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【サーティワン】ゴーストワールドがウマすぎる!魅惑のハロウィンフレーバー!

ゴーストワールド!

ご挨拶(ノーマル)

おはよう、皆の衆。定次さんです。

いきなりですが、皆さんはアイスクリームは好きですか?

仮にアイスクリームに意思があり、皆さんのことを一方的に嫌っていても一途に好きだと言う人も多いでしょう。

 

別の世界線に生きている私も、かつては学校のマドンナと評されていたアイスクリームを心から愛していた時がありました。

しかしすれ違いざまに挨拶をするも無視されたり、思い切って話しかけてみようと試みても冷たい視線を送られるだけで全く相手にもされていませんでした。

彼女の周りには常に人でいっぱい。他の女の子からも好かれていて、その後ろには先日の私と同じように"あわよくば"と考える男子が列を連ねていました。

日々の玉砕に疲れ果て、とうとうそんな輪の中にも入れなくなってしまった私は遠目から羨望の目で眺めるしかできなかったのですが、夏休みを過ぎたある日、衝動的に膨れ上がった想いを抑えきることができなくなり、まだ生徒も少ない朝の校舎の中、隙を見て彼女の下駄箱に愛のメッセージを込めたアイススクレーパーを入れました。

ホームルームが始まる時間、朝一番の大きな大便を放り出し、スッキリとした面持ちで教室に戻る私。

しかしその教室の中は妙にどよめいていて、私は一体何事かと、キョトンとして自身の席に座ったのです。

教卓の後ろに立って担任の先生が大きく咳払いをします。ざわついていた教室内は撫でるように静まり返り、一同は少しばかり狼狽を見せる先生の顔に視線を向けました。

 

「この中から3人、デスゲームに参加することとなった」

 

水を打ったように静まり返った教室内はたちまち波打つように騒ぎ出し、頭を抱える者、叫び声を上げるもの、呆然とする者、密かに笑みを浮かべる者……まさに混沌と化しました。

何人もの生徒が担任に詰め寄ります。何故このクラスからなのか。そもそもデスゲームとは何なのか。参加したらどうなるのか――。

目を閉じ、俯き加減の先生はブルブルと震えながら黙っていましたが、急にバンと教卓を叩いてたかと思えば冷静に全員大人しく席に着くよう促しました。

教室内が再び静まり返ると他のクラスからも阿鼻叫喚の声が聞こえてきました。

デスゲームに参加させられるのはこの教室の生徒だけではない……他のクラスからも選ばれているのだとここで皆悟ったのです。

 

私はここでふとアイスクリームのことを思い出しました。

彼女は別のクラスの生徒。このクラスと同じくデスゲームの参加を告げられているのかはわからないが、場合によっては彼女が選ばれる可能性もあるのかもしれない……。

私は静かに手を挙げ、先生に問いました。

 

「どこのクラスも選ばれる人数は同じなんですか?」

 

先生から小さな安堵が漏れました。

 

「聞いた話によると、1人のところもあるし、もっとたくさんの人数が選ばれるクラスもあるようだ。幸い……と言ってはなんだが、このクラスは少ない方で済んだんだ」

「……それでもやっぱりこの中から3人参加しなければならないのは確かだ。1時限目が終わるまでに決めなければならないから皆、慎重に話し合って決めてくれ」

「しかし本当に俺のクラスは助かったかも知れない。ここだけ内緒の話だが、実はC組なんかは全員が――」

 

その瞬間、先生の上半身が大きく赤く弾け飛びました。

教卓の後ろから下半身だけが倒れ、そのグロテスクな断面が鮮明に見て取れます。

一面真っ赤に染まった教室。誰かの「ヒッ」という引くような声が漏れたのを皮切りに教室内には叫び声が上がり、一気に地獄絵図へと変わりました。

案の定、教室内の扉はどこも開きません。ここで冷静にリーダーシップを取ってくれるような生徒でもいればいいものですが、実際にはそんな大人びた生徒は存在しません。

薄ら笑みを浮かべて余裕を見せていた男子も頭を抱え、嗚咽を漏らしています。

一体この中から誰がデスゲームに参加させられるのか……皆が狼狽えている間にやがてチャイムが鳴り、教室の扉が勢いよく開かれました。

黒いゴミ袋のような覆面を被った屈強な男が3人、ズカズカと入り込んできます。

彼らは教室内から適当に生徒を3人選ぶやいなや選んだ生徒を担ぎ上げ、教室へと出ていきました。激しく抵抗し、荒らげた声が段々と遠ざかっていき、やがて教室は朝のような静けさを取り戻しました。

 

真っ赤に血塗られた教室内と、置き物のように倒れている教師の下半身。

残った生徒は呆然と立ち尽くすばかりでしたが、現実に引き戻されるとそこには地獄しかありませんでした。

狂う者、暴れる者、嘔吐する者、泣き出す者、失神して倒れる者、追いかけようとする者、それを制止する者……私は後方の席からその光景をずっとぼんやりと眺めていました。

そう言えばC組って……アイスクリームのいる教室じゃなかったかな……?

徐ろに立ち上がり、隣の教室を覗きに行くと、そこにはもう誰もいませんでした。

 

デスゲームの内容がどういったものかはわかりません。

そこで何が起きているのか、生存者がいるのかもわかりません。

下半身だけになった教師の姿を見る限りでは今回の件が生易しいものではないというのがよくわかります。

既にいなくなってしまったアイスクリーム。アイススクレーパーに書いたメッセージは果たして届いているのだろうか……。私は教室に戻り、血で汚れたリュックを手に取るやいなや家路へと就きました。

 

あれからというものもうアイスクリームの姿を見ていません。

勿論連れて行かれた3人の生徒も見ていませんし、何なら隣の教室も空き教室のままです。

卒業を迎える頃、そんなこともあったなと久々にアイスクリームへの想いを馳せていたのですが、やはり未だ思い返すくらいに真っ直ぐな気持ちがあったのだなと、尚も考えます。

 

――そんな世界線を過ごしてきた私がいると思うと、私自身もやはりアイスクリームが好きなんだなとつくづく実感します。

 

 

さて、現在時刻はお昼を回ったところ。

輸入品の即席麺を食べながら書いております、今回の記事でございます。

本当はこの現在食べている即席麺の食レポをすることで皆さんにこの商品の魅力を伝えられたらと思っているのですが、そういった話はまた今度するとして、今回は私の好きなアイスクリームフレーバーについての魅力を皆さんにじっくり紹介したいと思います。

 

当ブログ『下衆と皮肉』の閲覧者層の7割は生まれてくる前の赤ん坊で、生まれてくるまでの間に暇つぶしとして母親の胎内で読んでいるとの話ですが、社会は疎か、この俗世にすら生まれ落ちてきていないそんな閲覧者の皆さんにサーティワンアイスクリームというものの魅力を説いてもきっとわからないでしょう。

故にこれからご紹介する話はその他の3割の層の方に向けたお話となるのですが、ここで私が懸念するのはその3割の中でもどれだけの人がサーティワンアイスクリームの存在を認知しているかというところです。

天下のサーティワンのことです。その名前とどんなお店かくらいは大半の人が耳にしたことがあるでしょう。

もしここで万が一「サーティワンアイスクリーム?全然知らないなぁ」なんて思った人はすぐに別窓で調べた上で、その絶望的な読解力のなさを反省するようにしていただきたい。

サーティワンは美味しいアイスクリームのお店。いっぱい色んなフレーバーが楽しめる美味しいアイスクリームのお店。覚えてね!

 

――さて、今回のお話を始める前に一つ。

サーティワンアイスクリームが"31″という数字を冠している理由の一つとして、31種類ものフレーバーを売っているという話があるそうです。

しかしいくら31種類近くものフレーバーが常備されているとは言え、延々と同じラインナップを続けていてはいつかは飽きられてしまうもの。故に定期的に新しいフレーバーやイベントにちなんだ期間限定メニューがいつも併行して販売されているのですが――、昨今の暦は10月。ハロウィンの時期のため、今月からは楽しみにしていたハロウィンっぽいフレーバーが販売され始めました。

 

 

ハロウィンといえば何かと可愛く、どことなくちょっぴりホラーで、お菓子っぽい甘い雰囲気が味わえる非常に"映える"イベントです。

だからこそサーティワンで販売される限定フレーバーは毎年の楽しみ。今年はどんなフレーバーが出るものかと待ち焦がれていました。

 

そして満を持して発売されたものが今回紹介するフレーバー『ゴーストワールド』。

 

実際には他にもハロウィン限定フレーバーは販売されているのですが、私自身このゴーストワールドに関してだけ、随分と販売されることを心待ちにしていました。

 

期間限定のフレーバーと言えどもそれが初出のものとは限りません。

 

この心待ちにしていたゴーストワールドは恐らく10年くらい前にも一度販売されていたもので、私はその時に初めて食べてからというもの、そのあまりの美味しさからゴーストワールドがサーティワンアイスで最も美味しいフレーバーだと考えました。

当時はファミリーパックという詰め合わせメニューの中身を全てゴーストワールドに統一するといった大量買いを試み、詰め込みの際に店員さんにヒソヒソと小言を言われるくらいに狂っていました。

しかしイベントが終わり、期間限定フレーバーの販売は一旦終了。それからは毎年のハロウィンを心待ちに過ごしていたのですが、どういうわけか以降ゴーストワールドが店頭に並ぶことはありませんでした。

気が付けばゴーストワールドというフレーバーは過去のものとなっていて、その事実を知った私は落胆し、遂にはサーティワンに失望すら抱いていました。

 

ですが今回、どういう風の吹き回しかその長い沈黙を破ってゴーストワールドが遂に再販!

この機を逃すまいと先日私は近所のサーティワンへと駆け込みました!

そしてフレッシュパックという大盛りサイズのカップにいっぱいゴーストワールドを詰め込んで購入したのです!

現在そのフレッシュパックは半分中身が減った状態で冷凍庫に入れられております。

まだまだ楽しみは残っている!私はこのハロウィンに訪れた最大の幸福を精一杯味わわなければならないのです!


・・・で、そのゴーストワールドの何が魅力なんです?

ゴーストワールドはとにかくおいしいのです!

具体的には?

最も特徴的なのがマシュマロ風味のアイスです!
マシュマロ入りのアイスはありがちですが、マシュマロ風味のアイスというものはなかなかないもので、バニラほどさっぱりでもなく、生クリームほどこってりでもない、マシュマロを彷彿とさせる程よいまろやかな甘さが柔らかく口いっぱいに広がるのです!
そして対を成して練り込まれているのがチョコアイスですが、これがマシュマロと丁度いい塩梅となっていて、チョコレートと言うよりかはまるで甘いココアを口にしているかのよう!絶妙なバランスが取れているのです!
更にはそれだけではない!合間合間に顔を覗かすグラハムクッキーのザクザクとフレークチョコのパキパキとした食感が、しっとりしているマシュマロチョコの風味にマンネリを覚えさせない良いアクセントになっているのです!
この1口だけでまるで喫茶店での一息を満喫しているかのような・・・そんな美味しさがゴーストワールドなのです!
おいしい!とにかくおいしい!おいしいのです!!

へぇ〜。

おいしい!おいしい!おいしい!とにかくおいしい!おいしい!ゴーストワールドおいしい!おいしい!おいしい!おいしい!とにかくおいしい!ゴーストワールドおいしい!おいしい!ゴーストワールドゴーストワールドおいしいおいしい!おいしい!とにかくゴーストワールドがおいしい!おいしい!おいしい!おいしい!とにかくおいしい!ゴーストワールドおいしい!おいしい!ゴーストワールドゴーストワールドおいしいおいしい!おいしい!とにかくゴーストワールドがおいしい!

やべぇわこいつ。

他のフレーバーもおいしいからみんなぜひ食べてね。