【有罪?無罪?】トイレットペーパーを盗む卑劣な輩!
おはよう、皆の衆。定次さんです。
米不足が騒がれている昨今ですが、幸いにもトイレットペーパーが不足して騒がれている様子はないようです。
いつぞやの時代ではトイレットペーパーを買い漁る愚者がいたるところで多発したために、全国的にトイレットペーパーが不足してしまうという事態が起きました。
現在は安心して糞便を拭き取ることができますが、普段使用しているそんなトイレットペーパーこそ、いざ不足してしまったという時に文字通り"不便さ"を実感してしまうものです。
――今回の記事のテーマは実に端的。ドラッグストアやコンビニ、スーパーに常備されているトイレットペーパーの盗難についてです。
どれだけ在庫が潤沢にあろうとも、日々消耗する品である以上は消費が重なるとその費用もバカになりません。
故にお店のトイレに置かれている予備のトイレットペーパーを盗むといった不届き者が世の中には少なからず存在するらしいのですが――今回私もそんな不届き者に成り下がってしまったかもしれないというお話が今回のテーマです。
皆さんご存知の通り、私という存在は消化器官が異常に脆弱で、油断をすればすぐにお腹を壊してしまいがちです。
食事をすれば食べた分だけすぐに腹を下す。冷房をつけている中で少しでもお腹を出そうものならばすぐに腹を下す。その便の早さには外出時にも支障を来す場合があるほどです。
そして今回、近場のドラッグストアで買い出しに行った時のお話ですが、そこでも私は大便を催しました。
急ぎトイレへと向かって糞便をブリブリと解き放ったわけでしたが、ウォシュレットでお尻を洗い流し、ペーパーで拭き取る際にふととある注意書きが目に止まりました。
『トイレットペーパーの持ち出しは固くお断りしております』
左様ですか。左様ですね。
ご丁寧にもロールの側面に店名が書かれた予備のトイレットペーパー。
基本的なモラルを持つ人であればそうそう持ち出すことはないでしょうし、そもそもこんな公の場で多数もの見ず知らずの人間が使用した空間のトイレットペーパーなんぞ持ち帰りたくもありません。
しかし世の中にはそんなトイレットペーパーを持ち出す輩がいるわけです。いるからこそこんな注意書きが掲げられているのです。
私はそんな民度の低い人間を想像しては辟易しつつ、ガラガラとペーパーを巻き取りました。
社会の汚れもこんなふうに拭い取れたら良いのに――なんてことを思うこともなく、糞便を拭き取って水を流す私。
ブチブチと千切れやすいような、若干拭き取りづらいような安っぽいペーパーに嫌悪感を覚えつつもその後は無事に買い物を終えて帰宅したのでした。
――家に帰ってからしばらくの後、またしても糞便を催す私。
自宅トイレということもあってゆったりと便座に座ろうとするのですが、ここで一つ違和感を覚えたのです。
ズボンを下ろすやいなや、パンツの中にポトリと落ちるトイレットペーパーの塊。
少しばかり尾を引いた形のペーパーは先程拭き取った際に途中で千切れてしまったものだと気が付きました。
幸いにも買い物中にズボンからはみ出している様子は見受けられなかったのですが、ここで私は不必要なまでのペーパーをケツにしまい込んで持ち帰ってしまったという事実に気が付いたのです。
『トイレットペーパーの持ち出しは固くお断りしております』
なんということか。私は不用意にトイレットペーパーを持ってきてしまった。
もしやこれは窃盗では……と考えつつ今を迎えたわけですが、不用意にケツに挟んだトイレットペーパーの端くれを司法が裁くわけが無い。
私自身もそんな考えを真に受けるほど馬鹿ではなく、話のネタになればと考えながらそのまま用を足したのでした。
しょうもない話でしたね。
定次さんは普段から弱みをネタにしようと考えているからしかたないでしょう。
刑法第235条:窃盗罪
此れに該当する行為をした者は十年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
今回の話は窃盗に該当するはずもないですけどね。
それよりもそんな話をさも盗んだかのような言い回しの記事を書くほうが罪かと。
何か処すべき?
トイレの話ということもありますし、水に流してあげましょう。
うーん、しょうもない。