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【if】もしも分身ができたなら・・・

2024年5月26日100点はなまる!,その分身は本物ですか?,ドッペルゲンガー,ホッケ,残さず食べよう、命を,絵に描いた横着,骨も残らない

分身は便利?

ご挨拶(ノーマル)

おはよう、皆の衆。定次さんです。

私はよく「横着を絵に描いたような人間だ」と陰口を言われる被害妄想をしたところで特に自分にとってメリットはないと考える体で過ごしているのですが、人間誰しも横着はしてしまうもので、何なら横着をするからこそ人間らしさがあると、今しがたこの文章を書いていて思った次第でございます。

 

傍から聞けば"横着"という言葉は聞こえの悪い言葉ですが、実際問題横着な人間は傍から見てあまり好印象には見られません。

しかしながらそんな横着も度が過ぎてしまえば天晴なもので、清々しいくらいまでの横着さを見せつけられるようになれば人間は生きやすさを覚えるのではないかと考えます。

 

先程私は夕食を食べ終えたのですが、今晩のおかずはホッケの開きでして、グリルでジュージューに焼かれたホッケが大皿に盛られて食卓の上へと並べられておりました。

ホッケという魚は開き干ししたものをグリルで焼くと何とも美味なもので、こんなふうに端的にお話させていただくだけでも閲覧者によっては垂涎ものの話題に感じられるところがあるでしょう。

せっかくなんでホッケのアフィリエイトリンクを貼っておきますね。

ネットで特産品とかを買った時のワクワクってたまりませんよね。

――で、今回私はそんなホッケを食べたわけでしたが、開きで食べる以上はなかなかどうして隅々まで食べるのに苦労するものでして……。

皆さんもご存知かとは思われますが、魚の身とは隅から隅まで細かく骨が入っていて何とも食べづらい形をしております。

その隅々まで入り込んだ骨は大きなものから小さなものまで様々で、下手に飲み込めば喉に刺さりますし、刺さりどころが悪ければ病院にかかる必要もあるかもしれません。

以前の記事でも取り上げたかとは思いますが、かつて私も魚の小骨を喉に詰まらせたことが原因で学校を半日休んだという経験がありました。

嚥下をする度に繰り返す刺すような痛みは堪らえようがなく、その小骨を取り除こうと何合の白米を丸呑みしたかはまるで覚えておりません。

結果として耳鼻科にまでかかって摘出する羽目になったのですが、そんな悲劇を起こさないためにも魚の骨はいくら細かなものであろうと慎重に処理をしたいと考えたいものだとあれいらい考えております。

 

――しかしながら冒頭でも申し上げたように私自身の横着というのはなかなかのもので、そんな身を挺してまで学んだ教訓ですらも跳ね返すほど度が過ぎているものだと、今回の食卓を通じて実感させられる出来事がありました。

 

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テーブルを囲み、妻と2人でホッケをつついて食べたものでしたが、私の妻はなかなかどうして細かなところに気が配れるもので、ホクホクの身をうまくほぐしつつ、細かな骨を抜き取りながら簡単に食べられるよう用意をしてくれました。

ほぐれた身は何とも油の照りがいいもので、ふわふわとした身でありながらも焼き魚らしい旨味を凝縮したとても美味なものでした。

ほぐした身を喧嘩することなく分け合い、徐々に身を崩して食べ進めていきます。

やがて大きな背骨を取るところにまで箸が進むわけですが、この背骨というのがなかなかどうしてベッタリと張り付いているもので、綺麗に剥がすまでは良いのですが、骨の間にわずかにへばりついた身をどうこそぎ落とすべきか、どう処理すべきか困難を極めました。

 

――しかしながら私という人間は横着なものですから、そんな骨も丸ごとかじり、原型を留めなくするまで咀嚼しながら全てを飲み込んだわけです。

全体を見れば非常に大きな骨だったでしょう。

背骨を丸々食べ尽くすと考えれば、卑しさも相まって常人ではなかなか信じられない食事風景だったかもしれません。

実際問題飲み込むまでは苦労しました。

太い背骨を全て噛み砕くまで……咀嚼をしているあいだに大皿の上のほぐし身はみるみるとなくなっていたものでした。

しかしそれでも骨の隙間に入り込んだ身の美味なこと。

世間のおっさんは皆、口を揃えて『骨についた身が美味い』と豪語しますが、何だかんだで私が考える分には骨ごと食べるのが一番手っ取り早くて美味い。

仕上げ、尾の先から頭の先まで同様にゆっくりと噛み砕きながら、文字通り私は骨も残さず全てを食べ尽くしたのでした。

 

ゴミも出ずに命も粗末にしない……それでいて美味しく食べられる。

骨ごと食べるという横着がどれほどまでに見事なものか、今回のホッケの開きを食べて実感したものでした。

使ったグリルもきれいに洗って100点はなまる!

えらい!

 

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もしも分身ができたなら何をしたい?

私がホッケの身を余さずきれいに食べたお話は正直どうでもいいとして、重要なのは今回のテーマとなる『分身』についてです。

 

――さて、皆さんは『分身』がどのようなものかご存知でしょうか?

バトル漫画やアニメなんかでよく見かける強力な技ですが、現実的に考えると実現することは難しい。

凡愚の頭を使って考えたならば、せいぜい囮や自身のそっくりさんを使用しての"見せかけ"がいいとこでしょう。

しかしながら下衆と皮肉にそんな常識的な考えは通用しません。

ここは皆さんも同様に自由気ままに過ごせる夢のような空間。考えようによっては分身なんてお茶の子さいさいの技でしかありません。

もう一人の自分を作り出して奴隷のように働かせるくらいは容易いこと。何なら無限に増殖させて革命すら起こせます。

そして本当の自分がわからなくなり、結果としてオリジナルが消滅してしまう……そんな恐ろしい場所がこの下衆と皮肉なのです。

 

――で、実際問題そんな分身が実現できたならば皆さんならどのように活用するでしょうか?

あんなことやこんなこと――考えれば無限にアイデアが生まれそうですが、咄嗟に考えるとなるとベストな答えは思い浮かばないかもしれません。

ゆっくりと考えて妄想を広げていきたいところではありますが、分身ができる猶予は存外短かったりします。

悠長に構えていれば世界の理が覆され、分身できない世界へと生まれ変わってしまう可能性もなきにしもあらずなのです。

 

――だったらどうすべきか?

そんなものはとっても簡単。まずは後先考えずに分身を作り出して、分身自体にどうすべきか相談をするべきなのです。

分身と言えども自身の下位互換である場合が基本。分身が反乱を起こすなんて話もよく聞くものですが、それは多数もの自分が生まれてしまった場合に限る話であって、1対1であればオリジナルに刃向かわれるなんてことは滅多にありません。

だからこそ実際に分身を生み出し、分身とともに何をすべきか一緒に考えていく……その先でベストな答えを導き出すのがベストなのです。

 

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あれ、もう一人いる。

あれね、多分私の分身。

ドッペルゲンガーでして。

違ったみたい。