【父の日】送り主不明の荷物にご用心
おはよう、皆の衆。定次さんです。
現在時刻は22時を回ったところ。
夕食を食べた後に爆上がりする血糖値に身を委ね、ついついうたた寝をしてしまってからの寝起きの状態で手掛けております、今回の記事でございます。
今ひとつ頭が回らない中で時計を気にしながら必死になってキーボードを叩いている現在ですが、投稿期限におけるピンチもさることながら、今日という日はお腹の具合の悪さに一層の危機感を抱いております。
大便のためにトイレに籠もるのは致し方のない話として、高頻度で高い温度を帯びた放屁が漏れ出ているのは傍からしてもお聞き苦しく、臭いものであると思われます。
夏の時期、気温の変動が激しい頃ということもあり、ついお腹を冷やしてしまうという方も多いかとは思われますが――、本日の私は全くそういったことが原因で腹を下しているわけでもなく、朝方にとあるものを食べてしまったことが原因として今を苦しんで過ごしております。
――最近の私は妙に健康に気を遣うようになりました。
カルシウムを摂取するために煮干しを毎日食べるようになりましたし、豆乳も毎日飲んでいます。
食後にはきちんとエビオス錠も欠かさず飲んでいますし、運動もできる限りしようと心がけています。
あとは血圧を気にしてオリーブオイルと酢を混ぜた液体に漬け込んだプチトマトも毎日食べるようになりました。
トマトを食べることは良いことだ!
お陰様で以前と比べて体の調子が良いように感じられるようになりましたが、そんな最中で今朝方はとあるものを食べてしまいました。
――それはニンニク。
滋養強壮の代名詞と言われるほど栄養価の高い野菜ですが、あまりに我が強すぎるため、食べ過ぎると逆に腸内環境を滅ぼしてしまうなんてことがあったりします。
先ほどお話しした中にプチトマトのオリーブオイル漬けが出てきたかと思われますが、トマトを漬け込んだ液体の中には風味付けのためにスライスした生にんにくを1片分入れておりました。
今回、丁度食べきるということでそのスライスしたニンニクごと食パンに塗り込み、フライパンで火にかけたものを朝食として食べたのですが、朝の忙しい時間帯、少しばかり厚めにスライスしたニンニクはなかなか火が通るものではなく……。
あとはお察しの通りです。生焼け状態のニンニクを慌てて食べてしまったものですから、消化が終わる昼過ぎ辺りには腸内に地獄のようなガス部屋が出来上がってしまったのです。
職場のトイレに駆け込み、なるべく周りに音が聞こえないようにピタピタと柔らかな便を放り出す私。
2度に渡る訪便(トイレに足を運ぶこと)を経て急な便意を解消することができたのですが、問題は便を放り出した後の空間です。
人間、自分自身の臭いには気付きにくいものだと言われますが、それを加味してもえげつなく臭うと感じられる糞便。
まるでバルサンでも炊くかののようにトイレ一帯に消臭スプレーを撒き散らしたのは言うまでもありません。
世間ではよく格差社会を救う謳い文句として『今も貧困に苦しむ子どもたちがいます』と言われていますが、現在の私も『腹痛によって苦しんでいます』と謳っています。
どうか助けてください、どうか理解してください――とまでは言いませんが、閲覧者の皆さんは私が放つ屁の熱と臭いを感じながら、私という存在を感じてみてください。
随分と前置きが長くなりましたが、いつまでも私の放屁に耳を傾けている暇はありません。
トイレ休憩の時間も含めて、気付けば時刻は23時を過ぎております。
早いところ本題に入り、今日一日の締め括りとしてしまいましょう。
事件が起きたのは先月の父の日のこと。
できれば早いところ話のネタにしたかったのですが、丁度スランプが重なってしまい、言葉としてまとめることができなかったため、今ここで改めてお話しさせていただきたいと思います。
――元々私は親に何かしらのプレゼントを贈るといったことをしない甲斐性のない子どもでした。
社会人となって自力で収入を得るようになってからもその偏屈な姿勢は変わることはなく、今回贈った父の日のプレゼントもどういう風の吹き回しかと思えるくらいの気紛れな行動でした。
しかし実際に問題となったのはそんな気紛れな行動ではなく、サプライズという建前で何の事前連絡もなしに郵便で送りつけたことでした。
遠く離れた実家の父は最近どうやら新車を購入したらしく、SNSにはその車の写真をアップするだけの別アカウントを作るくらい浮かれていました。
私は以前よりフォロー外から密かにその動向を覗いており、今回の父の日のプレゼントについても車に関係した何かを贈りつければ喜んでもらえるだろうという魂胆で、気の向くままにネットから良さげなものを購入して実家へと送りつけました。
注文した商品自体にはギフトラッピングといったオプションはついておらず、飾りっ気のない包装の荷物が届くようになっていたのですが、それでもやはり手に取った時点でプレセントと察してもらえるものだろうと高を括り、私は荷物が到着するのを密かに楽しみに待っていました。
そして父の日――の前日。
少し予定より早い到着となりましたが、昼を過ぎた辺りで私のスマホに配達完了の通知が届きました。
実家の誰かが受け取っただろうと、そしてじきに感謝の連絡がくるだろうとワクワクしながらその日の午後を過ごしていたのですが――……どれだけ待てど何の音沙汰もありません。
もしかしたら父は外出していてまだ帰宅していない?
もしかしたら受け取った誰かが中身を察して明日まで父に荷物を渡さないでいる?
そもそも間違ったところに届いてしまっている?
家族ぐるみで私のことを無視しようとしている?
色々な思考や不安が過ぎりますが、結局居ても立ってもいられなくなり、その日の晩、私は直接親に電話をして確かめたのでした。
父の日にプレゼントを贈るのは良いことですが、結局定次さんの考えの根底からはどことない承認欲求が伝わってきますね。
喜んでもらうというのも一つかとは思われますが、サプライズに成功したという「してやったり」が欲しいんでしょうね。
で、今回そんな「してやったり」が通じず、結局自分から種明かしに走ったとのことですが、実際に蓋を開けると思わぬ展開が待ち受けていたようです。
ほう、それは一体どんな?
定次さんが言うには、送り主の名前が記載されていなかったと。
おまけに宛先が母親の名前だったので"身に覚えのない荷物"として扱われていたそうです。
どうして母親宛に送ったんでしょうかね?
Amazonには実家の情報を母親宛で登録しているからだそうです。
登録内容の変更の手間を省いたから起きたという・・・まぁ自業自得ですね。
実家側もどことなく父の日のプレゼントだと察せられなかったんでしょうかね?
多分そうだろうと察していたようですが、少しでも危険な可能性がある以上、下手に手が出せなかったようです。
不審な荷物としてカスタマーサービスにまで連絡をしたそうですよ。
ま、懸命な判断であると言えますね。
結論をいえば、定次さんの日頃の行いが裏目に出たと。
そういうことでしょうね。
因みに余談ではありますが、実家の他に義理の父宛にもプレゼントを贈ったそうです。
融通が利くじゃないですか。
実家の騒動の直後に慌てて連絡を取ったそうですが、こちらは問題なかったようです。
結果、どちらもサプライズに失敗したわけですね。
残念すぎる。
まぁ何にせよ身に覚えのない荷物による詐欺が横行しているのは確かな話。
父の日然り、記念日のプレゼントに合わせて送られてくる事例も少なくはありません。
気をつけたいものですね。
というわけで、今回の定次さんみたいにならないよう、良好な親子関係を築く練習でもしておきましょう。
では私が父親役をやりますね。
おい、キャッチボールやるぞ。
・・・どうした?何を黙ってる?
いやぁ、何か想像していた父親像とかけ離れているので、何と言うかのめりこめなくて。
もっと無愛想な感じ?
いや、内面じゃなくて、外見的な話で。
やっぱやめときましょうか。
クソガキが。