【AI絵画】第89回:人工知能が描く日記タイトルの世界
おはよう、皆の衆。
アートテラーの定次さんです。
人工知能の進化が著しい現代、巷では人工知能を活用してイラストを生成するツールが流行っている様子。
そんな流行に当ブログも便乗し、今宵も皆さんをよくわからない世界へと連れ出してさしあげます。
ルールは簡単。当ブログ『下衆と皮肉』に投稿された記事のタイトルをAIに読み込ませ、出力したイラストを元のタイトルと比較するだけ。
今回の人工知能は一体どんなカオスなイラストを我々にお披露目してくれるのでしょうか?
2021年の9月22日に投稿されたアイキャッチイラストです。
平面世界における矛盾点を上手くポップに表現したイラストですね。
一方は乗用車であるのに対し、一方を戦車としているのが高ポイントです。
そしてただその状況を描いているだけでなく、神様のような視点で俯瞰している構図も合わせているのがメタ的な表現として素晴らしいと思います。
イラストなんてこんな単純なもので十分なんだなと思わされる一作ですね。
2Dというタイトルの割に3D感の強い画像が生成されました。
厳密に言えばファミコンなどで使われる、ドット絵で作られた3Dマップというところでしょうか。
そう考えるとタイトルの通りとも言えなくもない……何とも判断が難しい画像です。
タイトルの指摘する矛盾を表現しきれていない画像にも見えますが、そんな矛盾点を2Dの世界で解消したという画像を生成したとなれば話は別です。
非常に高度な次元の中で生まれたアンサー画像だと評価したいですね。
2021年の9月23日に投稿されたアイキャッチイラストです。
画像よりもタイトルセンスが輝く作品ですね。
タイトルという短い文章の中でドラマのような光景を想像させるのはなかなか難しいもの。
折角ならもう少し丁寧で上手なイラストで描けていたらと思う一枚です。
先日もタイトルイラストで風呂場を描きましたが、風呂場然り、人工的な空間を背景に描くのはつくづく難しいと思わされました。
故に当時の画力はこの程度が精一杯だと仕方なく感じてしまいますが、一つ改めて思うところがあるとすれば、タイトルの通りなら排水溝ではなく排水口が正しいのではないかというところでしょうか。
何だかすごく怖い画像が生成されました。
今回のタイトルの一体どこからこんな画像が生まれたのかはまるで想像がつきませんが、AIからしてホラーチックな何かを感じる情報があったのでしょうか。
何にせよこの画像は恐ろしさを感じつつも、どこか吸い込まれるような魅力があるように思います。
今度の夢の中にだけ出てこないことを祈りましょう。
気がつけば随分とたくさんのタイトルイラストを比較してきました。
毎度2作ずつの検証にしても、シリーズが続けば弾数が増えるのも当然ですね。
弾数が多い分、AIの変化もたくさん見られるもの……次回がまた楽しみです。乞うご期待。