先日は地震で大きく揺れましたね。


おはよう、皆の衆。定次さんです。
自然災害のことをメディアで取り上げると、何かと『不謹慎だ!』と騒ぐ輩が湧き出すこのご時世ですが、今回の記事を読んで閲覧者の皆さんがそんなネット暴徒へと変貌しないことを切に願いたいと思います。
現在日時は12月10日の午前0時を過ぎたところ。
12月8日の夜間に発生した青森県東方沖地震。私が住む北海道でもなかなか大きく揺れました。
いつぞやでは胆振東部地震で地震の恐ろしさを体感しましたが、数年としない僅かなスパンで今一度大きな揺れを体験することとなるとは私が生まれた当時は夢にも思わなかったことでしょう。
今現在では胆振東部地震で抱いたわけでもないトラウマを燻られることなく、一昨日の地震の出来事を振り返る素振りを見せながら昨晩に食べたカレーで使用した鍋を洗いつつ今回の記事を手掛けているわけですが、今この瞬間、無事で過ごせていることに改めて感謝の気持ちを表したいと建前上考えております。
私自身、東日本大震災や石川県能登半島地震を直接体験したわけではなく、テレビやネット上でしか当時の状況を見ていなかったのですが、そうそう起きるわけでもないと言われている大震災を、これまで生きてきた短い人生の中で何度も経験していると考えると、つくづく将来がどうなってしまうのかわからないという不安に駆られて仕方ありません。
久々に大きな地震がきたから次は当面ないだろう――という安易は考えは大自然の脅威の前にまるで通用するわけもなく、『地震大国』という国に住んでいる事実をわからされたのでした。
それにしても今回の地震もなかなかどうして大きなものでしたが、不幸中の幸いと言って良いのか、生死に関わるような人的被害はまるでなく、言葉表現としてはあまり良くないかもしれませんが、日本という国が地震に慣れているという強みを改めて感じました。
ただ、被害が少ないと言ってもやはり負傷した方などそれなりにいるわけでして、そんな方々に対して不幸中の幸いと表現するのは不謹慎だと――そんな風に語気を荒げて文句を垂れる方も少なからずいることに私はつくづく憂いてしまいそうです。
実際問題、今回の地震で負傷した方々は災難であったかと思われます。
そんな方々のために言葉を自粛するのも一つではありますが、無事何事もなかったという結果に目を向けて喜びを分かち合うのもまたひとつなのではないかと私は思います。
まだまだ何が起きるかわからず、一抹の不安も払拭できない日々が続きますが、ただそれでも今を生き延びていることに感謝と喜びを実感するのはとても大事だと、不謹慎としか口から出せない輩にグーに強く握った拳を何度も振り下ろしながら言い聞かせてやりたいものです。
今回私はトイレで踏ん張っている最中に地震に見舞われてしまいましたが、その際、己のケツも拭かずに真っ先にリビングへと飛び出すというにわかには信じられない対応をしてしまいました。
己の命よりもまずコレクション。
半ケツのまま夢中で飛び出した私が向かったのはリビングに置かれたフィギュアラックでした。
京本音が鳴り響き、家全体がアトラクションのように大きく揺れ動き、いつ家屋が崩れてしまうかもわからない緊急事態に私は半ばケツを丸出しにしたままフィギュアラックが倒れないように抑えていました。
世間が適切な措置を選んでいる最中、ただただ嗜好品を守ろうと走った私の姿はさぞかし滑稽だったかと思います。
大きな地震が起きた時の際の的確な対応とは机の下に潜ることや、ドアや窓を開けて逃げ道を確保したりなど。
上記の的確な判断が迅速に求められる地震災害ですが、私は人の尊厳を捨ててまで、延々と揺れが収まらない中で大事なコレクションを守ろうと躍起になって過ごしたのでした。
しかしながら、自身の揺れでフィギュアラックが倒れてしまい、大きなガラスケースが壊れてしまうようなことがあれば後片付けはさぞかし大変なことでしょう。
高価なフィギュアコレクションが破損してしまうのも非常に嘆かわしいところですが、何よりも片付けの手間を考えた末で咄嗟に出たのが今回の行動でした。
私が半ケツで抑えていたからかフィギュアラックは倒壊せず、無事に今回の揺れを乗り切ることが出来ました。
ラック内のフィギュア達がもみくちゃになり、細かなパーツが破損してしまった――といった少々ショッキングなこともありましたが、その他に大きな被害を生むこともなく、地震の後の片付けも1時間ちょっとの時間で済ませられたのでこれもまた不幸中の幸いであったと思います。
私が想像上で創り出した私の中に存在する地震の専門家――彼は地震に遭った際の的確な対処を世間に啓蒙していることを生きがいとしているのですが、今回の私の行動に関してはクソミソに批判するほどにも値しないということで、特別にコメントをいただくことができませんでした。
ただ雰囲気から察するに、フィギュアラックなんか気にせず人命を第一にするべきだとコメントしようとしていたのは確か。
のうのうと生き残る私を青筋を浮き上がらせながら遠くから睨んでいたのは言うまでもありません。
しかし今回の結果だけをみると私は賭けに勝ったとも言えるわけで、この結果には脳内の地震専門家も呆れてものも言えないような表情でだんまりを決め込む他ありませんでした。
ただやはり人命が大事であるのは確かであって、私自身もそれを本質的に理解しているつもりでいます。
皆さんも自然災害に見舞われた時には『いのちだいじに』の精神で生き延びることだけに専念しましょう。


















【定次さん】




