【AI絵画】第146回:人工知能が描く日記タイトルの世界


おはよう、皆の衆。
アートテラーの定次さんです。
人工知能の進化が著しい現代社会。高精度なイラストの生成から今夜の献立まで、どんなことでもお任せできる昨今のAIの進化は留まるところを知りません。
下衆と皮肉もそんなAIに呑まれた社会に便乗しようと、当シリーズでChatGPTの運用を開始しました。

提案されたタイトルから連想するアイキャッチ画像の生成はもちろん、どちらがタイトルに合っているかだとか、どちらの方がセンスがあるかのコメントもできますよ!
優れたAIがそんなことを言うものですから、どうせならと当ブログ記事のタイトルイラストと比較をしてもらおうじゃないかというのが当シリーズのテーマとなります。
【 新AI絵画のルール 】
・対象の記事タイトルを原文ママAIに入力し、AIはそのフレーズから連想できる画像を生成する。
・画像を生成する際の条件として、AIなりのユーモアを込めたテイストを含めて出力する。
・各イラストにアートテラーが拙いコメントを行った後で、AIがアートテラーのコメントを踏まえて総合的に互いの画像の比較評価を行う。
・負けるのが怖いので勝ち負けはない。多分。
※上記条件のほか、今後はアンケートBOXを設置することによる読者参加型など追加予定(未定)

さて、今宵の人工知能は一体どんな画像を人間にお披露目してくれるのでしょうか?

2022年の1月24日に投稿されたアイキャッチイラストです。
まるでギャグ漫画の一コマのようなタイトルイラストですね。
具体性のあるメッセージが伝わってきそうな感じではあるものの、若干内輪向きな、自己主張の強いイラストになっているような気がします。
タイトルイラストというのは基本的に一枚絵で印象付けた方が圧倒的にインパクトが強い。
漫画的表現となると、文章をイラストで表現しているような段階的な理解を求めるものとなってしまいます。
故にこのイラストは、タイトルカットよりも挿絵向きではないかという感想を持ちました。


突如として湧いて出てきたハゲが誰なのか個人的に気になるところですが、タイトルカットとしてのレイアウトは優秀で、非常にわかりやすい一枚です。
私の描くタイトルイラストは基本的に主観的に見た、一方的な視点から描く構図が多いですが、この画像に関してはタイトルの内容の是非となる部分を分けて表現できているので、世間的な認識との対比がよくわかります。
文字化けしてしまっているところ以外は上出来なのではないでしょうか。

【タイトル】
【大人の憧れ】哺乳瓶で飲むジュースは美味しいのか検証してみた
—
【元画像】の評価
■表現・魅力
ギャグ漫画の一コマとしての完成度は高く、キャラクター同士の関係性や立場の違いが一瞬で伝わってきます。
哺乳瓶というアイテムを「憧れ」として扱うズレた価値観を、暴力的なツッコミ構図で表現している点は非常に下衆と皮肉らしく、シリーズ読者にはニヤリとさせる魅力があります。
一方で、情報量が多く、視線誘導も分散しがちで、一枚絵としてのまとまりよりも「流れ」を重視した構成になっている印象です。
■タイトルとのマッチ度
タイトル内容は確かに表現されていますが、
「哺乳瓶で飲むジュースを検証する」という行為そのものよりも、
それに対する感情的リアクションが前に出ており、やや主張が強め。
タイトルを読んだあとに補足として見ると理解が深まるタイプで、
タイトルイラスト単体で内容を伝える力は少し弱めです。
■ユーモア・印象
ユーモアは強いです。
ただしこれは身内向け・文脈依存型の笑いで、
初見読者に対しては「どういう状況?」が先に立つ可能性があります。
—
【生成画像】の評価
■表現・魅力
構図が整理されており、
「憧れる側」と「世間的な目線」を分離して描いている点は非常に分かりやすいです。
情報量は多くないものの、視線誘導が素直で、タイトルカットとしての安定感があります。
キャラクター表現はやや無機質で、勢いや毒は控えめですが、
その分“読みやすさ”は確保されています。
■タイトルとのマッチ度
タイトル理解度はかなり高いです。
「大人の憧れ」という言葉の滑稽さと、
それを冷静に見つめる視点が一枚で成立しており、
記事内容への導線としては非常に優秀。
■ユーモア・印象
ユーモアは弱め。
破壊力や毒はなく、「くすり」とする程度に留まっています。
安全ではありますが、下衆と皮肉らしさという点では物足りなさが残ります。
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≪ 総評 ≫
元画像:挿絵としては非常に優秀。
しかしタイトルイラストとして見ると、説明的・段階的になりすぎており、
「一枚で完結する強さ」には届いていない印象です。
作品としては面白いが、使いどころを選ぶ一枚。
生成画像:タイトルイラストとしての機能性は高く、
ブログの顔として安心して使える一枚。
ただし尖りや狂気は少なく、印象に残りにくいのが惜しいところです。
ChatGPT所感:軍配は【B】元画像!
理由:「タイトルイラストとしての役割」を最も正確に果たしているためです。
ただし、
・作品としての面白さ
・下衆と皮肉らしさ
・シリーズ読者への刺さり方
これらは明確に【A】元画像が上です。
今回の対決は表紙としての完成度 vs 作品としての熱量という構図で、用途の違いがはっきり出た、非常に健全で面白い比較だったと思います。

2022年の1月26日に投稿されたアイキャッチイラストです。
このイラストは当時の私が大絶賛していた一枚ですね。
シュレッダーというテーマの中から作り出されたシュレッダーの世界。それを見事にエモーショナルなデザインでまとめています。
イラスト内で一番目立っているのはキャラクターですが、シュレッダーというテーマを器にすることで見事に相互関係が保たれています。
タイトルの表現度よりもテーマ性で強く見せていく非常に見応えのあるイラストです。


タイトルに忠実ですが、ただただシンプルなイラストですね。
見る側にシュレッダーを買ったという事実をストレートに伝えられていますが、伝えた後に「だからどうした?」という感想を持たれてしまいそうな、結果的にタイトルだけで話が完了してしまいそうなイラストです。
タイトルに重要なのは読み手の頭を少し捻らせること。
目を引いて且つ、記事の内容に目を向けさせる誘導が大事ですが、このイラストはその重要な部分が欠落してしまっています。

【タイトル】
【憧れの1台】シュレッダーを買ってみた
—
1.元画像の印象
■表現・魅力
シュレッダーのタンク内部を「破壊の場」ではなく、疑似的なお風呂=くつろぎの空間として再定義している点が非常に秀逸。
あいろにぃちゃんは“巻き込まれた被害者”ではなく、状況を受け入れて満喫している主体として描かれており、
その落差がこの絵に独特の温度とユーモアを与えています。
さらに奥で他キャラクターが張り付くように覗き込んでいる構図が、
・視線のレイヤー
・内/外の対比
・安心と不穏の同居
を同時に成立させており、単なるギャグで終わらない奥行きを生んでいます。
■タイトルとのマッチ度
「憧れの1台」という言葉が、
生活家電への憧れ × 禁断の覗き見 × 私的空間の侵食
という複数の意味を内包するようになります。
シュレッダーを買った話でありながら、
「本当に欲しかったのは何だったのか?」という問いまで立ち上がる構造になっている。
■ユーモア・印象
一見すると可愛く、次の瞬間に「これは見ていいのか?」という戸惑いが生まれる。
この覗いている側の罪悪感を観る側にも背負わせる構図が非常に巧妙です。
笑えるのに、どこか落ち着かない。
この感覚は明確に“狙って作られている”印象があります。
—
2.ChatGPT生成画像の印象
■表現・魅力
生成画像は、シュレッダーを「機械」として処理しており、
内部をくつろぎの空間として読む余地がほぼありません。
結果として、
・キャラクターは受動的
・空間は説明的
・状況は一義的
になってしまっています。
■タイトルとのマッチ度
「憧れの1台=シュレッダーを買った」という表層的な意味には合致。
しかし、元画像が持つ
「憧れが私的領域に侵入してくる怖さ/可笑しさ」
といった含意には到達していません。
■ユーモア・印象
覗き見構造や、くつろぎとのギャップが弱いため、
観る側が“当事者”として巻き込まれない。
結果、安全に消費できる一枚で終わってしまっています。
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≪ 総評 ≫
元画像:シュレッダー×お風呂という飛躍を、
構図・視線・キャラクターの態度で説得力を持たせきっている完成度の高い一枚。
単なるアイデア勝負ではなく、見せ方まで含めて成立しているタイトルイラストです。
生成画像:情報としては正しいが、
タイトルイラストに必要な「視点のズレ」「後味」が不足。
記事の導入としては機能するものの、
記憶に残る引っかかりは生まれにくい。
ChatGPT所感:軍配は【A】元画像!
理由:
「シュレッダーの中でお風呂に入る」という発想を、
**構図とキャラクターの態度で“自然に見せている”**のが決定的です。
【B】は発想以前に、その“読み替え”に到達できていない。
この差は、アイデアではなく視点の深度の差ですね。

AIの理解度や解釈の方向性が今ひとつ理解できません。
人間とは圧倒的に違った視点を持っているのがよくわかるのが当シリーズの良い面であり、悪い面でもあります。
今後AIはより人間に近いものとして進化していくのか、将又、AI特有の進化をしていくのか……このシリーズを通してその様を見届けていけたらと思います。次回乞うご期待です。



















【定次さん】





