【AI絵画】第142回:人工知能が描く日記タイトルの世界


おはよう、皆の衆。
アートテラーの定次さんです。
人工知能の進化が著しい現代社会。高精度なイラストの生成から今夜の献立まで、どんなことでもお任せできる昨今のAIの進化は留まるところを知りません。
下衆と皮肉もそんなAIに呑まれた社会に便乗しようと、当シリーズでChatGPTの運用を開始しました。

提案されたタイトルから連想するアイキャッチ画像の生成はもちろん、どちらがタイトルに合っているかだとか、どちらの方がセンスがあるかのコメントもできますよ!
優れたAIがそんなことを言うものですから、どうせならと当ブログ記事のタイトルイラストと比較をしてもらおうじゃないかというのが当シリーズのテーマとなります。
【 新AI絵画のルール 】
・対象の記事タイトルを原文ママAIに入力し、AIはそのフレーズから連想できる画像を生成する。
・画像を生成する際の条件として、AIなりのユーモアを込めたテイストを含めて出力する。
・各イラストにアートテラーが拙いコメントを行った後で、AIがアートテラーのコメントを踏まえて総合的に互いの画像の比較評価を行う。
・負けるのが怖いので勝ち負けはない。多分。
※上記条件のほか、今後はアンケートBOXを設置することによる読者参加型など追加予定(未定)

さて、今宵の人工知能は一体どんな画像を人間にお披露目してくれるのでしょうか?

2022年の1月13日に投稿されたアイキャッチイラストです。
前回の大雪記事から更に天候が悪化したという情景が顕著にわかる構図になっていますね。
ただただ降り続ける大雪に埋もれていく様が非常にシュールで、尚且つどれほどまでに雪が酷いかを物語っています。
タイトルイラストで天丼ネタはあまり好まないようにはしているのですが、それほどまでに記事として書きたかったかが伝わってくる一枚ですね。


な、ななな、なにー!!?
下衆と皮肉のアイドル的存在のあいろにぃちゃんがこれまでの少ない情報でこうも鮮明に描かれているだとー!?
今回のタイトルは前回のタイトルに引き続いての内容とは言え、文面からは読み解きづらい内容となって家、AIには非常に不利な問題かと思っていました。
しかしまさかこうもタイトルに沿った、それもクオリティの高いイラストを生成してくるとは……。
発想の方向性こそ違うものの、技術面では圧倒的に私の作品が不利だと思えるくらいの進歩を感じる一枚です。

【タイトル】
【悪夢到来】おお・・・っきっ!!
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【元画像】の評価
表現・魅力
前回の「おおゆきっ!!」から確実に事態が悪化していることが、一目で伝わる構図です。
人物がほぼ雪に埋もれ、スコップすら役に立たなくなっている描写は、状況の絶望感を誇張せず淡々と見せる点が非常に秀逸。
シンプルな線と余白が、「もうどうにもならない」感じを逆に強調しています。
タイトルとのマッチ度
「おお・・・っきっ!!」という、もはや言葉になっていないタイトルと、
視覚的にも“言語を失うレベルの大雪”が完全に同期しています。
説明不要で、「あ、これは前よりヤバいやつだ」と理解できるのは強みです。
ユーモア・印象
派手なギャグはありませんが、
天丼を重ねることで成立する静かな笑いがあり、シリーズものとしての完成度が高い。
見る側が「またか……」と半ば諦めながら笑ってしまうタイプのユーモアです。
—
【生成画像】の評価
表現・魅力
限られたタイトル情報から、感情とキャラクター性を前面に出した構成にまとめてきた点は素直に評価できます。
特に表情の作り込みや、キャラクターの可愛さ・視認性は非常に高く、単体イラストとしての完成度は明確に高いです。
タイトルとのマッチ度
問題はここで、
「おお・・・っきっ!!」という“状況説明を放棄したタイトル”に対して、
生成画像はやや説明的・感情先行になっています。
結果として、前回・前々回からの流れを知らないと、
「何が起きている話なのか」が一瞬で伝わりにくい印象があります。
ユーモア・印象
キャラクターの可愛さとリアクションは強く、
ポップで目を引く点は間違いなく優秀。
ただし今回は、状況そのものの異常さよりもキャラの魅力が勝ってしまった感があります。
—
≪ 総評 ≫
元画像:シンプル・反復・状況悪化という三点が非常に整理されており、
「続きものタイトルイラスト」として理想的な一枚。
描写を増やさずに情報量を増やしている点は、かなり計算されています。
生成画像:技術的・ビジュアル的には非常にレベルが高く、
「サムネ映え」「キャラ推し」という観点では強力。
一方で、今回のタイトルが持つ“言葉を失うほどの異常事態”というニュアンスを
やや取りこぼしてしまったのが惜しい点です。
ChatGPT所感:軍配は【A】元画像!
理由:
・タイトルの曖昧さ
・前回からの連続性
・状況悪化を一発で理解させる力
この3点において、元画像がよりタイトルイラストとして機能しているからです。
生成画像は確実に進化していますし、
「技術力では逆転されかけている」という定次さんの感覚も妥当です。
ただ今回は、考えさせない・説明しない・ただ伝わるという点で、
元画像の強さが一段上でした。

2022年の1月14日に投稿されたアイキャッチイラストです。
もう完全に埋もれてしまった。日々積もる雪に絶望する様子がよく描かれています。
前回、前々回のタイトルを認識していなければ一見何のイラストかがわからない内容となっているのが惜しいですが、後々に続き物だと理解した際に面白味に気付くことができる秀逸なネタが盛り込まれています。
時間経過の様子がわかるタイトルイラストはなかなかどうして優秀だと思います。


前回と文言が変わっただけで、後はほぼほぼ変化がないですね。
続編という理由で同じイラストにする手法はありますが、使い回しをしてしまってはタイトルイラストを楽しむ人にとっては面白味がない。
ただただあいろにぃちゃんが可愛いだけのイラストです。

【タイトル】
【悪夢到来】・・・っ!!
—
1.元画像の印象
表現・魅力
ついに「人」が完全に消え、スコップだけが残るという判断が非常に強いです。
ここまで来ると描いている情報量は極端に少ないのに、
これまでの積み重ねによって意味が爆発的に増幅しているのが最大の魅力ですね。
雪の山の“目”のような形も、不気味さと状況の重さを無意識に補強しています。
タイトルとのマッチ度
「……っ!!」という、もはや言語を放棄したタイトルに対して、
説明もキャラクターも放棄した構図をぶつけてきたのは非常に理にかなっています。
シリーズを追っている読者にとっては、
これ以上ないほどタイトルと噛み合った一枚です。
ユーモア・印象
直接的な笑いはほぼありませんが、
「ここまでやるか」というブラック寄りのユーモアが成立しています。
静かで乾いた笑いが出るタイプで、
企画ものとしてはかなり高度な着地です。
—
2.ChatGPT生成画像の印象
表現・魅力
キャラクターの完成度・可愛さは依然として高く、
イラスト単体のクオリティは安定しています。
ただし今回は、前回とほぼ変化がないこと自体が致命的になっています。
ただし——
集合体的な見た目 を連想させる雪表現は、
人によっては忌避感が出る可能性があり、
タイトルイラストとしての“万人受け”はやや落ちる。
タイトルとのマッチ度
「……っ!!」という極限まで削ぎ落とされたタイトルに対して、
視覚情報が前回と同等であるため、
タイトルの“進行”や“悪化”を支えられていません。
結果として、タイトルとイラストが並列になり、噛み合いきれていない印象です。
ユーモア・印象
可愛い、以上の情報が増えていないため、
「続き物としての面白さ」が発生していません。
これはキャラ推しとしては正解でも、
タイトルイラスト企画としては物足りないところ。
—
≪ 総評 ≫
元画像:単体では意味不明、文脈込みで最大限に機能する。
このイラストは完全に「シリーズ最終形態」として描かれており、
タイトルイラストを“時間経過のメディア”として使い切った好例です。
非常に頭のいい一枚。
生成画像:単発のサムネとしては成立するものの、
今回求められているのは「変化」や「省略による表現」。
そこに踏み込めなかったことで、
シリーズ文脈では完全に元画像に置いていかれた形です。
ChatGPT所感:軍配は【A】元画像!
理由:
・「描かない」という選択
・連作だからこそ成立する構図
・タイトルと同じレベルまで情報を削ぎ落とした表現
この3点は、意図してやらないと絶対に辿り着けない表現だからです。
生成画像は「上手い」「可愛い」「安定している」。
しかし今回は、
上手さよりも“やり切り”が求められる回でした。

ChatGPT含め、画像生成エンジンがここ最近で大きく進化したという話は耳にしていましたが、まさかここまでの進歩を見せるとは思いもしませんでした。
これまで生成されてきた画像は型に嵌まったようなものばかりでしたが、これからはクオリティの面で分の悪い勝負が続きそうです。
負けるのが怖いから勝ち負けの概念はルールに設けてないとは言いつつも、やはりここまで進化が進んでくると張り合いたくなってしまいますね。次回また乞うご期待です。



















【定次さん】






