夢で見た話 vol.9


おはよう、皆の衆。定次さんです。
悪い夢を見ました。並大抵の人の想像力では及ばない、とても恐ろしい夢。
「夢だけの話」と一言で言えばそれだけで終わってしまいそうですが、どうせならこの場でその夢の内容を閲覧者の皆さんと共有したいところ。
いかに私が恐ろしい世界を見てきたかを理解していただけたらと思いながら手掛けさせていただきます、今回の記事でございます。
『This Man』
きっとご存じの方も多いでしょう。世界的にも有名な『誰しもが夢の中で見たことがある顔』という都市伝説があります。
夢で見るその男の風貌は、真ん中で繋がろうかと言うほどの濃い眉毛に横分けの薄い頭髪、笑顔とも無表情とも捉えられない不気味で無機質な表情をしています。
粗悪なプリンターで印刷されたかのような雑なモノクロで構成されたイメージは、まるで町外れの林道などのような人気のない道端で見かける妙な張り紙のそれに近い雰囲気。
世界中でも多くの人が「夢の中でこの男を見た」という事例が多発するほどの印象的な顔であり――いわゆる集団心理の象徴とも言える存在です。
そんな『This Man』が私の夢に現れたことはこれまで一回もありませんし、今回見た夢とも全く関係がないのですが――、そんな『This Man』が人々に与える恐怖を弾き返すほどのメンタルを持つ人物が感じる恐怖のボーダーラインを凌駕するには到底及ばないくらいのレベルの恐ろしい夢を見たと、その内容を記憶に残っている範囲で紹介していきたいと思います。
夢の中で見る光景は、少なからずとも現実世界とリンクしていると私は考えます。
その内容に起因するものはストレス性のものであったり、睡眠時に感じる音や光といった外的な刺激、睡眠前の思考などと様々。
人の脳が作り出す仮想空間の世界を憶測から証明するのは非常に難しい話ではありますが、私自身の経験則から言えば、いくら突飛な内容であっても自身の知識や知能の範疇から超えることはなく、パラレルワールドや裏世界といったようなロマンある別空間を体験するトリガーになっているわけではないと考えます。
だからこそ、今回私が見た『ネオンが綺羅びやかに光る東アジアの繁華街のような光景』は、私が昔テレビなどで見たであろう記憶のどこかから引っ張り出してきたステレオタイプの世界だったと言えるでしょう。
様々な飲み客が夜の街をご機嫌に練り歩く中、クソを漏らしそうになりながら必死の形相でトイレを探すところからスタートした時点で、今回の夢は非常に高難度な世界だったように思います。
繁華街を楽しむわけでもなく、ただその世界でいかにピンチから打破するか――結局複数の爆発のような音と同時に糞便を漏らしたのは言うまでもありません。
空気を含んで破裂するように何度も漏れ出た軟便。
放屁だと思って一縷の望みを託して力んだ結果、光の速度で消え失せた人としての尊厳。
前を歩く栗まんじゅうのような髪型をした2人組の男性が訝しげな顔でこちらに一瞥を投げ、そそくさと消えていった時に覚えた無情さは現実世界と耐え難いものでした。
既に手遅れとなったパンツの中に残るのはヌチャヌチャとした嫌な感触。
これ以上の被害が漏れ出てしまわないよう、必死にケツをすぼめてちょこちょこと歩く姿は傍から見て異様な光景だったでしょう。
人気の少ない空間に身を隠そうと必死に進み、向こう岸の街路灯の下で談笑する女の子に後ろ指をさされながら、私は孤独に暗い路地へと歩みを進めたのでした。
しばらくして再び走ったケツへの衝撃。
それは夢の中の世界ではなく、現実世界でのこと。
ドッドッドッドッドッと繰り返しケツを揺さぶる振動は、さも信号待ちの最中に真横に大型バイクが止められた時のよう。
ひたすら漏れ出る寝っ屁に叩き起こされ、カーテンの隙間がいまだ薄闇に見える時間帯に私は目が覚めました。
熱くなった尻の谷間。
飛び起きてパンツの中に諸手を突っ込み確認するも、指先に触れるのはきれいなおしり。
私は安堵をため息を上下の口から漏らしながら、夢現の信憑性を実感したのでした。

排便をする夢というのは金運や仕事運が上昇する兆候だそうですよ。

汚れ仕事が増えるってことですか?

そういう話ではないとは思いますが・・・。

因みに余談ですが、昔定次さんは宮殿のようなきれいな建物の中を通る小さな運河でうんこをする夢を見たことがあるそうです。

一歩で跨げるくらいの小さな運河にかかったアーチ状の小洒落た橋からケツだけ出して、10mくらいの長いうんこを水の流れに沿わせて放り出したそうですよ。

すげーな。

これだけ雰囲気のある場所で大きなうんこをしたということから、慌てて宝くじを買ったそうですが・・・

どうでした?

まぁ当然当たるわけもなく。

でしょうね。

今回の話にあるように、現実の事象が夢に影響を与えていても、夢の内容が現実に影響を与えるために逆輸入されることはないってことですね。

ただの漏らし損ですね。




















【定次さん】





