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【出来らぁっ!】え!!パクチーでおひたしを!?

2024年2月14日おひたし,パクチー,バズレシピ,レシピ,料理,検証してみた,葉物野菜の可能性,試してみた,試してみろ,食べ比べ,食レポ,食事

パクチーのおひたし

ご挨拶(敬礼)

おはよう、皆の衆。定次さんです。

皆さんはパクチーという野菜を食べたことがありますか?

今でこそあまり話題に上がることは少なくなりましたが、一時期は世間様が狂ったように妙に持ち上げたことでちょっとした社会現象になるまで流行ったものでした。

 

流行っているわりに好みがはっきり分かれるほどクセが強い――。

メディアで大きく取り上げられるほど流行ったにも関わらず、そんな先入観に縛られる人が多かったのか、実は食べた経験がないという話も多く耳にします。

私も今回の記事を書こうと考えるに至るまでは真正面からパクチーに向き合ったことがなく、食べたとしてもせいぜいトッピングに使用した程度でした。

 

――とある別の世界線ではパクチーを主食にするどころか、ペットにするという文化が根付いているところがあるそうです。

道端でワンちゃんを散歩するようにパクチーにリードをつけてズルズルと引っ張る光景が日常となっているその世界線ですが、アスファルトに引き摺られたパクチーによる臭いが公害として社会問題になっています。

現世界線においてはパクチーの好き嫌いについて賛否分かれている状態となっていますが、ペットであるパクチーを食材としても扱うのは如何なものなのか……今こうして記事を書いている最中も、その世界線では賛否分かれた両派でバチバチと議論が繰り広げられていることでしょう。

 

私もこれまで色々な世界線を移り住んできましたが、パクチーが人間を支配する世界線を体験したことはありません。

聞くところによると、一応どこかしらの世界線ではパクチーが支配――とまでは言わないですが、パクチーと人間が同等の立場で共存しているところがあるそうです。

その世界線のパクチーは歩いたり喋ったりすることは出来ないものの、何かしらの方法で人とコミュニケーションを取ることができ、参政権も持っているそうです。

あまり多いわけではないですが、いくらかの議席も有しており、今でこそ友好的な立場で共存こそしているものの、派閥ができている以上、遠い将来パクチーに政権が取られてしまうことが危惧されているとかなんとか。

「もしパクチーに政権が奪われてしまうなんてことがあれば調理してしまえば問題ない」なんて話も持ち上がっているそうですが、如何せんその世界線の人々は皆口を揃えて「パクチー料理は臭い」と言って忌避しているようで、食材として処分する法案については未だ保留のままとなっているようです。

 

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さて、別の世界線で起きていることはどうだっていいとして、今回の記事ではパクチーの食べ方について紹介していこうと思います。

いくら臭くてクセが強いと言っても所詮は葉物野菜。食材として扱われている以上、自身がアレルギーのような体質でなければきっと食べられなくはないはずです。

 

先日、YouTubeでとある動画を視聴しました。

それは様々な葉物野菜をおひたしにして食べるといった内容のもの。

一般的におひたしとして親しまれている野菜から一風変わった野菜まで――動画内で扱われていた野菜は幅広いものでしたが、その中にはパクチーもあり、案の定おひたしとして食べられていました。

動画を視聴していて私は「パクチーのおひたしなんて……」と思っていたのですが、そんな考えに反して動画内では存外好評な様子でした。

先程も話していたように私はパクチーをトッピングとしてしか食べたことがありません。

それでも尚、食材として手を出すには躊躇するものと認識していましたが、こういった動画を観てしまった以上は試さずにはいられません。

私自身、色味の強い野菜や葉物野菜は好物としており、それでいておひたし自体も非常に好んでいます。

動画の二番煎じにはなるものの、早速近所のスーパーで各種葉物野菜を購入し、パクチーを含めてどんな野菜がおひたしとして美味しいものか検証しようと試みました。


そんなわけで今回はこの下衆と皮肉が運営する畑で採れた新鮮な葉物野菜の数々を使って様々なおひたしを作っていきたいと思います。

よろしくお願いします。

嘘です。今回使用するお野菜たちは全て近所のスーパーで購入したものとなります。

よろしくお願いします。

食レポに入る前にまずはおひたしのレシピからおさらいしていきましょう。

よろしくお願いします。

おひたしの作り方は簡単。
まずは適当に塩を入れた水を鍋に入れて火にかけます。
そしてお湯が沸いたところで適当に切ったお野菜を入れて適当な時間茹でます。

ふむ。

茹で終わったところで鍋から取り出し、ボウルに開けて水で冷やします。
キッチンペーパーなどで水気を取って器に盛り付け、あとは適当なお出汁やら醤油やらみりんやら鰹節やらお好みで白ごまやらをかけて出来上がりです。

簡単ですね。

この要領で以下のお野菜をおひたしにしてみました。

どうしました?

折角なんで何の野菜をおひたしにしたかクイズにしてみましょうか。

パクチーとチンゲンサイとニラと白菜とバジルと・・・あとはルッコラですかね?

まぁ、それらのお野菜をおひたしにした結果、どれが美味しかったのかというお話なんですがー・・・。

折角なんで皆さんにも実食していただいてどれが美味しかったか審査していただきましょう。

今回おひたしにしたのは先程お答えしていただいた通り、パクチーをはじめ、白菜、チンゲンサイ、ニラ、バジル、ルッコラとなっております。

白菜、チンゲンサイについては安牌。その他のニラ、バジル、ルッコラ、そしてパクチーがどんな味になったか非常に気になるところですね。

そんなわけでまずは白菜のおひたしから食べていただきましょう。

 

実食!!

 

超うまい。
浅漬けよりもマイルドでヒタヒタって感じですね。

外葉の部分は漬物に近いでしょうか。
茎の部分は肉厚で様々な触感が楽しめます。
それでもやはり白菜特有のクセが苦手な人には抵抗があるかもしれませんね。

シャキシャキでおいしい。
いっぱい食べられそう。
塩昆布とか鷹の爪なんかほしいかも。

やはり白菜は無難中の無難ですね。
若干クセがある以外は間違いない食材でしょうか。

次はチンゲンサイです。
中華料理以外ではあまり見かけませんが、実際おひたしには合うのでしょうか?

 

実食!!

 

超うまい。
白菜よりもクセが少なくて超肉厚。
気持ち的にお肉を食べてるみたいですね。

これほどまで肉厚であれば小鉢で出すにはもったいないくらいですね。
個人的には白菜よりも好きですね。目一杯頬張って食べたい美味しさです。
チンゲンサイの可能性が垣間見える逸品だと思います。

食べごたえがあって幸福感が満たされそう。
甘くて肉厚でジューシーって最高な気がする。
もっといっぱい食べたいかも。

意外にも超好評なチンゲンサイ。
白菜よりも肉厚な分、おひたしのような素朴な食べ方が食材としての良さを引き出している感じですね。

次はニラのおひたしです。
ニラも中華料理でよく使用する野菜ですが、どちらかと言えば炒め物によく使われている印象があります。
火をあまり通さないおひたしではどんな味になるのかというのと、臭いが残らないか気になるところです。

 

実食!!

 

おいしいけどやっぱりくっさい。
でもこの臭いのがたまらない感じがありますね。
茎の部分がちょっとトロトロ感あってネギみたいで美味しいです。

ニラをおひたしで食べるのはありですね。
キュッとした食感ととろっとした中身。甘味も強くておひたしの味付けがよく活きています。
ここに酢味噌でもかけたら酒のあてに最高かもしれません。

臭いけどおいしい。
この臭さが癖になる感じ。
味付けもほどほどでいい感じ。

やっぱり臭いが気になるところでしたが、色々な料理に合う万能な食材なだけあって、おひたしでも十分美味しく感じられたようですね。
ニラのおひたしを満喫したい時は次の日が休みの時にしましょうね。

では次はバジルの実食です。
バジルはどちらかと言うと香り付けなどに使われるイメージですね。
ドライバジルを振りかけるだけで風味が大きく変わりますので、単体で食べるとどんな風になるか非常に見ものです。
因みに動画ではバジルのおひたしは絶賛されていました。期待値は高いですよ。

 

実食!!

 

まっず。超まっずい。
クセが強すぎてとても食べられたものじゃない。
水ください。

バジルといえば美味しいイメージがありますが、単品で食べるとこんなにも主張が強いものだと知りました。
おひたしに使った味付けが物足りなかったのではないかと思えるくらいに強い香りと強い味。
好きな人は好きかもしれませんが、個人的には苦手です。

うーん、苦手かも。
興味本位で試す価値はあるかも?

動画ではあんなにも美味しいと評価されていたバジルのおひたしがまさかの大バッシング。
今回手に入ったバジルはスイートバジルでしたが、もしかしたら使用した品種が違ったのでしょうか?
元々沢山売ってあるものでもないですし、内容量が少ない分割高で、おひたしにすると尚量が少なくなってしまうので、コスパを考えたら最悪な結果かもしれませんね。

次はルッコラです。
こちらもバジル同様にパスタやピザのトッピングに使用される野菜ですが、サラダとしてもよく使われています。
どちらかと言うと炒め物など火を通す料理に向いているそうですが、バジルが散々な評価だっただけに少し心配かもしれません。
因みにルッコラは動画では紹介されていませんでした。未知の結果にドキドキですね。

 

実食!!

 

まぁ・・・悪くないかも?
料亭や居酒屋で出されたらあまり箸が進まないレベルの味ですかね。
微妙にエグみが強い。

口に入れて噛んだ瞬間のシュンシュン具合はほうれん草のおひたしに近い感じがしました。
しかし2,3回噛んだところでエグみが出てきて折角の味付けを台無しにしてしまいました。
ジェネリックほうれん草のおひたしと言ったら的確でしょうか。言うほど安価でもないかもしれませんが。

食卓に出されたら我慢して食べるくらいの味かな。
もっと濃い味付けで食べたいかも。
何ならドレッシングくらいかけてもらいたいかも。

可もなく不可もなく・・・検証ジャンルとしては検証しがいのあった結果に終わった食材でしたね。
そう考えるとおひたしという調理法というのは必ずしも素材を活かすばかりでもないというのがよくわかりますね。

では最後はお待ちかねパクチー。
実食前から既に調理場から臭っております。くせぇ。超くせぇ。吐きそう。
個人的にワラビを煮詰める時の臭いが大嫌いなのですが、それに次ぐくらいの悪臭がします。
こんなに臭いもの本当に食べられるのか?食べるのが恐ろしいですが、口に運ぶまでも勝負になりそうです。

 

超くせぇ!!

 

くっっさああああ!!
こんなの食えるわけない!
くっせぇぇ!!

噂には聞いていましたが、まさかこんなにも臭いとは思いもしませんでした。
薬っぽいような、草っぽいような、あまりこの空間には長居したくないですね。
とりあえず頬張ったところでこの臭いが口の中に充満するのを想像したくありません。

やだ。臭い。
食べたくない。

 

実食!!!!

 

・・・あれ?食べられる?
目の前に盛り付けられていた時にあんなにも強かった臭さが一気になくなりました。
全くゼロではないですが、先程と比べると全然気にならない程度にまで緩和されました。
味もそれなり。びっくり。意外と食べられる。

先程の悪臭は一体どこに消えてしまったのでしょうか?
鼻で嗅ぐ臭いと、口の中に広がる臭いというのは全く別物なのでしょうか?
実際、多少はまだ臭うものの、体に良い食べ物と考えたら意外と悪くないとまでも思えそうです。

ちょっと臭いけど、意外とありかも。
食べろと言われたら食べたくないけど、無理に食べられなくはないかも。

調理過程ではめちゃくちゃ臭くて食べるにも覚悟がいりそうなパクチーでしたが、喉元過ぎればなんとやら、意外にもおひたしとして食べられるものだと新しい発見がありましたね。

もう二度とやりたくはないですけどね。

悪くないと言ってもせいぜい極悪人が更生したことに感心した程度。
今後おひたしを食べるならチンゲンサイがオススメですね。

チンゲンサイはマジで美味しい。

皆さんもLet’sおひたし!