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ちょっとしたダイアリー『足繁く映画を観る日』

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ちょっとしたDiary.

おはよう、皆の衆。定次さんです。

毎週のようにテレビで放映される映画を楽しみにして過ごしていた子供の頃。

私自身、映画の鑑賞頻度や量は人並みですが、そんな映画を観るという趣も、やがて齢を重ねる毎にDVDやブルーレイを借りて観るようになり、そしてその形はサブスクで配信されるものへと変わり、いつしか劇場にまで足を運んでまで観るようになりました。

映画を趣味にしている人から見れば私の映画に対する意識は大したものではないかもしれませんが、ようやくこの歳になって劇場で鑑賞する映画の素晴らしさに気付けたことに喜びを感じております。

 

私の地元はとても田舎で、その地域内には映画館と呼べる施設なんてものはなかったのですが、時折役場に隣接した多目的ホールで最新の劇場アニメの上映が行われることがありました。

ポストに入ってくる、紫色のインクで印字された上映スケジュールのチラシ。そのチラシについた入場チケットを切り取り、入場料の1,000円とグッズ購入用のお金を親にせびって友達と落ち合い、並べられたパイプ椅子に座って当時の劇場アニメを観たのをよく覚えています。

 

今やそれも大人になり、気になる映画があれば映画館や劇場で観るようになりました。

内容は追々サブスクなどで配信されるものと何ら変わりはないですし、料金も安くはありません。

しかしそんなお金を支払ってでも味わう臨場感は、映画館で観る人だけの特権であると思います。

 

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――して、先日私は嫁さんと2人で出かけ、とある映画を観るために少しばかりマイナーな場所にある映画館へと足を運びました。

その映画館は町中にひっそりと佇む小さな劇場。

本来であればもっと大きく、アクセスの良いところが良かったのですが、どうやら観たい映画はこの近辺ではこの劇場でしかやっていないとのことで、今回初めてこの建物に入場しました。

 

建物の中にはいくつも上映作のポスターが飾られていたのですが、どれもあまりメジャーどころ――と言いますか、大衆的にはあまり目にしたことのないような作品が多く、B級映画――と言うわけでもないですが、自分たちがこれまで観てきた映画の世界の水面下にあるような、少しアングラな新しい世界を覗くことができた感覚がし、見聞が大きく広がりました。

 

――これまで画面の向こうでしか見たことのないような世界。

場内に入ると真っ赤な席が並び、その席が向ける視線の先もただスクリーンが置かれているだけではなく、キャストが舞台挨拶を行うことができるようなステージになっており、また、その頭上にアーチ型の幕が並ぶという光景も初めて見ることができました。

 

何てことのない平凡な舞台劇場……水面下の下で暮らす人にとっては普通の光景かもしれませんが、それら全てが新鮮に感じ、刺激となったことに私はひどく感激をしました。

 

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照明が落ちてやがて始まった映画上映。

今回観た作品は、私にしては珍しく、ジャパニーズホラー。

ジャンプスケアだとか、大きな音のない、じっとりとした恐怖が延々と味わえる作品でした。

 

これまで私はホラー映画という存在が苦手で、観る機会があったとしてもなるべく避けて通ってきたのですが、ただ今回はそんなジャパニーズホラーを臨場感ある劇場で観たいという気まぐれが前に出て、それによって新感覚を得たいという興味本位が映画を観る経緯となりました。

 

実際、劇場で観た映画はとても良かった。

100点満点として点数を出すのであれば――決して満点を出すほどの内容ではなかったですが、その映画を観た後に得た満足度というのは十二分なものでした。

映画館を出て、嫁さんと2人で感想を共有した時間がすごく楽しかった――誰かとレビューを交換しあえる時間がとても有意義に感じられる良い映画を観たと思います。

 

――因みに余談ではありますが、その帰りの足で別の映画館に行き、別のとあるアニメ映画も鑑賞しました。

映画館のハシゴ……本来ならばそんな贅沢は到底できたものではないのですが、何しろ観たい映画がもう一つあったから仕方がない。

2人して大人数が浮かぶ水面上へ出て、キャッチーながらも少しスポット向けの賑やかな映画を観て、その日の映画鑑賞を終えたのでした。

 

楽しい映画の時間でした。

良い時間を過ごさせてもらった――そう感じた一日でした。