【AI絵画】第85回:人工知能が描く日記タイトルの世界
おはよう、皆の衆。
アートテラーの定次さんです。
人工知能の進化が著しい現代、巷では人工知能を活用してイラストを生成するツールが流行っている様子。
そんな流行に当ブログも便乗し、今宵も皆さんをよくわからない世界へと連れ出してさしあげます。
ルールは簡単。当ブログ『下衆と皮肉』に投稿された記事のタイトルをAIに読み込ませ、出力したイラストを元のタイトルと比較するだけ。
今回の人工知能は一体どんなカオスなイラストを我々にお披露目してくれるのでしょうか?
2021年の9月14日に投稿されたアイキャッチイラストです。
この日のイラストは悪い意味でとても印象に残っています。
こうして長い月日が経過してから見ると平常運転のタイトルだなと感じますが、当時はタイトルが思いつかず、それでいて咄嗟につけたこのタイトルにもどんなイラストを描けばいいかわからない状態でした。
つまるところ、絵の描き方がわからないスランプ状態だったのをよく覚えています。
もっとテーマをじっくりと考えた上でイラストを描くべきだったと常々考えさせられる一枚です。
今のAIはこんな画像も生成できるんですね。
何と言うか、とてつもなく舐め腐ったかのような態度の画像でとても面白いです。
若干の粗こそあるものの、インスピレーションが沸き立つ素晴らしい面白画像になったと思います。
この企画だけで終わらすのも勿体ないくらい素晴らしい画像ですね。
いつかこれを元にしたキャラクターを作っても良いかもしれない……。
2021年の9月15日に投稿されたアイキャッチイラストです。
コンセプトに沿った素晴らしいタイトルイラストですね。とても小さい存在で、尚且つストライキの要素も最低限で表現している非常にわかりやすい構図です。
これまでは背景を描き込んでこそだと思っていましたが、場合によってはこういった無地背景の方が映えることがあるのだと気付かされる画像ですね。
こんなイラストを普段から描けるようになりたいものです。
今回のタイトルは"㎜"と記号を使っているので生成に無理が出るかと思いましたが、意外と記号も読み取ってくれるものだという新しい発見がありました。
しかしこれは一体何でしょうか。
タイトルに沿った画像を生成したのは良いものの、すごく小さそうな世界であることはどことなくわかるだけであって、その画像が一体何なのかわからない結果となってしまいました。
結局はタイトルとの結びつきが大事なのであって、コンセプトだけ伝わっては意味がないのです。
もう少しわかりやすい画像ができたら良かったですね。
今回は非常に大きな収穫がありました。
いつもは自分が描いているイラストに大してAIはまだまだ及ばないものだと余裕をかましていましたが、今回の1枚目の画像に関しては完全に敗北しました。
日頃から新キャラの創作は考えていますが、このシリーズがきっかけでAIから逆輸入するという新たな可能性を見出だせたような気がします。次回もまた面白い画像が生まれることに期待したいですね。