶の容器に入っているということ。
ぶっちゃけ言えばこのヨーグルトはファミリーマートに並んでいるのを見かけて、棚に並んでいた9個の内の8個をまとめて購入した――というのが全貌なのですが、1個あたり180円弱で瓶容器入りなのはどことなく嬉しい話。
全て食べ終えて容器を洗い、無駄に瓶容器だけが増えてしまったことに頭を抱えた――というのが今回の話の導入部分です。
もったいないおばけに取り憑かれない人にとってはこの瓶を資源ごみとして捨てることは容易いことでしょう。
しかしながら私にとってはこの瓶容器が妙に愛らしく感じ、捨てようにも捨てられない。
食器乾燥棚の中で逆さになって乾いた無数の瓶容器を眺めながら、どうにかして有効活用できないものかと考えたのですが――そこで思いついたのがプリン作り。
思い立ったが吉日――というわけで早速近所のドラッグストアへと駆け込み、プリンの素と牛乳を購入。土曜日の夜という憩いの時間から何に精を出しているのか……、小さい片手鍋に材料をぶちこんで簡単プリン作りを開始しました。
作り方は簡単。プリンの素1袋に対して牛乳200mlを入れて混ぜ、沸騰するまで煮るだけ!
――今回私は8つの瓶にプリン液を注ぐため、そんなプリンの箱を2箱購入しました。
パッケージを見た限りでは1箱で4個プリンができるとのこと。裏に記載された作り方を見てちょうどいいサイズの牛乳(450ml)を購入していざ調理開始しよう――というところでとあることに気が付きました。
「箱の中に2袋入っている……?」
裏の説明書きには1袋あたり200ml。単純に計算すれば2袋で400ml。牛乳の余りが50mlに対して残るパッケージは1箱。
つまるところ、8個作ろうと2箱購入した結果、牛乳の量が足りずに4個しかプリンを作ることができなかったのです。
あぁ、何たる失態。パッケージの紛らわしい表記にほんの一瞬だけ憤りを覚えたものの、結局は自分自身の早とちりで予定数のプリンが作れなかったということに打ちひしがれることとなりました。
残りのプリンはまた改めて作ればいい――ポジティブな私はとりあえず今ある分の材料を鍋に入れ、中火にかけて温め始めました。
予定していた量よりも少なくなったとは言え、4つ分のプリンができることは確定しています。
冷たいままの牛乳も400ml入っていることですし、とりあえず沸騰するまでの時間はキッチンのシンクに溜まった食器を洗うこととしました。
溜まったと言っても夕食に使用した僅かばかりの食器を洗う程度。プリン液が温まるまでに洗い終えるのは容易いものです。
既に鍋の中で細かな泡が盛り上がり始めているとはつゆ知らず……私はゆっくりと、ご機嫌に食器を洗い進めていたのでした。
「ジュー!ジュー!」と勢いよく音を立てて吹きこぼれる小鍋。
こぼれた部分から瞬時に焼け焦げ、プリン液は鍋の外側にこびり付きながら真っ黒になっていきました。
慌てて食器洗いの手を止めてコンロの火を止める――が時すでに遅し。鍋を持ち上げると一緒に五徳(コンロの爪部分)もくっついてくる始末。
砂糖が焦げることで鉄すらも接着する力が生まれるんだなぁと感心しながら眺めるも、すぐにそんな余裕はないだろうと我に返り、咄嗟に鍋の側を洗おうとするも激アツで到底さわれない。
水道水で流そうものならば残る貴重なプリン液が薄まってしまう可能性も考えられ、何なら傾けようものならばこぼれてしまう……とりあえず何だか都合の良さそうな形に変わった片手鍋を持ちながら思考を巡らせた結果、とりあえずこの光景も面白いからと写真に収めてSNSに投稿しようという考えに至りました。
――と、その瞬間に鍋の底から五徳が外れ、熱々の鉄塊は勢いよくシンクに置かれた桶の中へ。
鍋を持ち上げた時には底もガチガチに固まっていたのでこんな簡単に外れてしまうものだとは思いもしなかったのですが、まさかこんな熱々の状態で外れてしまうとは……とりあえず五徳が外れた鍋を悠長に持ってはいられないということで急ぎ対応を考えました。
問題は熱々の五徳。水を張っていない桶の中に熱々の鉄が転がり込んだとなると、その熱でプラスチック製の桶が溶けてしまう。
ひとまずは鍋を安全な場所へ置き、急ぎ水道水を出して五徳を冷やすこととしたのでした。
「ジュー……」と音を立てて急激に冷える五徳。
幸い桶が溶けることはありませんでしたが、五徳の表面は焦げ付いたプリン液でガビガビになってしまいました。
とりあえず水に漬け置きしておけばきれいに洗えるだろうと考え、私は残り少なくなったプリン液を瓶容器へと入れる作業へと移りました。
1滴も無駄にしないように小鍋の注ぎ口から慎重に注いでいき……何とか無事に4個の容器へと均等に注ぐことができました。
元々牛乳を多めに入れていたのが幸いしたのか、はたまた瓶容器が然程大きいものではなかったのか……とりあえず準備ができたところでカラメルを注ぎ込み、粗熱を取った上で4つのプリンを冷蔵庫へと入れました。
――2,3時間後、あれほどまでのアクシデントがあったにも関わらずプリン液は無事に冷えて固まり、瓶容器入りの美味しそうな4つのプリンができあがりました。
元はと言えば私が調子に乗って購入した瓶ヨーグルトが事の発端でした。
この瓶容器をどうやって有効活用したらいいか……考えた末にできあがったのが4つの瓶入りプリン。
翌日には全て食べ終え、今はまた食器乾燥棚に逆さになって8つ並んでいます。
私はこの延々と続くループに頭を抱え続けるほかありません。
SNSで大バズリ!ドバイの新感覚チョコレートとは?
美味しいヨーグルトや甘いプリンも結構ですが、最近のSNS界隈ではもっと甘いチョコレートが話題になっているのを皆さんご存知でしょうか?
その名も『ドバイチョコ』。
とあるSNSでの投稿がきっかけに世界的に大バズリし、今やメーカーによっては全く手に入らない代物になっていたりと、非常にレアリティの高いチョコレートです。
気になるその味は海外のチョコレートらしく非常甘いだとか……。
気になるそのお味はともかくとして、SNSのトレンドを追いかけ回して情報を食らいたい愚かな人にとっては一度は食べて自慢したい垂涎もののチョコレート。
実際問題、私もそんなチョコレートを手に入れてブログに書き留め、アクセス数を稼いでやろうという魂胆で今回の記事を考えたわけです。
しかしながら実際問題ネットで調べるとどうにもこうにも手に入らないらしく、中には再現レシピにチャレンジすることで注目を集めている人もいるだとか。
どうせ手に入らないのであれば私もその路線でやってみよう――ということで、今回の記事ではそんなドバイチョコの再現に挑戦し、その結果を体験レポートとして皆さんに紹介したいと思います。
【そもそもドバイチョコとはどんなものなのか?】
ぶっちゃけ私もそこまで詳しいことは知りません。このご時世、インターネットで調べればどれだけでも情報が出てきますし、そんな情報を探した結果、この記事に行き着いた方も多いでしょう。
下衆と皮肉はそんな情報難民の方を無下に扱うほど非情なブログではありません。
ネットサーフィンをした末にこのブログを見つけてくれたのも何かの縁です。
どうせならということで、この解説枠を使って私と一緒にドバイチョコがどういったものか一緒に調べていきましょう。
・まずドバイチョコとはドバイのチョコである。
火を見るより明らか。ドバイのチョコレートメーカーが作っているからドバイチョコだそうです。
ドバイで作っておらず、それでいてチョコレートでもなければ、こんな名前をつける商品というのはジョークグッズ以外にないでしょう。
厳密なところを言えば、『ドバイのチョコレートメーカーが作っていたチョコレートが爆発的に話題になり、それに乗じて様々な国のメーカーが類似品を販売した』というのが経緯でしょうか。
故にそのドバイチョコレートの発端である『Fix Dessert Chocolatier(フィックスデザートショコラティエ)』のドバイチョコは非常に入手困難になっているというお話です。
・ドバイチョコの特徴には『カダイフ』という材料が使われている。
一番の疑問点はここでしょう。まずカダイフとは何か。
調べるとカダイフというものは、なんかトウモロコシの粉を作った乾麺だとかなんとか。
トルコやギリシャを起原とした食材で、揚げたり焼いたりすることで料理やお菓子の食感が楽しくなるだとかなんとか。
今回紹介するドバイチョコにもそんなカダイフがピスタチオペーストと一緒に入れられているというお話です。
【ドバイチョコはどんな味がするのか確かめたい!】
それだけインターネット界隈で騒がれているわけですから、さぞかしドバイチョコというものは美味しいはず。
海外のお菓子ということもあるので日本人の口に合わないという可能性も考えられますが、少なからずとも何かしら面白い結果が得られるものだと私は考え、今回ドバイチョコの味について検証をしてみることと考えました。
しかしながら上述でも説明した通り、このチョコレートはとても希少価値が高く、全く手に入らないとのこと。
インターネットを探せば色々な情報が見られますが、そもそものところどこまで信憑性があるのかすらわからないのが実情です。
――で、あればまずは自らの足で考え、信憑性のある情報を調査してみることとしました。
時間を遡り、世界線は現在の軸から別の軸へ。
行き着いた世界線ではまだ人々は社会というものを確立しておらず、言語というものがない時代を過ごしていました。
私はその世界線で巧みにコミュニケーションを交わし、時に生贄に捧げられながらも命からがら逃げ延びつつ、ドバイチョコの存在を調べてみたのですが、如何せんどこにもそんなものが存在しない。
あわよくばその世界線の人間に「現世界線にはドバイチョコというお菓子が存在する」と伝え、将来的な希望を生み出してやろうかと企んだものでしたが、如何せん生贄に捧げられかけてしまったので、結局何一つとして情報を得ないまま現世界線へと戻る羽目になりました。
ヒントがないまま検証を進めてしまっては確証のない結果に終わってしまう――そう考えつつ、結局何一つとして進展を得られないまま現世界線へと戻った私。
カダイフとは何か。
ピスタチオペーストの用意はできるのか。
上記を収めるチョコレートの側を作り出すことはできるのか。
課題は山積みですが、それでも未知の体験を目標として今回の私はドバイチョコの再現に挑戦をしてみました。
チョコレートはどうにかなります。
バレンタインデー云々だけでなく、これまで生きてきた中で一度も溶かしたチョコレートを型に入れて再形成したことはありませんでしたが、今回のプリン同様、何かしらの代用できっとうまくいくでしょう。
要するに、形が歪であってもカダイフとピスタチオペーストが収まる器が出来上がればそれで良いのです。
ピスタチオペーストもきっとなんとかなるでしょう。
KALDIのようなお店に行けばきっと売ってるでしょうし、何なら以前のピスタチオブームの名残でスーパーやドラッグストアなんかにもパンに塗るクリームとして売っているはずです。きっと容易に手に入るはずでしょう。
他にもゴマペーストだとかも必要だそうですが、きっとこれも何とかなるはずです。
問題はカダイフ。こんなもの日本のどこにも売ってないでしょう。
探せばきっとどこかしらには売ってるはずですが、こんなドマイナーな食材を取り扱う奇特なお店が近場にあるとは早々考えられません。
――で、あれば何かしら似たようなもので代用するほかないはずです。
……何かそうめんに似てない?
生のそうめんを使えばカダイフ特有の食感を再現できるのではないでしょうか?
キッチンのワゴン台に使いかけのそうめんもありますし、ちょうどいいので活用したいと思います。
再現レシピに挑戦する前に食材を調達する必要があったのですが、近場のKALDIに立ち寄ってみたところ、ピスタチオクリームが売ってあるのを見つけました。
ピスタチオクリームは少し大きめの瓶に入ったものでしたが、私はここで手を伸ばす直前にふとあることに気が付きました。
「こんなにピスタチオクリームがたくさんあっても使い切れない」
昨今のピスタチオブームの勢いは目を見張るものがありましたが、実際問題、私自身はそこまでピスタチオ風味のお菓子を好んでおらず、正直手元にあったところで持て余してしまうだけだと考えました。
故に結果としてピスタチオクリームを買うことはせず、ゴマペーストやチョコレートを買う理由もなくなってしまいました。
手元に残ったのはそうめんだけ。とりあえずそうめんを茹でて食べればドバイチョコレートの再現レシピに挑戦したという意気込みだけは伝わるのではないかと思い、後日改めてそうめんを茹でることに決めました。
私は自身の味覚に圧倒的な自負があり、一口食べた時点でその料理やお菓子を完全に再現できるという漫画も読んだことがあります。
とりあえず今回は保険として類似品のドバイチョコレートを入手することができたのでそれを食べて満足するに至りました。
fixのドバイチョコはどこにも売ってないって話でしたが、類似品は結構色んなところに売ってますね。
で、肝心のお味はどんなもんです?美味しいですか?
んー、まぁ・・・甘いですね。
カダイフの食感なんかはどんなもんです?
なんというか・・・パフの入っているチョコ菓子をよりきめ細かくしたみたいな?
なんかわかりやすいような、わかりにくいような・・・よくわからない感想ですね。
カダイフの食感と全体的な甘さを踏まえて言えば・・・駄菓子屋さんで食べたことあるような味ですね。
面白い食感と極端な甘ったるさ。駄菓子っぽい。
物によっては高価らしいですが・・・。
輸入品のお菓子も駄菓子の一言で済まされては立つ瀬がないですね。
まぁ今回は本物を食べたわけではないですからね。
きっと本物はもっと美味しいんだと思いますよ。
ところで、定次さんはそうめんを食べたんです?
えーっと、食べてないそうですね。
類似品のドバイチョコを食べて溜飲が下がったそうです。
わざわざネタのためにそうめんを食べる必要性もなくなったみたいですね。
久しぶりの記事だというのに自分に甘いですねぇ。
チョコレートだけにね。
はっはっは。