【AI絵画】第80回:人工知能が描く日記タイトルの世界
おはよう、皆の衆。
アートテラーの定次さんです。
人工知能の進化が著しい現代、巷では人工知能を活用してイラストを生成するツールが流行っている様子。
そんな流行に当ブログも便乗し、今宵も皆さんをよくわからない世界へと連れ出してさしあげます。
ルールは簡単。当ブログ『下衆と皮肉』に投稿された記事のタイトルをAIに読み込ませ、出力したイラストを元のタイトルと比較するだけ。
今回の人工知能は一体どんなカオスなイラストを我々にお披露目してくれるのでしょうか?
2021年の9月4日に投稿されたアイキャッチイラストです。
なんだかかわいらしい雰囲気のイラストですね。
背景の描き込みやサラダの塗りなど、どことなく詰めの甘さを感じますが、タイトルを見て妙に納得のできる作品であると言えます。
背景があると臨場感が違いますが、手間と言い、パースと言い、いつになっても難しい課題です。
どこか哀愁の漂うパンですね。
何か物思いに耽けて、一念発起しようという雰囲気を醸し出している画像です。
立ち上がるという意味合いが直接的なものではなく、何かの比喩となっているのでしょうか?
何にせよ、メインとなるパンが少し端によっているのがいい雰囲気を出しているように思われます。
タイトル要素を考えたらもう一つ欲しいですが、個人的には評価したいと思います。
2021年の9月5日に投稿されたアイキャッチイラストです。
ネタ感の強いタイトルとイラストですが、表現としてはとてもベターと言いますか、どこか自分の中にしっくりとハマる表現ができていると思います。
強大な舞台を描くならこう!という構図をテンプレート通りに再現できている……。オリジナリティには欠けるところですが、意味のわからないタイトルを上手に回収できている作品ですね。
スモックは一体どこにいってしまったのでしょうか?
人類総〇〇化というフレーズから様々な人がフレームに収まっているようにも見えますが、それ以上の内容は各々の想像にお任せするといった感じなのでしょうか?
スモック化選手権大会という文言が英訳されることで、海外的にどんな認識の食い違いが発生するかは定かではありませんが、もうワンポイントお題に近づけてもらいたかった感は否めませんね。
このシリーズも長いもので80回を突破しました。
たまには前の記事を読み返すのも悪くないかも……と思って過去の記事に遡ろうとするのですが、どういうわけかこのシリーズは読み返すのに非常にカロリーを消費します。
画像主体の記事だからそこまで読むのは疲れないだろうと考えるのですが、それだけカロリーを消費するということは、AIが生成する画像が人間に受け入れられない形状をしているという裏付けであるとも言えるでしょう。
いつかはこんな抵抗が起きないような自然な画像をどんどん作れるようになってもらいたいものですね。