2024年ひとまとめ。
おはよう、皆の衆。定次さんです。
今年も色々ありました――。
一言で言えばそれに尽きるのですが、そんな言葉も蓋を開ければ中身のない挨拶であることに変わりはありません。
大晦日の締めの記事――、早々からひねくれた思想を閲覧者の皆さんに押し付けているわけですが、実際問題、私自身この一年は波乱万丈の波の字もない一年だったと考えております。
特別身の回りで大きなことがあった――というわけもなく、ただただダラダラと一年の終わりを惰性で過ごした気がしてならないのです。
しかしながら、ブログ内の記事を読み返すと細かな出来事について思いに耽ることができるわけで、ただ初っ端から「中身のなかった一年」の一言で言い包めるのは少々怠惰が過ぎているのではないかと考えさせられます。
昨年中は随分とブログに執心していました。
何なら今年の最初もブログの指針となるような抱負を掲げたりするなどと、やる気を持っていた気がします……。
しかし実際にはそのやる気に見合った結果を出していたわけでもなく、折り返しを過ぎたところで失意というような感覚を覚えてしまいました……。
アクセス数は次第に減少し、同時に私のモチベーションも下がっていきました……。
暗い暗い面持ちでこの1年の終わりを迎えてしまったのです。
……ただ、それらの考えが実際の私の心を折るような本音であるかどうかというのは否であり、心の奥底ではフツフツと『来年こそは』というリベンジの気持ちを煮えくり返らせてくれました。
2024年は反省の年となったのは確かです。皆さんの支えがあるにも関わらず、応えられなかった恥ずべき年となりました。
明るい気持ちで一年を終えたい――そんな一心でありたいものですが、今年の最後はきっと懺悔室で項垂れながら一年を過ごすべきなのです。
――カウントダウンの瞬間にジャンプをしましょうと、そのジャンプのために準備運動をしましょうと景気の良い文章を書いていた昨年の記事が随分と懐かしく感じられます。
今の私はジャンプしたところで懺悔室の天井をぶち破るだけですし、仮にぶち破ったならばそれを見る神父はただただ驚くばかりでしょう。
しかしながらよくよく考えてみれば、私はキリスト教徒でもないですし、年越しの瞬間を懺悔室で過ごすつもりも毛頭ありません。
懺悔をしたところでアクセスが増えるわけでもないですし、何ならブログの質は上がるどころか下がるでしょう。
何のためにこの一年のまとめ記事で私はボヤきを吐き続けなければならないのか――正直わかりかねるばかりです。
――よろしいか?
2024年がどうであろうと今の私には過ぎた話。
肝心なのは現在であり、未来であり、そして色んな人に読んでもらうためのブログを作り上げるというモチベーションなのです。
今年の10月以降は体調不良を口実に投稿を怠るようになりました。
しかしながら、同時にこれまで文章ばかりで読みにくい内容を少しばかり工夫を凝らすことで読みやすいものへと変えたのです。
2024年が反省の年になったとは言いましたが、反省ありきの成長というのも世の中にはあるものです。
バネの予備動作然り、何事にも反動はあるもの……私自身、2024年がそんな予備動作の一年であったと考えたい。
――とは言え、2025年がバネとして伸びる、飛躍する年になるかどうかと言えばわかりません。
まだまだ予備動作として縮み続けるかもしれませんし、何ならバネに翼が生えて空を飛ぶかもしれません。
バネに翼が生えた生物については別の世界線で"Spring bird"の相性として呼ばれており、春の訪れを報せる縁起の良い虫としてありがたがられている風潮が一部地域で存在するらしいのですが、そもそものところその"Spring bird"自体の存在が公的な機関に認められているわけでもなく、何ならその"Spring bird"の存在を主張する地域が存在しているのかも怪しまれています。
私はそんな"Spring bird"の存在を信じるわけではないですし、そもそも今回の話とは全く関係のない話なので早々に切り離してしまいたいところではあるのですが、もしそんな"Spring bird"が存在していたなら――と考えると、ロマンのある話だとは到底思えず、バネの形をした鳥みたいな虫と考えると非常に気色悪く感じてしまいます。
つまるところ、来年はどうなるかわからないと。
飛躍の年になるかどうかはわからない。故に閲覧者の皆さんはその動向を刮目せよと――そういうお話でございます。
――というわけで、今回も今年一年を振り返るという名目で、各月のベスト記事を独断と偏見でまとめていくという手間のかかる作業を進めていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
【 1月 】
2024年1月に投稿された記事で一番推したいのはこの記事。
一番アクセス数のある人気記事はスパムメールとのやり取りについて書いた【お前は誰だ?】見知らぬあの人から届いた久しぶりのメッセージとなりますが、"別の世界線"という都合の良い世界を使い、妄想論だけで朱肉の味を考える内容が個人的には一番面白かったと思います。
【 2月 】
2024年2月に投稿された記事の中でお気に入りなのはこちらの記事。
2月の記事は何かと筆がよく走っていたのか、カオスな冗長が多かったような印象です。
そして全体的に検証に挑む記事が多く、そのまとめ方も面白い記事が豊富でした。
中でも当該記事は茶番部分がコミカルで、下衆と皮肉特有のテンポを感じる内容となっていました。
何ゆえこの記事が伸びていないのか……今も不思議で仕方がありません。
【 3月 】
体調不良が原因で一時投稿が滞ってしまった月でしたが、そんな3月の記事といえばやはりこれ!
正直なところ本物のクリームソーダとはどんなものかを教えてやろう。という、クリームソーダに対するクレームシリーズの発端となる記事と迷ったところですが、タイトルイラストのクオリティの差で今回の記事がベストとなりました。
この記事もまた冗長が目立つ創作文が主体の記事となりますが、個人的に『とりあえず聞いてみたシリーズ』という様式美が面白いと思っています。
実際にはこの記事よりもクリームソーダの記事のほうが読まれていたりするのですが、まだ読んだことがない人にはぜひじっくりと目を通してもらいたいですね。
【 4月 】
4月に入ると露骨に検索エンジンからの流入を狙ったような商品紹介などの記事が増えるようになりました。
しかしながらPR記事が増えたところで中身がないことに変わりはなく、身も蓋もない内容に結果が伴うことはありませんでした。
アフィリエイト記事頑張るぞ!と意気込んだところで収益に繋げれなければ何の意味もない……そんな記事が多い4月でしたが、中でも今回の記事には特に力が入っていたように思います。
イラストに力が入れば文章にも力を入れたくなるのは当然のこと……しかし現実には実を結ぶにまで至らなかったのが残念で仕方がありません。
【 5月 】
5月も変わらず検索結果を意識したタイトルが増えましたが、相変わらず結果が伴うことはあまりありませんでした。
一応、一番おいしいイカソーメンはどれだ!?コンビニで売られるイカソーメン食べ比べ!が比較的検索されやすい記事となったのですが、私自身本命と思える記事は全く別で、当該記事がベストであると考えました。
もし〜という、妄想を膨らませやすい題材で話を展開していく……これぞ下衆と皮肉の記事です。
それに何より、タイトルイラストの出来が良いので。はい。
【 6月 】
6月は身勝手な都合から月の半分から投稿をお休みすることとなりました。
よって他の月と比べて記事数も少なく、内容自体も然程目を見張るものも多くありませんでした。
しかし中でも当該記事についてはそれなりに読み応えがあり、文章自体に質量があると言いますか、情報量が詰まった内容が良かったんじゃないかと思います。
何よりも私が一番推す商品のPRもしてますからね。6月の記事はこれがベストです。
【 7月 】
7月はこれまでと違い、何だか個性的な記事が多かったです。
商品などの対するPRなどではなく、実際にあった出来事をもとにした日記のような記事が面白かった印象です。
中でも後日向かうキャンプの内容を予め日記としてしたためた【未来キャンプ】や、誤って送られてきたかもしれないメールへの返答を書いたジョーさんへ、タイトルのインパクトが全てなスイカを喰らうサトゥルヌスが読んでいて面白かったです。
ただ、今回は4コマの記事が一番推したい記事となりましたね。普段から読んでいる文章からは生み出すことのできないシュールレアリスムが味わえました。
【 8月 】
8月もなかなか粒ぞろい。選ぶのが難しかったですが、総合的に見て今回の記事となりました。
8月の記事の中では【検証してみ】水だけでお腹を満たすことはできるのか?が比較的読まれている傾向にあるのですが、寝苦しい夜とはもうオサラバ!熱帯夜を快適に過ごすとっておきのアイデアとは?の全体的に散らかっている内容はぜひとも色んな人に読んでもらいたいところです。
本物のクリームソーダとはこれだ!もクリームソーダ熱弁リンクの最終回ということから読みたい記事の一つですね。
【 9月 】
下衆と皮肉のキャラクターである女の子たちも揃うようになり、タイトルイラストにもより力が入るようになった月が9月です。
イラストに力が入ると文章にも〜という話を先述でしましたが、狂ってきたのはこの辺りからでしょうか。
イラストに重きを置くようになってからイラストだけで力尽きるようになることが増えました。
それでも面白い内容のものはあるもので、9月中はイラスト、内容ともにお気に入りな記事も多い印象です。
中でも当該記事は内容が無茶苦茶過ぎる故に面白く、理解しようとする脳みそにどこか快感を覚える異質なものとなりました。
【 10月 】
いよいよ問題の10月――とは思いましたが、以外にも印象に残る記事が見つかりました。
いたいのとんでけ同好会も印象的でしたが、当該記事についてはページトップのオススメ記事に常駐するくらいの人気記事。
10月の記事一覧を開くのが少し怖かったですが、この記事があったことで安堵ができました。
【 11月 】
先月まで来ると随分と記憶に新しいものとなりますが、よくよく見れば11月の投稿も非常にまばら。
記事の内容に差し込み画像が増えることで文章ばかりの圧迫感が減ったのは良いですが、いかんせん1つ1つの手間がかかる。
結果として面白いものが出来上がったとしても、もう少し量が増やせていけたらと思える11月でした。
それにしてもブームが過ぎてしまったのか、この記事は意外にも全然伸びません。やはり色んな人に見てもらうにはトレンドを先取りする以外ないのかもしれませんね。
【 12月 】
今月の話になると全く最近のことで、記憶に新しいからか、逆に絞るのが難しかったです。
しかしそれでも優劣をつけることはできるもので、結果として当該記事がベストであると決定しました。
差し込み画像が増えてより見栄えが良くなった最近の記事の形式――、どうしようもない参考画像がまたいい味を出すのですが、やはり一番の課題は締めの部分。
何かと適当に済ませるケースが多いですが、勢いに任せた爆発オチも良いんじゃないかと思える記事でした。
以上で今年の記事は最後となります。
まとめに関してはあくまで投稿者である私の主観的な意見となるので、人によっては他に印象的な記事があったと思います。
最近では不定期投稿となり、投稿頻度が減ってしまっていますが、全体で見れば記事の数は1000以上あります。
暇な時や気が向いた時にでも過去の記事を読み返したり、今の記事と見比べていただけると幸いです。
長々とした紹介となりましたが、今年も一年下衆と皮肉をご愛読いただきありがとうございました。
来年もまた、飛躍する可能性が考えられるであろう下衆と皮肉をどうぞよろしくお願いいたします。