一番おいしいイカソーメンはどれだ!?コンビニで売られるイカソーメン食べ比べ!
おはよう、皆の衆。定次さんです。
昨日今日といった最近の私はどういうわけかイカソーメンがマイブームになっているようでして、その食べる手は止まることを知らず、隙あらば買い漁ったイカソーメンをもりもりと食べている状況となっております。
そして今宵はそんなマイブームに便乗し、各コンビニで売られるイカソーメンの食べ比べを行おうじゃないかと考えながら書いております、今回の記事でございます。
一見違いがわからなさそうなイカソーメン――、食べたらどれも同じだろうとバカ舌を持つ方は仰るかと思いますが、何だかんだで多少なりとも違いはあるもの。
折角なので今回の記事ではそれぞれのイカソーメンがどのように違うものであるか比較し、レポートしていきたいと思います。
今しがた手元には4店舗のコンビニで購入したイカソーメンが用意してあります。
ローソン、ファミマ、セブンイレブン、セイコーマート……各コンビニで1種類ずつ購入したものです。
それぞれ大きさや内容量、価格も異なるものですが、基本はどれも細切りにしたスルメイカ。所謂一般的なイカソーメンとして、果たしてどのような違いが出てくるものか……そしてどれが一番美味しいか食べ比べていきたいと思います。
――とは言え、現在時刻はお昼ご飯時を過ぎた頃。
現在私は昼食としてレトルトカレーを食べている最中となります。
傍らには4種類のイカソーメンが置かれておりますが、カレーを食べて満腹となる以上、あまり食が進みません。
カレー自体も味の強い食べ物ですし、この状況下では正当な審査は出来かねるでしょう。
「どうしてこのタイミングでカレーを食べてしまうのか?」と閲覧している方々からクレームが届いてしまいそうな気もしますが、そもそものところ今の時間はお昼ご飯が最優先です。
記事なんてものはいつだって書けるものであって、わざわざ今のタイミングで各社のイカソーメンを食べる必要性はないわけです。
しかしながらどうせ私のことです。
常人よりも燃費が悪いということから、満腹中枢が緩和されて手元のイカソーメンに手を伸ばし始めるのも時間の問題でしょう。
それならば満腹中枢が刺激されている今の間にイカソーメンについての補足をいくつかお話しさせていただきたいと思います。
別世界線におけるイカソーメンとは
これまで私が過ごしてきた別の世界線にもイカソーメンは存在しておりました。
現世界線とは少々形こそ異なりますが、イカに似た生物を乾燥させ、細長く切って加工する点については同じです。
大きく異なる点と言えば、主に祭事に使われることが多かったくらいでしょうか。
然程大きくない細長い瓶の中へ大雑把に手に取ったイカソーメンを差し込み、その先端に火を点けることでお香の代わりとしていました。
そのお祭りは半月に1回行われ、毎回2〜3日ほど続きます。お祭りの時期は周囲一体がスルメを炙った匂いで包まれるのです。
大人たちはその匂いを嗅ぎながらお酒をあおり、子どもたちは祭壇に刺さったイカソーメンに手を出そうとして大人に怒られては同じことを繰り返します。
当時私も子どもだったのですが、炙ったイカソーメンよりもそのままの方が好きだったということからお供えする前のイカソーメンを祭事前にこっそりとバレない程度に納戸から引き出しては貪り食べていました。
いつからかはその食べる量も増えていき、自分自身線引きができなくなってしまった挙げ句、店頭に並んでいる商品を直接食べているところを見つかり、大目玉を食らった思い出があります。
祭事に使われるイカソーメンをつまみ食いするのは神様を侮辱するも同罪。禁忌を犯した私は仕置部屋と呼ばれる拷問部屋に連れ込まれる直前にいつくかのイカソーメンを抱えて別の世界線へと逃げたのですが、今となってはイカソーメン一つでそこまで怒るものかと馬鹿馬鹿しく感じて仕方がありません。
別の世界線から持ち逃げしてきたイカソーメンは随分と昔に食べきってしまったのでどんな味だったのかは思い出せませんが、おおよそ現世界線のイカソーメンに近いものがあったと思います。
今となっては手元にないので検証のしようがありませんが、現在手元には自宅近辺のコンビニで購入した4種類ものイカソーメンがございます。
「長々とした前置きは良いから、早いところ本題に入れ」と、そんなクレームがふつふつと投げかけられてきそうな雰囲気がディスプレイ越しに感じられますが、人生あまり結論を急ぎすぎても良いことはありません。
つい先程もインターホンが鳴り、薄汚れたトートバッグを肩に下げた白髪の老婆の訪問がありましたが、恐らくこの老婆も私の記事の展開の遅さにイラつきを覚え、直談判にきた人間の一人だったのでしょう。
私はモニター越しに硬直し、その老婆がその場を去るのをじっと待っていたのですが、程なくしてどこかに消えていったのでこのクレームは衝動的に引き起こされたものだったのではないかと考えております。
立ち去った後も玄関の扉越しに他の部屋のインターホンが鳴る音が聞こえたので、帰り際に他の部屋へ当たり散らしていた様子が伺えたのですが、当ブログへのクレームは近隣への迷惑にならない程度に行ってもらいたいものですね。
――さて、随分と前置きが長くなりましたが、そろそろイカソーメンの食べ比べをしても良い頃合いでしょう。
昼食を食べてから少しばかり昼寝を挟んで随分と時間が経過してしまったのですが、どういうわけか然程お腹は減っておりません。
何なら間もなく夕食の時間なのでできる限り夕食に影響しない程度につまみたいのですが、程々のレポートで差し支えないでしょうか?
差し支えないのであれば適当にどれがどんなもんかと感想を述べていきたいと思います。
そんなわけで各イカソーメンを食べ比べていきたいと思います。
よろしくお願いします。
購入した順に食べていこうと思うのですが、まずはローソンのイカソーメンです。
どんなもんでしょうか。
こちらは22gで178円。若干高めのお値段ですが、昨今の情勢を鑑みたらこんなもんでしょうか。
何もかも高騰してますからね。
味は割とシンプルと言いますか、よくおつまみで売られている"するめ"を細く切ったような、イカ本来の味が生きている感じですね。
焼酎のアテによく合いそうな味付けです。
味付けが強すぎない感じですかね。
次にファミマのいかそうめん。この商品は他と違って"炙り"と冠した商品名になっていますね。
炙りいかそうめんって商品名ってことですね。
こちらは内容量14gで158円。先程紹介したローソンと比べると若干割高でしょうか。
せめて20gは入っていてほしいですね。
炙りいかそうめんという商品名ですが、お酒のアテよりおやつ向けの味付けですね。
気がついたら全部食べちゃっていそうな・・・そんな甘めの味が特徴な感じがします。
食べるなら何袋かまとめての購入が必須ですかね。
次はセイコーマートの細切りするめです。
こちらは売り切れの店舗があったりと、探すのに苦労しました。
人気なんですかね。
内容量は一番多い25g入り。価格も250円とかなりお高いです。
ただ、他の商品と比べてかなり細め、短めのものがたくさん入っていて袋もだいぶ分厚く膨れています。
250円は高いですね。
よく見たらこの商品はセコマブランドの商品ではありませんでした。
そりゃ高いわけだ。
今回の企画において若干レギュレーションが異なる感じはありますが、北海道産のイカを使用しているだけあって美味しいですね。
味付けは非常に濃く、まるで塩辛を食べているかのような感覚です。日本酒と一緒に食べたらとても良く合うでしょうね。
これは流石にレギュレーション違反。
価格が高いだけあって残念ながら他と比較するにはランクが違いすぎですかね。
最後はセブンイレブンのいかそうめん。
この商品はコリコリとした食感を売りにしてそうです。
イカソーメンで言うコリコリのレベルってどんなものでしょうか。
内容量は18g。価格は178円とローソンよりも割高です。
やっぱり20gは入っていてほしいですね。
食べてみた所感、味が非常に濃く、食感もこれまでの中で一番食べごたえのあるものでした。
他よりも太めで乾燥具合が強く、個人的には好みの味ですね。ハイボールなんかによく合うと思います。
味だけでなく食感もだいぶ違うんですね。
一通り食べてみてどれが一番美味しかったかわかりましたか?
えー、どれも美味しかったからまとめられないなぁ。
どれもいい感じでしたよ。イカだけに。
ここまで引っ張っておきながら一番を決められない展開って閲覧者が納得するもんですかね?
下衆と皮肉はフェアですから。
あとどれが美味しかったと言っても結局好みで意見が分かれるものですから、結論なんて言うだけ無駄です。
いかがなもんですかね?
イカだけにね。
はっはっは!