【シーズン2】AIタッグノベル!!:第5話
“AIタッグノベル!!“ルール説明
概要:当企画はWebサービス『AIのべりすと』を使用したオリジナル小説制作企画です。
ルール:下衆と皮肉管理人である定次さんから文章をスタートし、AIと交互に小説の内容を作り上げていきます。
1.無料会員なため最低限のサービスからのスタート(評判なら今後アップグレードもあるかも?)
2.AI設定はナラティブ、スタイルはクリエイティブ設定(条件次第では変更の可能性あり)
3.ストーリー自体に重きはおかず、話の進行は全て成り行きのみ
4.ストーリーの進行上、無理だと思われる部分は修正が加えられ、加筆修正部分は別色で表示
5.当企画にのみコメント許可(コメントの内容次第では設定条件に加えられる可能性も)
6.真面目に話を作り上げるだけでは面白みに欠けるため、不定期で定次さん陣営にぶち壊し役が出現
7.解釈の難しい部分などにはジャッジが補足追加
8.10話ごとで区切り、その時点でまとめた内容を公開
※ルールは随時更新予定
「君なら世界を変えられるかもしれない。この腐ってしまった世界を救えるかもしれない。」
呆気に取られている俺をよそに彼は熱く語り始めた。
「この国はダメになってしまった。もうじき滅んでしまうだろう。だから私は救世主を探さなければならないと考えたんだ。そしてようやく見つけた。それが君だよ。」
そう言っておじいさんは右手を胸の前に出し手を広げて見せた。
掌にはいつの間にか銀色に光る小さな箱が置かれていた。大きさにしてタバコ1つ分程度の大きさだろうか。
それは見る限りなんの変哲もないただの箱だ。
「これはこの地域に纏わる呪物でね。本当は公然に出してはいけないんだ」
気がつくと手を伸ばそうとしていた。その瞬間、遮るようにおじいさんは血相を変えて俺の手を勢いよくはたき落とした。
「安易に手を伸ばすんじゃない!これが何なのかわかっているのか!」
さっきまでにこやかだった表情はまたたく間に鬼の形相へと変わり、おじいさんは掌に置かれた何の変哲もない箱を自身の背後へとさっと隠した。そしてブツブツと小言を唱えながらそそくさと部屋から出ていってしまった。
――結局、あの箱の正体は何だったのだろうか。
それから程なくして家に帰ることができたが、俺の中にはモヤがかかったような違和感だけが残っていた。あれだけ叱られたはずなのに全くといっていいほど心に響かなかったのだ。しかしそれとは裏腹に妙な使命感がふつふつと込み上げてきた。
――俺がこの国のヒーローになるのだ。
そう思った時には既に行動を起こしていた。
翌日、俺は学校へ行かず町を駆け回った。
まず向かった先は交番だ。そこにいた警察官は突然現れた中学生に対して少し驚いたようだったがすぐに優しい笑みを浮かべてくれた。
膝を折って目線を合わせて話を伺おうとする警察官を前に中学生は微笑み返すようにニコニコとしている。
後ろ手を組み、尚も視線を持ち上げて微笑む中学生に警察官は首を傾げる……その直後だった。
「あっ」
俺が声を上げた瞬間、既に警察官はその場にうずくまった。その首からはおびただしい量の血が流れ、先程まで優しい笑みを浮かべていた警察官は溺れるような声を漏らし、じきに倒れて動かなくなってしまった。
中学生は未だ温かいであろう鮮血が滴る刃物らしきものをだらりとぶらさげながら、その場に倒れた大人を見下ろす。その顔は変わらずにこにことしていて、何を考えているのか到底見当もつかない。
やがてゆっくりと動き出したと思えば、既に冷たくなってしまったであろう警察官にまたがり、その手に持つ刃物を強く握って大きく振りかぶった。そこで俺は逃げ出してしまった。
自分のやった罪悪感に耐えきれなくなって逃げ出さずにはいられなかった。走りながらも心の中では何度も謝罪を繰り返しながら俺は走った。息が上がる頃には俺は自宅近くの路地裏で力尽きるようにして倒れ込んでいた。そのまましばらく横になっていると誰かの話し声のような音が耳元で小さく聞こえてくる。聞き間違いではないようだ。音は徐々に大きくなるにつれて人の叫び声のような、何かの断末魔のような悲鳴のような、とても恐ろしいものが混ざってくるのがわかった。
嫌でも耳に入ってくる悲痛の叫びを聞きたくないと思い、両の手で必死に蓋をするがどうにも隙間を縫って漏れ出てくる。
「よっしゃ!キックベースしようぜ!」
今作は前作よりもAIを酷使しているような気がします。
それ故に食い違いも頻発していますが、ひとまず今回で折り返し。
第10話にはどんなふうに話がまとまるのか期待です。
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