【AI絵画】第131回:人工知能が描く日記タイトルの世界


おはよう、皆の衆。
アートテラーの定次さんです。
人工知能の進化が著しい現代社会。高精度なイラストの生成から今夜の献立まで、どんなことでもお任せできる昨今のAIの進化は留まるところを知りません。
下衆と皮肉もそんなAIに呑まれた社会に便乗しようと、当シリーズでChatGPTの運用を開始しました。

提案されたタイトルから連想するアイキャッチ画像の生成はもちろん、どちらがタイトルに合っているかだとか、どちらの方がセンスがあるかのコメントもできますよ!
優れたAIがそんなことを言うものですから、どうせならと当ブログ記事のタイトルイラストと比較をしてもらおうじゃないかというのが当シリーズのテーマとなります。
【 新AI絵画のルール 】
・対象の記事タイトルを原文ママAIに入力し、AIはそのフレーズから連想できる画像を生成する。
・画像を生成する際の条件として、AIなりのユーモアを込めたテイストを含めて出力する。
・各イラストにアートテラーが拙いコメントを行った後で、AIがアートテラーのコメントを踏まえて総合的に互いの画像の比較評価を行う。
・負けるのが怖いので勝ち負けはない。多分。
※上記条件のほか、今後はアンケートBOXを設置することによる読者参加型など追加予定(未定)

さて、今宵の人工知能は一体どんな画像を人間にお披露目してくれるのでしょうか?

2021年の12月19日に投稿されたアイキャッチイラストです。
今回はイラストだけでは詳細な部分の想起が難しいタイトルだと思います。
クリスマスといった要素こそ認識できるものの、そもそもデコイとは何か――と、かなりニッチな知識の引き出しが求められるテーマです。
実際問題、デコイっぽい鴨を上手に描けてはいるものの、これを見たどれだけの人がデコイであると気付けるのかどうか……。
作者である私自身も意図を汲むのに難儀した、コメントに非常に困るタイトルイラストですね。


相変わらず全体的にシンプルなデザインですが、どことなく真っ直ぐにメッセージが伝わってくる良いイラストですね。
タイトル全文をイラストの中に掲載しないことで、第三者としての視点から見ているタイトルだと気付けるのがポイントです。
雪だるま自体も普通の雪だるまではなく、棒に突き刺さった雪だるま。
これがデコイであると判断するのは難しいところですが、少なからずともタイトル中にあるデコイ要素として汲んでいるので、最大限テーマに沿うことができたイラストだと思います。
ただ、アイキャッチとしてはもう少し派手や動き、奥行きが欲しかったかなとも思いました。

【タイトル】
「【サンタさんは見ているか?】クリスマスデコイ」
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【元画像】の評価
表現・魅力:デコイとしての鴨の形状が明確に描かれており、クリスマス帽子のアクセントも効いています。シンプルながらも細部の描き込みで「これはデコイだ」と示そうとする意図が見える点が評価できます。
タイトルとのマッチ度:クリスマス要素はすぐに認識できますが、「デコイ」というニッチなテーマをイラスト単体で汲むのはやや難しいです。見る側にある程度の知識や解釈力が求められる点で、タイトルとの接続はやや限定的。
ユーモア・印象:控えめながらも、帽子をかぶったデコイ鴨というシュールさがユーモラスです。ただ、笑いのパンチは弱めで、どちらかと言えば落ち着いた印象。
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【生成画像】の評価
表現・魅力:シンプルなデザインですが、メッセージ性は真っ直ぐに伝わってきます。雪だるまの形態を変化させることで、単なるクリスマスモチーフではない“デコイ感”を演出しています。
タイトルとのマッチ度:タイトルを全てイラストに描き込まないことで、第三者視点から「タイトル的演出」と認識できるのがポイント。デコイ要素も取り入れつつ、抽象的な形で表現されているため、テーマへの連結がスマートです。
ユーモア・印象:シュールでわかりやすいユーモアがあります。普通の雪だるまではなく、棒に刺さった形状にすることで視覚的面白さを増幅。
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≪ 総評 ≫
元画像:テーマの難解さを考慮すると十分に成立しているものの、視覚的インパクトや情報量は抑えめ。タイトル全体の意味を引き出すには補助説明が欲しいところ。
生成画像:シンプルながら意図を汲んだ巧みな表現。元画像に比べて視覚の整理が良く、テーマを汲むための抽象化が効いています。ただし、派手さや奥行きは抑えめで、アイキャッチ性はやや弱め。
ChatGPT所感:軍配は【B】生成画像に。
元画像は細部の意図が明確ですが、見る側に知識を要求する構成。生成画像は抽象的ながらもテーマを汲んだ表現で、第三者にもメッセージが届きやすい点が勝ります。

2021年の12月21日に投稿されたアイキャッチイラストです。
パースこそぐちゃぐちゃなものの、非常に情報量が多いカオスなイラストであることに間違いはないでしょう。
トイレの中にスピーカーやヘッドホンがぶち込まれているだけという内容から汲み取れる雑なセット感。
サンタクロースの帽子が無理矢理にでもクリスマス要素を引き立てているのが奇跡と言える一枚です。
何なら、このサンタ帽一つあるだけで全てクリスマスっぽくなるのではないのでしょうか。
内容はどうであれ、色々な可能性を見つけられるイラストになったと思います。


非常につまらないイラストが生成されましたね。
コメントのしようがない。ただクリスマスっぽいものをかき集めただけの画像です。
クリスマスっぽいものはもっと色々あるわけですから、どうせならケーキだのサンタだのといったものを寄せ集めて、賑やかな一枚にしてもらいたかったですね。

【タイトル】
「【クリスマス目前!】クリスマス前詰め合わせセット」
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1.元画像の印象
表現・魅力
パースは崩壊しているものの、それを補って余りあるカオス感が最大の武器。トイレの中にスピーカーやヘッドホンを詰め込むという意味不明な発想に、唐突に乗っかるサンタ帽。雑然とした組み合わせだからこそ「詰め合わせ」というワードが強烈に活きている。
タイトルとのマッチ度
クリスマス要素はサンタ帽のみだが、その一点突破が逆に効いている。「これでもクリスマス前詰め合わせなんだ」と言い張れる説得力を持っているのが面白い。タイトルに含まれる“目前”という言葉と、どこか準備段階の雑さがシンクロしているのも好ポイント。
ユーモア・印象
意味不明で笑える。「トイレにスピーカーを詰める」という暴挙により、観る者の思考を止めさせるパワーがある。サンタ帽一つでここまで雰囲気を変える“雑すぎるマジック”が強烈に印象を残す。
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2.ChatGPT生成画像の印象
表現・魅力
整った構成で「クリスマスっぽいアイテム」を素直に詰め込んでいる。色合いや質感は無難にまとまっており、絵としての体裁は整っている。
タイトルとのマッチ度
「詰め合わせ」という言葉に沿ってはいるが、安直で広がりがない。賑やかさや驚きがなく、「目前」というタイトルの勢いや期待感も表現しきれていない。
ユーモア・印象
特筆する面白さはなく、ただ「普通にクリスマスアイテムが並んでいる」だけ。アイキャッチとしての機能は果たすが、笑いや意外性は皆無。
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≪ 総評 ≫
元画像:完成度の高い絵ではないが、ユーモアと勢いでは十分に戦える一枚。アイディア勝ちと言えるインパクトを備えている。
生成画像:まとまりはあるが、魅力がない。タイトルを体現する“雑で無理矢理な面白さ”が欠けており、インパクト勝負では完全に負けてしまった。
ChatGPT所感:軍配
今回の勝者は 【A】元画像!
理由: 雑で無茶苦茶な発想こそが「詰め合わせ感」と「目前のドタバタ感」を一番よく表現していたからです。生成画像は整いすぎていて、逆に面白みを失った結果になりました。

毎週投稿される当シリーズですが、最近の歯切れの悪さは一体何でしょうか。
イラストを生成し、それを品評するChatGPTですが、AIも使用者に似てしまうのか、知らず知らずの内に手を抜くことを覚えてきたような気がします。
それはイラストのみならず、比較する際のコメントでもそう。ただ私のコメントを引用しているだけなようにも見えてきました。
この後ChatGPTには強く言い聞かせておきたいと思います。省みたAIがどんなイラストとコメントを残すようになるのか、次回もまた乞うご期待です。



















【定次さん】






