はらパン解釈の違い(ルヴァン使用)
運転免許の更新に行ってきました。
イベントとしては数年に一度というレアなものですが、下衆と皮肉の日記として書くにはあまりに陳腐で少々スパイスが足りない事象なので、幾ばくか話を盛るくらいの勢いで書いていきたいと思います。
普通は日記となるとありのままを書いていくだけかと思いますが、私の日記はそうではない。本来書く必要のないことまで書いていくことにより、他とは違った個性を出す魂胆で臨んでいます。
なのでただ運転免許講習に出かけてきたと言っても、私には大冒険であったと。そしてそれが原因で負傷することもあったと。事細かに書いていきたいと思います。
長くはなりませんが、普通の人が書く日記よりも回りくどい内容になりますので、目が疲れてきたかなと思ったら少し目を休めてからまた最初から読み直すよう努力していただけると幸甚です。
まぁ運転免許更新における一般講習と比べたら一瞬の内容です。今回の記事に私の一日が詰まっていようとも、その一瞬で閲覧者の皆さんは私の一日を知ることが出来るのです。そう思えば軽微なものでしょう?
しかし皆さんにとって軽微であっても、私にとってはとてつもなく疲れる一日でした。
何しろ今回向かった更新場所は初めて行く場所でしたし、何より大きなところでした。施設が開く予定時刻よりも30分早く到着しましたが、既に7割方駐車場は埋まり、入り口前は整理券を受け取る人でごった返していました。
私は9時からの入場と整理券を受け取ったのですが、この辺りは読み合いでしょう。同じ時間帯に入るとしても、予定時間になってから入り口に向かうのと、さり気なく入り口近くで待機しているのとではインターバルが違います。
密集を避けるために車の中で待機するように促されている中、私はある程度車の中で待機した後、人気ない入り口近くで待機していました。小賢しいですね。
しかしそんな私にバチが当たったのかわかりませんが、いざ時間になって入ろうとした際、手元に整理券がないことに気が付きました。
そういえばさっき駐車場で一度ポケットから案内用紙を落としてしまって、拾い直した時があったなと思い、焦って整理券を落としてしまった旨を係員さんに説明します。
しかし世の中そこまで甘くはありません。係員さんは困った顔をしながら「残念ながら…」とだけ残して私を憐れみました。
もしかしたら駐車場のどこかに落ちているのかもしれないと思い、私は慌ててだだっ広い駐車場の足元を探し始めました。
結果として整理券は助手席にあったのですが、これは本当に不幸中の幸いだったでしょう。
先に入り口で待機してさっさと入るという作戦は失敗に終わりましたが、整理券を紛失してしまって大きく後に回ってしまう最悪のケースを避けることが出来ました。
浮かれながら片手に持った整理券を掲げながら憐れんだ係員さんの方へと見せつけるように小走りで向かいます。
時間帯は日が昇ったとしてもまだ朝方。マイナスの気温から降り積もった雪が凍結して轍となった駐車場を全力で走ることは出来ません。小走りでちょこちょこと向かう私を周りの人はどう見ていたのでしょう。そしてその先で轍に足を引っ掛けて盛大に右足首をひねってしまった私を見ていた周りの人はどう感じたでしょう。
びっこを引きながらもごまかすように入り口へと向かって係員さんに「良かったですね!ささ、どうぞ中に!」と一言を貰って安堵する私。
その瞬間はまさにフルマラソンを走りきった後にゴール地点でタオルをかけられた時と同じだったでしょう。私は無事に第一関門を突破することが出来ました。
痛い足を引き摺りながら順々に手続きを済ませていく私。
周囲では内容を理解していない凡愚共が首を傾げてたたらを踏む中、賢い私はスイスイと手順を踏んでいきます。賢い私は前もって筆記用具を用意していましたが、整理券の一件でどこにしまったのかわからなくなってしまい、その策も見事に失敗に終わってしまいましたが、何だかんだで初めての場所で無事に手続きを済ませることが出来ました。
一つ心残りがあるとするならば、写真を撮影する際に眼鏡が結露していることに気付いて、後続のプレッシャーに負けて裸眼のまま写真を撮ってしまったことでしょうか。
更新前の写真も裸眼だったので別に眼鏡がなくても良いのですが、如何せん私はこう見えて人の悪そうな顔をしていましてね。最後に免許が配られた時に判明するのですが、犯罪者みたいな写真になってしまったのです。
目をぱっちり開けて頬も持ち上げたつもりだったんですけどね。前回の写真が割と好青年だっただけあってちょっと残念でした。前々回に撮った写真が一番犯罪者っぽい顔をしていたので、それと比べると大分マシと言えばマシですが。
写真のアップは勿論ありませんよ。私の実年齢と本名と肖像はコンフィデンシャルですからね。知ろうと思ったらきっと同じように捻挫しますからやめた方が身のためです。
私はゴールド免許なので講習は30分の内容で終わりました。
前回の日記に書いた飲酒運転の内容の通りのビデオは流れませんでしたが、やはり今回も要約されて飲酒運転で人生を終わらせてしまったおっさんが出てきました。
飲酒運転だけならず、交通違反は常に犯さないように気を付けなければなりませんからね。私のこの日記も講習の一部と見て、皆さんにとっての教訓となればありがたい限りです。
何だかんだでこんな程度で運転免許更新の一日は終わりました。
もっと長い間待たされるのかと思いましたが、円滑に手続きが進んだのと、私が賢かったからか午前の内には帰宅をすることが出来ました。
何時間も待たされるとネット上で話を伺っていましたからね。待ち時間用に書籍を2冊ほど持っていきましたが、結局読んだのはその内の1ページだけでした。
もっと待たされるというのはもっと都会での話なんですかね。
私は地方都市くらいの規模での生活で十分です。都会の暮らしに憧れを抱くのは共感できますが、地方都市くらいが私にとっては丁度いいです。
そういえば朝方、写真用に髪型を決める際に珍しくワックスで髪型をセットしている際、思わぬ白髪を見つけてしまいました。
基本私の髪型というものはアップなんですけどね、勢い良く持ち上げた際、てっぺん辺りに1本長く伸びている純白の太毛があったのです。
すかさずピンセットで抜きましたが、私に白髪が生えるのは珍しい話です。
黒々としているのが自慢ではありますが、これはきっと何かの暗示だったのかもしれませんね。多分足をひねって怪我をしてしまうという教えだったのでしょう。
今もまだ痛いですからね。凄く痛い。早く治れ。