【空想カオスツール】溶けるタイプのレトルトパウチ
おはよう、皆の衆。定次さんです。
最近の私は妙にカレーライスにハマっているフシがありまして。
休日の昼食と言えばカレー。夕食も材料や予算に都合がつけばカレー。挙句の果てには味付けすらもカレー風味で済ませてしまおうというくらいにカレーで満足している生活を過ごしております。
実際問題、カレーというのはみんなが好きな料理の代表格。
私とて凡庸。例に漏れることはなく、カレーが好きであることは否定しません。
しかしながら一つ誤解していただきたくないのが、あくまでカレーが好きであって、カレー風味のものが好きだというわけではないということ。
冒頭では何かにつけてカレーで済ませるとお話しましたが、料理の味付けがカレー風味になってしまったのはたまたまの出来事。
賞味期限が怪しいカレー粉が余っていたのでカレー風味の料理を作っただけに過ぎません。
決してカレー風味の何かが嫌いだということはありませんが、私が好きなのはあくまでトロッとしたカレールウ。その点だけ理解した上で今回の内容を読み進めていただけると幸いでございます。
誰しもが好きな料理、カレーライス。
万人が好きなその味はカレー味というジャンルを生み出してしまうくらい人気があります。
今や亜種に亜種が重なり元来のカレーの原型を留めないほどになりましたが、結局一番好かれるのはオーソドックスなカレーライス。
カレールウにも様々あり、一体どこからどこまでがカレーなのかと疑問を呈してしまいがちですが、何だかんだで最も手軽に親しまれているのはレトルトカレーでしょう。
鍋にお湯をため、沸騰した中に入れて数分待てばOK。最近ではレンジでチンするだけで出来上がるものも増えています。
ルウが温まったあとはホカホカのご飯の上にトロっとかければできあがり。何とも簡単で便利な時代になったものです。
――とは言え、レトルトカレーの歴史は意外と古いもの。
便利な時代になったという言葉は随分と昔から人々の技術が発展する度に絶えず囁かれていた言葉だと思います。
しかしながらそんなレトルトパウチ自体、意外と進化していないように思われがち。
実際問題、とてつもなく進化しているわけではありますが、やはり粗を探そうと思えば色々と見つかるもの。
例えば開封時に中身が跳ねるだとか、中身を綺麗に出せないだとか……課題はまだまだ山積みです。
そんなレトルトパウチを使用するにあたっての面倒な手間を省くべく、今回私はとある画期的な仕組みを考えさせていただきました。
そんなわけで今回考案されたのがこんな感じでして。
テッテレテーッテッテー!!
“溶けるタイプのレトルトパウチ"!!
なぁにこれ。
熱を加えると溶けるレトルトパウチです。
ダメじゃん。
開発当初は溶けることで有害物質が混ざっていましたが、現在は人体に無害な成分のみでできています。
へぇー、デンプンでできた爪楊枝みたいな感じ?
まぁそんな感じです。
人体に無害ですし、無味無臭なので内容物にも影響を及ぼしません。
すごいじゃん。
何なら溶け出すことで栄養分や味を加えられるタイプも開発中です。
汎用性があっていいですね。
今回試作品を用意したのでぜひ試してもらいたく。
内容物は定番のカレールウとなっています。
どれどれ・・・。
うっわ、まっず!!
なんかすっごい水っぽくないですか?
このレトルトパウチですが、溶けてしまう以上、お湯に混ざってしまうんですよね。
お湯に溶けることを考えたらもっと味付けを濃くしても良いかもしれませんね。
それならもう固形調味料でいいのでは・・・?
それもそうですね。
わっはっは。