○○で炒めて絶品レシピ!?ブロッコリーのおいしい食べ方!!
おはよう、皆の衆。定次さんです。
いきなりですが、皆さんは牛脂をご存知ですか?
そう、牛脂とは文字通り牛さんの脂。鉄板の上で焼肉をする時なんかで重宝される食用脂です。
「牛の脂を溶かすだけで一体料理の何が変わるの?」
なんて世間知らず且つ、味覚音痴な意見が投げかけられそうですが、やはり牛脂という概念が世間で取り扱われているだけあって、その意義というものは大いに存在します。
そもそも皆さんは牛肉を食べたことがありますか?
諸々の食材が高騰している昨今、野菜や小麦だけでなくそれらを飼料として育てられる畜産物もこれまで以上に値上がりしています。
常日頃から財政難を抱える皆さんの家庭では牛肉はおろか、豚肉や鶏肉の消費も難しいところでしょう。
「1ヶ月に1回豚肉の端切れを口にできたらハッピー!」くらいの生活を余儀なくされているかと思われますが、この牛脂というものはそれらの悩みを一気に解決することができる何ともハッピーなアイテムであって、そしてそれを紹介する今回の記事は"牛肉"というフレーズを言葉に出そうとするだけでも家庭内で諍いが起きるくらいの生活環境に身を置く皆さんの味方であることを約束します。
何を隠そうこの牛脂という魔法のアイテムはどんな食材も一緒に炒めたものならば、たちまち牛肉を食べた時の淡い記憶が断片的に脳裏に現れる素敵な食材。
上述にもあったように豚肉と一緒に火にかけるもよし、鶏肉と一緒に調理するもよし、野菜と一緒でも間違いはないでしょう。何ならスイーツの表面にホイップクリームの代替品として塗りたくるのも悪くないでしょう。
悪くないとは言いましたが、私自身そんなスイーツに塗りたくるような人を目撃したならば、これまでにしたこともないくらいの嫌悪感溢れる表情をした後、吐き気を覚えながら何も言わずにその場を後退ることでしょうが、何にせよ牛脂というものは牛肉ではない食材を牛肉として食べていると錯覚させるにいたるまでとは言わないが――それなりに牛肉特有のかぐわしさを実感させてくれる素敵な食材であると言えます。
――さて、先日の記事で枝豆を牛脂で炒めるレシピを紹介しましたが、その記事が割と好評だったこともあって、今回も懲りずに牛脂を活用したレシピを紹介していきたいと思います。
牛脂を使った枝豆レシピの記事はこちら。
今回の記事と合わせて読んでね。
今回の記事のタイトルを見て7割方の閲覧者の方は何を材料としたレシピであるか察しているかと思われますが、皆さんの考えている通り、今回紹介する内容は『ブロッコリーを牛脂で炒めたレシピ』となります。
実際問題、先日食べた牛脂枝豆がなかなかどうして成功に終わったものでしたから、他にもお手頃に牛脂で炒めて美味しくなりそうなものはないかと考えた末、冷凍庫に眠っていたブロッコリーを炒めてみようと考えたのが今回の経緯です。
料理の仕方も枝豆のときと同様、牛脂をしいたフライパンに解凍した冷凍ブロッコリーをこれでもかと投入し、一緒に塩だのコショウだのうま味調味料だのニンニクパウダーをかけ、表面に若干の焦げがつくまで炒めたのが今回のレシピとなります。
ぶっちゃけ言いますと、今回私が作った分に関しては解凍した際に出た水分を一緒にフライパンの中に放り込んでしまったものですから、ブロッコリー自体がなかなかカリカリにならず、それどころか煮立ってしまうという重大なミスをしてしまいました。
結果として味の良いくたくたのブロッコリー軍団が出来上がり、嫁さんと一緒に「おいしいねー」なんて言いながらニコニコと夕食のお供として事を終えたわけでしたが、皆さんはこんな失敗を犯さないよう、十分に水を切った上で牛脂の風味香るカリカリブロッコリーのレシピに挑戦してみてください。
――と言ったところで新しい試みを考えついたのですが・・・。
はぁ、またですか。
牛脂を肥料としてブロッコリーの栽培をはじめてみました。
なるほど。またですか。
牛脂を栄養として育ったブロッコリーはわざわざ小細工するまでもなく美味しくなるのではないのかなと手塩にかけて育てたのですが――、
結果全て枯れ果ててしまったと。
えぇ、非常に残念です。
残念。
残しておいた株も皆裸足で逃げ出しましてね。
それは怖い。
新しい家族も皆裸足で逃げ出しましてしまいました。
残念。
養育費も払うように弁護士から連絡が入っていましてね。
家計も火の車どころの騒ぎではなくなってしまいました。
残念。
自家用車にも何者かが火を放ちましてね。
文字通り火の車と。
保険は適用されませんでした。
残念。
犯人は捕まりました。
ほう。
裸足で逃げ出した家族でした。
残念。
そんな悲しみにくれる中、逃げ出したはずの苗が1株だけ残っているのを見つけました。
ほう。
絶望に打ちひしがれていた私はその1株に希望を見出し、丁寧に丁寧に畑の中へ優しく植えました。
おぉ。
天塩にかけての意味を履き違えていたため畑は塩害にさらされており、最後の希望となる1株も間もなく枯れ果ててしまいました。
残念。