【AI絵画】第79回:人工知能が描く日記タイトルの世界
おはよう、皆の衆。
アートテラーの定次さんです。
人工知能の進化が著しい現代、巷では人工知能を活用してイラストを生成するツールが流行っている様子。
そんな流行に当ブログも便乗し、今宵も皆さんをよくわからない世界へと連れ出してさしあげます。
ルールは簡単。当ブログ『下衆と皮肉』に投稿された記事のタイトルをAIに読み込ませ、出力したイラストを元のタイトルと比較するだけ。
今回の人工知能は一体どんなカオスなイラストを我々にお披露目してくれるのでしょうか?
2021年の9月2日に投稿されたアイキャッチイラストです。
セルフレジの情報が少ない中で描いたイラストのため、非常に適当なデザインで済まされているのがよくわかりますね。
実在するものをイラストとして描き上げるには資料が重要であるというのがよくわかる作品です。
ネタとしてはわかりやすく、面白い構図だとは思いますが、詰めの甘さが露呈しているイラストですね。
最初、この画像も端末に向かって銃を突きつけているように見えました。
故に今回のタイトルはAIにとってもそんな表現として捉えられる内容のものかと思いましたが、よく見ると別に銃でも何でもなかったので、結果として少しばかりがっかりしたのは内緒です。
手に持っているものは一見マウスのようにも見えますが、これは一体何なのでしょうか?
レジというフレーズからハンドスキャナーが出力されたとも考えられそうです。
画像の人物が手にしているものが銃なのかスキャナーなのかはどうであれ、今回のタイトルはAIにとって複雑なものだったかと思われます。難しいタイトルから及第点と言えるものが生成されたことを評価したいですね。
2021年の9月3日に投稿されたアイキャッチイラストです。
このタイトルはずっと昔に別のブログサイトで書いた記事のタイトルになるのですが、思い入れがあるだけあって、いつ見ても秀逸なタイトルであると我ながら思います。
しかしいくら秀逸なタイトルと言えども、それをイラストとして表現するのはまた別の話。
タイトル通りのイラストを描くことが出来ているようですが、今ひとつ物足りなさが露見しているように感じます。
今の感性ならどう描くでしょうか?
ついつい過去の自分と競り合いたい気持ちが湧き上がってしまいますね。
私自身、世界的な地理については詳しいほうではないのですが、ドナウ川を覗く光景にはこういった色彩鮮やか場所もあるのでしょうか?
今しがたネットでドナウ川沿いの景色について調べたところ、自然豊かな場所や川沿いから発展したような街の画像を多く見つけました。
AIが出力したこの画像の景色に近い場所はありませんでしたが、ドナウ川がどういった場所であるかを知るきっかけになったと思います。
何の身にもならないのが当ブログのコンセプトですが、間接的にならば知識として得られる場合もあるものだと気付かされました。
AIの生成する画像も徐々に鮮明なものが増えてきました。
しかしながらまだまだディティールが曖昧な部分が多かったりします。
世間で公開されている高度なAI画像に見劣りしないようなクオリティの画像……とまでは言いませんが、いずれはそんな画像をたくさん生成できるようになってもらいたいものですね。