合法的に食い逃げをした気分になれるライフハック
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おはよう、皆の衆。定次さんです。
現在時刻は午前10時ちょうど。
昨晩の就寝時刻が遅かったことからか、今ひとつ睡眠不足が拭えない中で冬ならではのゆっくりとした時間の流れる寒い朝を過ごしております。
特にすることもない日曜日の朝――寝起きだからといって特に眠たいというわけでもなく、少しばかり手の込んだ朝食を用意しながら手掛けております、今回の記事でございます。
4枚切りの分厚い食パンの上にスイートチリソースを塗り、その上からシュレッドチーズをこんもり載せる。こぼれない程度に広げたら、薄く斜めにスライスしたウィンナーを隙間なく載せて5分ほどグリルにかける。
パンの耳の縁はサクサクと焼き上がり、肉汁で照ったウィンナーの隙間からはトロトロに溶けたチーズが膨らみます。ゴーダの薄黄とチェダーの橙が混ざった暖色が食欲をそそる"なんちゃってピザトースト"ができあがりました。
シュレッドチーズをふんだんに盛り付けたのでかぶりついた時は要注意。熱々のチーズが溶け落ちるように伸びます。
ボロボロとこぼれるパンの耳に気をつけつつ、ほんのりガーリックの効いた甘辛い味付けを咀嚼しつつ、いつものコーヒーで流し込む――なかなかどうして贅沢な朝食でしょう?
ついでにクリームいっぱいのロールケーキなんかをデザートに用意しちゃって、これもまたアイスコーヒーと一緒に食べるのです。
ご機嫌の中のご機嫌な朝食。
スイーツなんかはお店で買ってくる必要がありそうですが、少しばかり手間暇をかけるだけで有意義な朝の時間が過ごせるでしょう。
休日と言えどもスタートは大事。必ずしも自分で作れと言うわけではありませんが、ゆとりのある朝は近所の喫茶店なんかに足を運んでご機嫌な朝食を取るのも一つかもしれません。
私はこれからもう一眠りするつもりですが、目が覚めたらそんな外食でのライフハックについて紹介をしていきたいと思います。
おやすみなさい。
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人が持つ想像力の可能性
先程は朝方に食べたメニューの内容を事細かにお話しさせていただいたわけですが、ありがたいことに私の拙い文章でも読んでくれている方の食欲に訴求を働きかけることができるようで、つくづく閲覧者の食の誘致のきっかけとして存在意義を実感できておりあます。
――して、人間の想像力というものはなかなかどうして豊かなもので、こうして実際の画像や映像がなくとも、読み取った文言から自身の中の経験則に基づいて情報を組み立てることができます。
実際問題、私が『黄色』と言えば皆さんも脳内で黄色の何かを想像し、私がそこに『食べ物』と情報を付け加えれば皆さんは自分の脳内ストレージにある情報の中から『黄色い食べ物』を頭の中から絞り込み始めます。
大体こういった例文の中で出てくるものは『バナナ』と相場が決まっているものですから、皆さんはここで『バナナ』を優先度の高いフレーズとして念頭に置き始めるわけです。
バナナであったならば味や匂い、触感など経験からわかることですし、凍らせたバナナを打ち付けるなんてシチュエーションも実際には経験したことがなくても察することができるはず。きっと打ち付けた音なんかも容易に想像ができると思います。
しかしここで私がこれまでお伝えしてきた情報全てが誤りだったと撤回し、『東京ドーム』と言えばもうわけわかんない。
とりあえず東京ドームみたいなイメージだけを湧かせることとして、人は脳内の情報を完成させるのです。
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???
皆さんの頭がほぐれてきたところで少しばかり休憩を挟みましょう。
何事にも布石は付きもの。上記のお話もこれから伝える内容のチュートリアルであったとご理解ください。
――こんな状況に陥った時、皆さんはどれを選びますか?
仕事帰りの人や買い出しに来た主婦の方々でごった返す夕方のスーパー。
食材の買い出しに来たはずみでそんなピークタイムに巻き込まれてしまったのが今回の事の始まりとなるのですが、レジの前は案の定会計待ちのお客さんで長蛇の列。その列の長さはレジ前を横切る通路を跨いで棚まで伸びています。
こんな混雑する時間帯だと言うのに開いているレジは3つしかなく、どういうわけかセルフレジもトラブルで使えません。
――現在開いているレジを仮にA,B,Cで分けたとしましょう。
有人レジではそれぞれアルバイトの学生からベテランの風格を持つ店員さんが無心でレジ打ちをしていますが、その客さばきの速さに然程の違いは見られません。
そこでそれぞれの列に並ぶお客さんの様子を見て最も早く会計ができるであろうレジに並ぼうとするわけですが、A,B,Cのどのレジに並ぶのが最も最善且つ、最短となるでしょうか。
A,Bのレジ列はともに同じくらいの長さですが、買い物かごの中身を見ると全体的にAの方が少なく見えます。
しかしAの列には見るからに気難しそうな、小汚い焦げ茶色のジャンパーを着た、白髪まだらな短髪のジジイがレジの方をじっと睨みつけて並んでいるのが見受けられます。
Bについては平均的。少し気に留める点があるとすれば、不用心にも分厚い財布を手に握っている主婦がレジ前に待機していることくらい。
Cのレジ列はA,Bと比べて2人分人数が少ないように見受けられますが、カートに買い物かごを2つ乗せた大物が2組並んでいます。
レジ応援の呼び出しもひっきりなしに鳴っていますが、その他のレジが応援のために開く様子はまるでありません。
様子を窺おうにもその間にもどんどんと列に人は溜まっていくので一刻の猶予もない。
この状況下で最も早く会計を済ませるには一体どうすればいいでしょうか。
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どう思います?この問題。
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別にどこでもいいんじゃないですか?
時間かかるのに変わりないんですし。
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まぁ・・・でも、せっかくですからね。
少しだけでも考えてみましょう。
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・・・。
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じゃあCで。
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お、それはどうしてです?
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Cが一番安牌っぽいじゃないですか。
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確かに。
そう考えると私もCだと思いますね。
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じゃあCで。
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うん、Cで。
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で、正解は?
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・・・どうかしましたか?
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・・・Cが正解なようです。
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それは何故?
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まぁ・・・聞かない方がいいかもしれませんね。
人の想像力に任せるというのがこの話のテーマだと言うことで。
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Cに並んだお客さんですが、この後亜空間の扉が開いて2組ほど吸い込まれてしまいます。
2組が列から外されたということでその分列が進み、他のレジよりも早く会計ができるというのが解答です。
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因みに亜空間に吸い込まれたお客さん達は、亜空間の先にある別のレジで無事会計を済ませ、8分後にはちゃんと現世界へと戻ってきています。
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なお、この亜空間転送による弊害はせいぜいレシートに記載された店名が文字化けしていたくらいで・・・
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この文字化けも解読をしたところで・・・
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一昔前と比べ、今の時代は支払い方法の種類が増えました。
それは普段からのお買い物だけでなく、外食などでも同様。物価高騰とは言いつつも、その手軽さや贅沢感から飲食店はつい利用してしまいます。
お金で買える美味しさ。お金で買える手間暇。外食でしか味わえない雰囲気なんかも嬉しいもので、外食産業はいつの時代も需要はなくなりません。
一時期はコロナの影響によって窮地に立たされた外食産業。
未だ厳しいという声も多く耳にしますが、利用者である側からしたらいつまでも残っていてほしい界隈でもあります。
しかし昨今では利用者のモラルの低下か、一部ではトラブルの種が絶えません。
一昔前の飲食店でのトラブルと言えば店内での喧嘩か、将又無銭飲食か……。実際には私も昔の時代を多く知っているわけではないので一概にまとめることはできませんが、当時はどこかヒューマンドラマのような、人間味が垣間見えるようなトラブルが多かったように思います。
もちろん喧嘩や無銭飲食は犯罪。こういった場でネタにはできても到底その行為自体を肯定することはできません。
こんな話はただテレビドラマの見すぎからくる安易な思想のようですが、そんなヒューマンドラマに憧れて食い逃げをしてみたい――という考えを持つ人も世の中にはきっといるでしょう。
私はそんな犯罪予備軍である可哀想な人々の欲求を救済すべく、今回とあるライフハックを用意しました。
合法的に行うことができる食い逃げ……と言うには少々大仰かもしれませんが、きっと誰かの溜飲を下げることができると私は考えております。
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犯罪にあたらない食い逃げって存在するの?
単刀直入に説明します。実際問題、食い逃げは犯罪です。
せいぜい身内の飲食店で無銭飲食を敢行し、後々に内々で許される程度が関の山でしょう。
テレビドラマなどでよく見る食い逃げの光景はそのバックボーンから許されるといった物が多いですが、あくまで物語の中の話であって、現実では到底許されることではありません。
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■食い逃げをした気分が味わえる行為とは?
今回の本題について、冒頭で私は支払い方法について説明をしました。
これは現代に限られた話ではないですが、外食における支払いのタイミングは大きく2種類あり、注文時点で支払いを行う"前払い制"と、最後に伝票を渡す"後払い制"に分かれています。
昨今では券売機の種類も増えたことにより、前払い制の飲食店も増えてきました。
今回のライフハックはそんな前払い制の飲食店でのみ可能という前提となっています。
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解説の内容を察すれば、今回の話のおおよその全貌は見えてくるでしょう――。
■食い逃げ気分を味わった人間の末路
かつて、別の世界線において券売機制のお店を訪れて飲食をした男が退店時に食い逃げの真似事をしたそうです。
背徳感に苛まれたような表情で料理を貪り、キョロキョロと周りを見回した後、店員が背を向けた瞬間に慌てた様子で店を出たのです。
そのあまりの不審さに思わず店員は声を上げ、男は入口付近にいたサラリーマン風の男にその場で取り押さえられてしまいました。
男は「何もしていない」と声を荒げたのですが、到底その場の空気を覆させることはできず、遂には警察沙汰に。
後に警察がやってきた時に容疑こそ晴れたのですが、「紛らわしい真似をするな」と店からも警察からもこっぴどく叱られる羽目になり、男は二度と食い逃げの真似事をしないと誓ったのでした。
また、別件では男性グループの一人が食い逃げの真似事をしようとしてグループ内で笑いを取ろうとしたところ、仲間内にウケるどころかドン引きされ、帰りの車中で「恥ずかしい真似をするな」と諭されて空気が最悪になったという話もあります。
最初の件と同様に料理を貪るように食べた後、ゆっくりと息を吐きながら箸を置いて「ごちそうさま」とボソッと呟き、飛び出すように店から出ようとしたところを友人達に咎められたそうです。
本人曰く「ツッコんでもらえるかと思った」とのことでしたが、その痛々しい様子はとても見ていられなかったと友人の一人は語っていました。
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このライフハックは本当に有用なのか?
これはあくまでメタ的なものですが、果たして今回のライフハックは本当に有用だったのか――そもそもこのテーマはライフハックと言えるのかという考察をしてみたいと思います。
――否、有用でもないですし、ライフハックでもないと言えるでしょう。
考察するまでもなく、今回のテーマは間違いなく不必要な内容であったと考えられます。
食い逃げをした気分になったところでわだかまりが残るだけですし、仮に進んで罪悪感を求める人がいたところで活用しようと考える人もいないでしょう。何なら馬鹿馬鹿しいの一言で済んでしまう話。
いくら当ブログが参考にならない情報を展開しているブログであるとは言え、そんなマイノリティに歩み寄った内容なんてものは一体どこに需要があるのでしょうか。
そもそものところ、この記事を読んでくれている閲覧者の方々もタイトルを見た上で何を期待してこのライフハックと言えないライフハックを学ぼうとしたのでしょうか?
今回の記事に関しては書けば書くほど見当がつかなくなるばかりです。
先日、別の世界線において今回の記事について理解が及んでいない様子が描かれているといった内容の壁画が発見されました。
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このことから、今回の記事についてはいかに見切り発車であったということがよくわかります。
長々と文章を連ねておいて、結果として出た考えが『無意味』の三文字だけ。
さっさとディスカッションで話をまとめて今回の記事を終わりとしてしまいましょう。
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これ、何か話し合うことありますかね?
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・・・ないんじゃないですかね?
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せめて何かうまいことを言って締められないですかね?
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いやー・・・。
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たくさん食べた後の食い逃げ犯とかけましてー
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下衆と皮肉の記事とときますー
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その心は。
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どちらも便(弁)が多い。
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いやー・・・。
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