【AI絵画】第112回:人工知能が描く日記タイトルの世界


おはよう、皆の衆。
アートテラーの定次さんです。
人工知能の進化が著しい現代、巷では人工知能を活用してイラストを生成するツールが流行っている様子。
そんな流行に当ブログも便乗し、今宵も皆さんをよくわからない世界へと連れ出してさしあげます。
ルールは簡単。当ブログ『下衆と皮肉』に投稿された記事のタイトルをAIに読み込ませ、出力したイラストを元のタイトルと比較するだけ。
今回の人工知能は一体どんなカオスなイラストを我々にお披露目してくれるのでしょうか?

2021年の11月7日に投稿されたアイキャッチイラストです。
ユーモアのあるイラストとして描かれていますが、タイトルとの相互関係はあまりわかりません。
このイラストを描くに至っての着眼点は我ながら見事であるとは思われますが、少々捻りすぎているような気がします。
タイトルイラストとしては申し分ないですが…・・・・もう少しわかりやすい、素直な表現で描いても良かったと改めて思います。


まさにタイトルの通りの画像が生成されました。
いかにも面倒な髪の毛の表現。アイキャッチとして使用するには少々インパクトが強すぎるような感じがありますが、昨今のチープな広告に運用されていてもおかしくない出来となりました。
タイトルイラストに使用できるかどうかというのは論点にないですが、十分に使用できるほどわかりやすい画像が生成されたと思います。

2021年の11月8日に投稿されたアイキャッチイラストです。
コミカルで、それでいて動きや情景が伝わってくるイラストですね。
イラストとしてのクオリティは評価に値するほどだと思いますが、タイトルの内容に沿ったイラストであるかどうかと言われたら、若干の相違があるように感じます。
牛肉を食べたという内容であればもう少し牛肉にフォーカスを当てるべきだったと……そう思います。


やはり牛肉と言えば赤みが残るレアなんでしょうね。
色の度合いも、付け合わせのクオリティもまさに『牛肉を食べた』という表現にふさわしい。
ただ、あまりにも表現が率直すぎて、もうちょっとひねり欲しかったように感じます。
タイトルの内容に合わせるのであればもっと美味しそうに見せるべき。
これでは毎晩の献立をアップしているだけの趣味日記ブログのクオリティと大差ないです。

私が描くイラストに対し、AIはそれを上回るほどの画像を生成するようになってきた気がします。
方向性や着眼点こそ違うものの、細かな部分の粗が減ってきたことで随分と見ることができるレベルの画像に進化してきたと思います。
このままAIに抜かれていく未来は想像したくないですが……次回がどうなるか乞うご期待です。