【休日のお昼ご飯】ダムカレーを作ってルウの食べ比べをしよう!
おはよう、皆の衆。定次さんです。
休日だというのに何故だか今日はお腹の調子がよろしくない。
今朝方に食べたものと言えば、マグカップで簡単に作れるミニラーメンを2袋くらい。
キッチンの脇に置いてあるワゴン台の下にずっと放置されていたミニラーメンで、以前からずっと「早いところ消費しなきゃ」と考えていた代物でしたが、今日になってようやく食べきることができました。
賞味期限は2023年10月と刻印されていたでしょうか。
そのまま齧ってみた感想は妙にしょっぱくて湿気っている感じ。
しかしそれでもあくまで切れているのは賞味期限。口の中にさえ入ってしまえば問題ないだろうとフライパンで沸かしたお湯の中にぶち込んだ後、麺だけを別皿に分けてオリーブオイルとチューブにんにくで和えて食べました。
味は麺だけを取り出して食べていたこともあり、薄味。そのまま食べた際に感じた湿気った食感も茹でてしまえば気になりません。
即席のパスタと捉えて朝食ならぬブランチとして美味しく……とまでは言えませんでしたが、特に嫌悪もなく食べきりました。
――しかしここで問題に上がるのが残った汁。
普段からもったいない精神を強く抱いている私は、食事中のみならず、調理過程でも出てしまった出汁や食材もどうにかして消費できないかと考えてしまいがち……。
今回はフライパンでミニラーメンを茹でたこともあり、麺を取り出した後のフライパンにはチキンベースのスープがそれなりに残ってしまいました。
私はこのスープをそのまま捨てるのも勿体ないと思い、何とか活用する手立てはないかと考えたところ……ちょうど目の前の食器乾燥ラックに置かれていた深めの皿を見つけ、その器の中へとなみなみと注ぎ込みました。
忽ち全体がアツアツになる深皿。もしこれが直接私の手のひらに注がれていたならば間違いなく火傷をしていたでしょう。
――空の器へと注ぎ直したところでどうする?
私はアツアツの器を慎重に持ち上げ、フーフーと息を吹きかけるやいなや自身の口へと運び、グビグビと飲み干し始めました。
賞味期限は昨年の10月とありましたが、ミニラーメンから染み出したスープは賞味期限が切れたものとはまるで感じさせないくらいに普通の味をしていました。
覚えた違和感を強いて挙げるとすれば、せいぜい味が薄かったくらい。
しかしこれは茹でた際に使用した湯量が多すぎただけであって、賞味期限とは何の関わりがないと思われます。
途中、息継ぎのために皿から口を離し、その際に焼肉のタレを継ぎ足して味を濃くしようと試みました。
焼肉のタレの容器の注ぎ口が思ったよりも広く、必要以上に多く入れすぎてしまったのは内緒です。
焼肉のタレとチキンコンソメの味が合うという確証もなく、結果として然程味に改善がみられずに、只々体に悪いであろうスープをグビグビと飲み干したのは失敗だったと今更ながら思います。
――以降、現在に至るまで、私はお腹を下しております。
最早食物の原型すら留めていない液状の糞便をシャーシャーと放り出しつつ、この記事を書き進めているのですが、人間の体というものは存外にも丈夫。いずれは回復するでしょう。
私個人の健康状態の報告という前置きはこの辺りにしておき、そろそろカレーについてのお話をしていきましょう。
最近の私はどういうわけかカレーを食べることがマイブームとなっております。
以前にもカレーについての記事を書いていましたが、やはりカレーという料理は『誰もが好きな料理』の代表格を担うだけあって、いつ食べても美味しいと感じられます。
しかしながらカレーというのは一度鍋で作ってしまうと消費しきるまでにある程度の期間を要します。
私自身は連日連食カレーが続くなんてことがあっても全く気に留めないのですが、一般的にはカレーが続けばマンネリしてしまうのが妥当。多少なりのアレンジを加えることでマンネリ化を防ぐケースが多かったりするものです。
それでもやはりカレーという料理はどんなアレンジにも幅を利かせられるのが魅力の一つでもあります。
味変をはじめ、カレーうどんやコロッケといったベースに使用したり、調味料にも使えたりもします。
カレーライスとしての形を変えるだけでもその楽しみ方は無限大に広げられ、同じカレーライスでも盛り方一つで全く違う表情を見せることができるのです。
今回私はそんな変わった盛り方の中でも『ダムカレー』というものに挑戦しました。
ダムカレーとは文字通りダムをモチーフにしたもので、カレールウを水に見立て、ご飯のダムでせき止める盛り付け方です。
本来であれば本当にダムのような形に整える必要があるのですが、今回はあくまでコンセプト。
先日スーパーで購入した2種類のルウを味わうために皿の真ん中をご飯で隔てて、両端に別々のルウを流し込むようにしました。
2種類のルウを楽しめるよう両端からご飯を崩しながら食べていく……想像するだけでも素敵なビジュアルではないでしょうか?
定次さんが言うように、カレーというものは本当にいつ食べても美味しいですね。
そうですね。
最近でも特にマイブームなのは4袋入1セットになっている安っぽいレトルトカレーだそうですよ。
馬鹿舌って感じがしますね。
カレーは基本的に味が濃いですからね。
何でも良いんでしょう。
まぁしかしは安物でも十分に美味しかったりするのは確か。
馬鹿舌とは言いましたが、案外侮れないかもしれません。
メーカーによって味も全然違いますからね。
値段が高ければ美味しいということも一概には言えないでしょう。
ダムカレーで味を分けて食べ比べをするのはカレーを楽しむ醍醐味の一つとも言えるかもしれません。
ならばぜひ我々もダムカレーを試してみましょう。
折角ですので今回定次さんが作ったダムカレーを忠実に再現してみましょうか。
まずは皿の真ん中に1合ほどのご飯を盛って、両端を隔てるように広げていくわけですね。
この雑具合はダムと言うよりも土嚢に近いですね。
両端に一定のスペースを作ったら、それぞれに湯煎したレトルトカレーを流し込んでいく・・・と。
そんな難しいもんでもなかったですね。
所詮は人のやることですから。
あら?これ皿が小さかったからなのか、端っこが決壊しちゃってますね。
折角盛り付けたカレールウが決壊したところから混ざってきてますよ。
ダムとしては理にかなっているのでは?
結局2種類のルウを混ぜただけの単なるカレーになってしまいましたね。
食べ比べができないほどではないですが・・・非常に残念な結果になりましたね。
ダムカレーを作るときはしっかりとルウをせき止める形状に整えるべきでしたね。
ダメカレーってか。