【AI絵画】第83回:人工知能が描く日記タイトルの世界
おはよう、皆の衆。
アートテラーの定次さんです。
人工知能の進化が著しい現代、巷では人工知能を活用してイラストを生成するツールが流行っている様子。
そんな流行に当ブログも便乗し、今宵も皆さんをよくわからない世界へと連れ出してさしあげます。
ルールは簡単。当ブログ『下衆と皮肉』に投稿された記事のタイトルをAIに読み込ませ、出力したイラストを元のタイトルと比較するだけ。
今回の人工知能は一体どんなカオスなイラストを我々にお披露目してくれるのでしょうか?
2021年の9月10日に投稿されたアイキャッチイラストです。
今や概念しか残っていない『おしりエクスポートシリーズ』。当初はおしりが描かれたイラストを様式として引用するだけでイラストを描いていました。
おしりとの相互関係の想像がつかないものを描くだけのイラスト……発想としては面白いですが、今となってはチープさしか感じません。
とは言え、下品なりのユーモアも感じるので、時折個人的にはいつかまたこのジャンルを復活させても良いかもしれないと思ってしまいます。
錨ですね。シンプルに錨。
どことなく怖さすら感じる色使いとデザインですが、もっとディティールに拘った画像を生成してもらいたかったと思います。
シンプルゆえにこれ以上のコメントはありません。次にいきましょう。
2021年の9月11日に投稿されたアイキャッチイラストです。
背景を描き込むだけでストーリー性が生まれるというのがよくわかるイラストです。
ぞうさんジョウロもよく描けていますし、キラキラとしたエフェクトもいい雰囲気を出していると思います。
『どういったイラストなのか理解はできるが、状況がよくわからない』といったカオスを上手に表現できている素晴らしい作品でしょう。
ガーデニングですね。それとなく観光客を呼び寄せそうな、しっかりと手入れされた庭園です。
私は元々花といった類に興味を持たないので表面上でしかコメントを出すことができませんが、タイトルを実直に捉えて画像を生成するのであれば、ガーデニングというフレーズから出力できるイラストはこれで間違いないだろうと思います。
GDP(国内総生産)とガーデニングを結びつけるのは困難なもの。
素直に文面を読み取るくらいで丁度いいのではないかと実感させられる画像ですね。
最近目が肥えてしまったのか、捻りのない展開では物足りなさを感じてしまいます。
きっとこれは私の気持ちがAIの進化速度よりも先走ってしまっていることが原因で抱えているジレンマなのかもしれません。
今一度初心にかえり、ゆっくりとAIとの比較を楽しんでいきたいと思います。