【AI絵画】第86回:人工知能が描く日記タイトルの世界
おはよう、皆の衆。
アートテラーの定次さんです。
人工知能の進化が著しい現代、巷では人工知能を活用してイラストを生成するツールが流行っている様子。
そんな流行に当ブログも便乗し、今宵も皆さんをよくわからない世界へと連れ出してさしあげます。
ルールは簡単。当ブログ『下衆と皮肉』に投稿された記事のタイトルをAIに読み込ませ、出力したイラストを元のタイトルと比較するだけ。
今回の人工知能は一体どんなカオスなイラストを我々にお披露目してくれるのでしょうか?
2021年の9月16日に投稿されたアイキャッチイラストです。
正直に言いますと、このイラストはこれまで描いてきたタイトルイラストの中でも特にお気に入りと言える一枚です。
まるでCDジャケットのような構図ですが、イラスト全体が上手にCDケースとして表現できているのと、タイトルから想像つかないような得体の知れない闇が非常にシュールで面白いです。
キャンバスを余すことなく、満遍なく描いたイラストの完成度の高さがよくわかる作品ですね。
畑というには少々森過ぎるような気がします。
プレスリリースというフレーズから出力されるような内容でもありませんし、どういった解釈でこの画像ができあがったのか、少々不可解です。
仮にこの画像をCDのジャケットとして置き換えたら……環境音をメインとした癒やしのメロディーか、もしくは和らぎのあるクラシックが収録されているであろうと容易に想像できそうな一枚ですね。
何にせよ、今ひとつ面白みに欠けてしまっているのが残念です。
2021年の9月17日に投稿されたアイキャッチイラストです。
定期的に描かれるウサギ的要素――今ではすっかり定着してしまっているように思います。
USAという単語とウサギをかけるジョークは昔からよく使っていましたが、ここまで安直なイラストもそうそうないでしょう。
改めて画像を眺めるとアメリカ的な要素が少し足りなかったかなとも思いますが、たまにはこんな簡単な言葉遊びのイラストをタイトルにするのもわかりやすい面白さがあって良いのかなと考えさせられますね。
アメリカかどうかは別として……これはウサギじゃん。
ウサギという単語からここまで精度の高いウサギの画像を生成すると考えるとその進歩の著しさに驚きを隠せないですが、どうせならタイトルの通りの画像を生成してもらいたかった気もします。
ウサギでもなければアメリカでもない……だったら何が出力されるのか……それはAIにもわからないかもしれませんね。
毎週月曜日に更新される当シリーズですが、続けていく内に自身のイラストの上達具合を実感することができます。
続けていくと「次回はお気に入りの画像の順番だ」といったような楽しみも生まれたりしますが、対してAIが上手に画像を生成してくれるかどうかもミソとなるので、継続するだけで新しい発見が多く見つかると日々期待が高まるばかりです。次回は一体どんな画像が生まれるのでしょうか?乞うご期待です。