【AI絵画】第82回:人工知能が描く日記タイトルの世界
おはよう、皆の衆。
アートテラーの定次さんです。
人工知能の進化が著しい現代、巷では人工知能を活用してイラストを生成するツールが流行っている様子。
そんな流行に当ブログも便乗し、今宵も皆さんをよくわからない世界へと連れ出してさしあげます。
ルールは簡単。当ブログ『下衆と皮肉』に投稿された記事のタイトルをAIに読み込ませ、出力したイラストを元のタイトルと比較するだけ。
今回の人工知能は一体どんなカオスなイラストを我々にお披露目してくれるのでしょうか?
2021年の9月8日に投稿されたアイキャッチイラストです。
大砲が上手に描けていて良いですね。更に申し訳程度に取り付けられているクリスマスツリーがタイトルを上手に表現できていて素晴らしいと思います。
しかしこのイラストを見て思うのですが、描くのは大砲だけで良かったのではないでしょうか?
それこそとってつけたように、わざわざキャラクターを載せる必要はなかったのではないかと考えます。
どうせ描くならもっと上手にポーズを描くべきだった……ジレンマに苛まれるようなどこか口惜しい作品です。
クリスマスと言えば冬。そしてツリー。
背景でしっかりと雰囲気を出しつつ……これは大砲なのでしょうか?
大砲だとタイトルにあるからこそわかるものの、今ひとつ大砲らしさがないのがマイナスポイントですね。
とりあえずそれっぽいものを生成しとけという考えで言えば『とってつけたような』というフレーズにマッチングした画像であるとも言えますが、どうせなら見る側がわかるものを生成してもらいたいものです。
2021年の9月9日に投稿されたアイキャッチイラストです。
当時にしては珍しくテキストを使用したイラストですね。
テキストを使ってはいけない……といったルールを自分の中で設けていたわけではありませんが、当時は『なるべくイラストだけで表現する』というポリシーを持って描いていました。
しかしこのイラストはテキストを上手に表現に使用できている例であるとも言えるでしょう。
一見、車要素はどこにあるのか?と思った節もありましたが、よく見たら大きなキーを持っていますし、割とド直球に、且つ、満遍なく表現できているイラストであると評価ができます。
素晴らしいですね。
英語タイトルなだけあって、適切に画像が生成できたように思います。
何と言いますか……あまりにタイトルの再現度が高くて言及し難いようにまで感じられてしまう画像です。
素晴らしいとただ一言だけ。これ以上特にコメントはありません。
AIの出力ソースは基本的には海外ベースのものがほとんどでしょう。
今回2つ目のタイトルを見たら一目瞭然ですが、文法として正当に成り立てば画像も崩れにくくなるのだとよくわかります。
日本語と英語では語順が逆の順番になるので、翻訳→画像生成という一手間が加わるとどうしてもどこか狂ってしまう部分が出てしまうんでしょうね。
そういった"粗"を見つけるのも当シリーズの楽しみの一つではあるのですが、どうせなら完成度の高い画像を見たいという思いも出てしまうのが難儀なところです。次回もまたお楽しみに。