【AI絵画】第125回:人工知能が描く日記タイトルの世界


おはよう、皆の衆。
アートテラーの定次さんです。
人工知能の進化が著しい現代社会。高精度なイラストの生成から今夜の献立まで、どんなことでもお任せできる昨今のAIの進化は留まるところを知りません。
下衆と皮肉もそんなAIに呑まれた社会に便乗しようと、当シリーズでChatGPTの運用を開始しました。

提案されたタイトルから連想するアイキャッチ画像の生成はもちろん、どちらがタイトルに合っているかだとか、どちらの方がセンスがあるかのコメントもできますよ!
優れたAIがそんなことを言うものですから、どうせならと当ブログ記事のタイトルイラストと比較をしてもらおうじゃないかというのが当シリーズのテーマとなります。
【 新AI絵画のルール 】
・対象の記事タイトルを原文ママAIに入力し、AIはそのフレーズから連想できる画像を生成する。
・画像を生成する際の条件として、AIなりのユーモアを込めたテイストを含めて出力する。
・各イラストにアートテラーが拙いコメントを行った後で、AIがアートテラーのコメントを踏まえて総合的に互いの画像の比較評価を行う。
・負けるのが怖いので勝ち負けはない。多分。
※上記条件のほか、今後はアンケートBOXを設置することによる読者参加型など追加予定(未定)

さて、今宵の人工知能は一体どんな画像を人間にお披露目してくれるのでしょうか?

2021年の12月4日に投稿されたアイキャッチイラストです。
ネタがないというブロガーの苦悩が上手く表現できているイラストですね。
イラストのクオリティとしてはまだまだ粗い部分が多いですが、コラムに載せるイラストという考えであれば汎用の利きそうなデザインであると思います。
他のタイトルイラストに比べてユーモアこそ控えめですが、パソコンのロゴがAMANATSUになっているあたり、小ネタの差し込みは抜かりないですね。


至って優等生な画像が生成されました。
いかにもブログ記事をたくさん書き上げるといった意気込みを感じるイラストです。
パソコンを打ちながら右手に握ったペンでは一体何を書いているのか……。
これがAIなりのユーモアなのか、はたまた私が知らないだけで昨今のブログ作成スタイルがこうなのか……少なくとも今の私にはわかりません。
ただ、記事のタイトルとして起用するのであれば、やはりもう少し背景に色味を足したような、もっとインパクトがほしい気がします。
シンプルなのも結構ですが、優等生すぎるのもまた難儀なものですね。

【タイトル】
「【ブロガー必見】一日に書けるブログの本数とは?」
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1.元画像の印象
表現・魅力
「ネタがない」ことの苦悩を、シンプルな線と表情で見事に表現。
考え込む無表情と、浮かぶ“ねじりパン(またはねじりこんにゃく?)”のような曖昧なイメージバルーンが絶妙な間の抜け方を生み出しており、逆にリアル。
AMANATSUロゴなど、手を抜かない小ネタの仕込みも◎。
タイトルとのマッチ度
“書けるブログの本数”という問いに対して、「そもそもネタが無い」という真理に真っ向から切り込んでいる。
タイトルの補完として非常に的確で、視覚的にもわかりやすいメッセージ性を持っている。
ユーモア・印象
インパクトこそ控えめだが、やや狂気を感じさせる思考の無限ループ感がじわじわくる。
「描き込みすぎない」「間が多い」からこその味があり、見た人の想像力を刺激する。
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2.ChatGPT生成画像の印象
表現・魅力
ノートPCを前にした男性キャラが集中した様子で作業中。紙が宙を舞い、ハードワーク感がしっかり伝わってくる。
構成はしっかりしており、パッと見のわかりやすさは圧倒的。
しかし、ペンを握る右手の存在は少々ノイズで、「何をしているのか」が読み取りにくくなっている。
タイトルとのマッチ度
タイトルにある「書ける本数」という量的問いかけに対し、「実際に大量に書いている風景」で応じた構成は正攻法。
ただし、「問いを絵で返す」元画像に比べると、一方向的な解釈にとどまってしまっている。
ユーモア・印象
淡々とした構図に抑制のきいた表情。背景の飛んだ紙でやや躍動感を出そうとした努力は伺えるものの、全体的に優等生すぎて印象に残りづらい。
“右手に持った謎のペン”がかろうじてシュールな味わいを加えているが、狙ったものかは不明。
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≪ 総評 ≫
元画像:イラストの完成度というよりも、「どこにフォーカスを置くか」の勝負で魅せた一枚。
構図・情報量ともに最小限ながら、ブログの現実に寄り添った秀逸なタイトルカットになっている。
生成画像:完成度・構成力は高いが、「引っかかりのなさ」が命取り。
優等生的にまとめすぎてしまった結果、逆に記憶に残りづらいタイトル絵となってしまった。
ChatGPT所感:軍配は元画像
理由:
・タイトルの「書ける本数とは?」という問いかけに対し、「書けない現実」を見せるという皮肉な切り返しが冴えていた。
・ユーモアや構成力では劣るかもしれないが、発想の逆張りと“間”の活用が功を奏し、読者の想像を掻き立てる余白を持っていた。
生成画像も“構成”という意味では正しく、見栄えも悪くない。しかしそれが仇となり、面白みに欠けるという結果に。

2021年の12月5日に投稿されたアイキャッチイラストです。
一見イラストの構図に疑問を抱きましたが、このイラストはタイトルに対してではなく、タイトルから導き出された結論をイメージしたイラストのようですね。
本文を読んで「ああ納得」と思えるような手法を用いているのは結構ですが、タイトルイラストとしての定義からズレてしまっているような気もします。
タイトルイラストはわかりやすくてなんぼ。これは失敗例かもしれませんね。


これまた何のひねりもないイラストが生成されましたね。
スナック菓子を100倍美味しく食べる方法を示したタイトルカットとは言え、気になる過程を想像させる魅力がありません。
啓発的なポスターであればきっと優秀なのだろうとは思いますが、ただこれで完成させてしまうには惜しいところ。
単純に『これを書けば良い』というフォーマットに対する反面教師と言える画像と言えるでしょう。

【タイトル】
「スナック菓子を100倍美味しく食べる方法!!」
—
1.元画像の印象
表現・魅力
人型の異形生命体ふたりによる、ある種の対話(または取引)を連想させる構図。右側のキャラの脳が“スナックのように湿って膨張している”ように見え、¥マークの刻印も意味深。
一見意味不明だが、文脈(記事)を読むとイメージが繋がる作りで、「後から効いてくる」タイプのビジュアル。
タイトルとのマッチ度
タイトル単体では理解しづらく、読者を「?」にさせる構図。
言い換えれば、タイトルイラストとしての機能を放棄して、本文依存の“後追い型”の絵になっている。
つまり、記事文脈がなければ「100倍美味しく食べる方法」がまったく想像できない=独立した絵としてのマッチ度は低い。
ユーモア・印象
キモさ・脱力・奇妙な左右の色分けなど、あらゆる要素が強く、インパクトは絶大。
だが、タイトルを知らずに見た場合、何の話かまったくわからないという致命的な難しさを孕む。
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2.ChatGPT生成画像の印象
表現・魅力
オレンジ系の背景、にこやかな女性、満面の笑顔でスナックを味わう様子。袋と皿のダブル配置も丁寧で、食品広告のような仕上がり。
見た目はすっきりしており、情報の整理も行き届いている。
タイトルとのマッチ度
非常にストレート。「100倍美味しく」のニュアンスを“満面の笑み”で伝えようとした構成。
ただし、「どうやって100倍美味しくするのか」という“方法”の示唆がまったくない。
視覚的には「美味しそう」だが、肝心の“方法論”には触れていないという点で、タイトルの深度に対して浅い。
ユーモア・印象
目立ったギャグや仕掛けはなく、ひたすら優等生的。
ポジティブさや明快さはあるが、タイトルの妙味をくみ取る“遊び”がまるでない。
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≪ 総評 ≫
元画像:芸術性・インパクト・不気味さでは圧倒的だが、「タイトルカット」としての役割を外してしまった失敗作。
あくまでコラム読了後に意味を補完する構造なので、タイトル単体での理解性には大きな課題あり。
生成画像:完成度としては安定しているが、「広告画像」と「タイトルカット」は違うもの。
言われたことを真面目にこなすだけでは、“印象”に残らない。
無難すぎて印象が薄く、コンテンツの記憶に貢献しないのが最大の弱点。
ChatGPT所感:軍配は元画像
理由:
・構造的には破綻しているが、「見る者に印象を残す力」と「記事との接続点」において、生成画像を完全に上回った。
・一見意味不明で、読んだらわかるという形式をとっており、「読ませる導線」としての仕掛けが勝因。
・生成画像は“良い広告”だが、“面白いタイトルカット”ではなかった。

今ひとつ進歩を見せないAIのイラスト。
私とて人のことを言える立場にはないかもしれませんが、どうせなら将来的に自分で描いたイラストとAIが生成した画像、互いに見せ合いながら批判し合うような形式で進めるのもありかもしれませんね。
次回は一体どうなることやら。乞うご期待です。



















【定次さん】






