臭いサバの調理法。 〜くせぇサバから逃げてぇ〜


おはよう、皆の衆。定次さんです。
朝の目覚めはぱっちりと。アラームなんかで無理やり起きずに自然体で目が覚めたい……そんなことを考えながら夜の時間を過ごす人も多いでしょう。
私とてそうです。最近はすっかり就寝時刻が遅くなってしまい、必要最低限の睡眠時間に到底足りない生活リズムで日々を過ごすことが増えました。
故に睡眠時間を何とか適正時間に近づけようと努力こそしているのですが――一朝一夕で生活習慣をガラッと変えることはなかなかどうして難しいものです。
最近は夕食の際に毎回トマトを食べるようになりました。ニラを食べるようになりました。ラッキョウを食べるようになり、梅干しや納豆も食べ続け、スナック菓子と言ったジャンクフードは滅多に食べなくなって、代わりにヨーグルトとハチミツを食べるようになりました。
食生活の面から健康を憂慮し、生活習慣を改善しようと試みてこそいるものの、肝心の睡眠時間が少ないままでは何の意味もない。
よって今宵、私は思い切っていつもよりも2時間程度早く寝るようにしてみたのです。
――ひんやりとした夜の冷たい空気が未だに残る、空色にブルーグレーを孕んだ朝方の時間帯。
世間もまだまだ眠りこけているそんな時間帯に私はとある夢を見ていました。
場所は家の中のトイレとリビングをつなぐ玄関スペース。
実際の現実とは構造が異なるものの、夢の中なので私は何も違和感を覚えることなく私はトイレに入ろうとしていました。
そして扉を開けて一歩踏み入れた矢先――白色の壁紙に一つ、不自然な青緑の何かが張り付いているのが視界の端に見えました。
体調3〜4cm程度の青虫。
どうしてこんなところにいるのか定かではないですが、そんな青虫がトイレの壁に張り付いていたのです。
過去の記事でも散々口を酸っぱくして言っていますが、私は大の幼虫嫌い。
芋虫青虫蛆虫毛虫は想像するだけでも身の毛がよだつくらいに大嫌いです。
そんな大嫌いな青虫がパーソナルスペースであるトイレの壁紙に張り付き、そして今にも剥がれそうな状態で身を反っていたのです。
視線を少し上に向けると証明に照らされた細い糸が一本、青虫の反った体の先にピンと張っているのが見えました。
トイレに入って一歩、踏みとどまったから良かったものの、このまま進めば確実に糸に引っかかったでしょう。そして同時にピタゴラスイッチよろしく、青虫が私の体に張り付いてきたはずです。
最悪の状況を避けられたと安堵しながら、青虫の様子を眺めつつ、ゆっくりと身をかがめて便器へと向かいます。ただ、その間も青虫は徐々に体を揺らし始めて一本の糸にその身を委ねようとしています。
やがて青虫は力なくぷらんとぶら下がり、まるでターザンのように私の左手首にぴたっとくっついたのです。
フガッといった鼻詰まりのような声にならない悲鳴を上げて飛び上がる私。
スマホの時刻は朝方の6時頃。まだまだ空はダークグレーを孕んだ色をしています。
いつもよりも早くに眠りについた私は、夢の中で起きた予想だにしないアクシデントにより、結局いつもと変わらない睡眠時間を過ごしたのでした。
――青虫の夢に恐怖を覚えたとある早朝。
相も変わらず私は青虫が嫌いなままですが、最近は青魚をたくさん食べております。
もっと具体的に言えば、青魚の代表格であるサバを焼いてよく食べております。
そのコスパの良さからあまりにも日々の消費が多いものなので、最近ではコストを抑えようと冷凍サバを購入したのですが……これが失敗だったのか、とてつもなく臭く、まずいサバでした。
そんな臭いサバをいかにして処理するべきか――。
『買い物の失敗談』という臭いものに蓋をしつつ、解決に向けた試行の実録をつい先程購入したポテトチップスをつまみながら書き進めていきたいと思います、今回の記事でございます。
真っ黒いラーメンはアレも真っ黒!?
先日、私は気まぐれに近所にあるラーメン屋さんへと足を運びました。
特別そこのラーメンが食べたい――という気分ではなく、本当にたまたま立ち寄ろうという程度の気まぐれ。
地元が飛騨地方の私は高山中華といったような澄んだスープの醤油ラーメンを好んで食べる傾向にあり、普段からもラーメンは濃薄関係なしに醤油味を選ぶことが多いのですが、その店のメインはあくまで味噌ラーメンであり、どうせならと私は味噌を食べようかという気分でメニューを開きました。
本来ならばスタンダードメニューが載せられているだけのメニュー。
だた、今回は特別メニューということで『謎味』をテーマにした真っ黒なラーメンがメニューに掲載されていました。
醤油味が好きでありながら味噌を食べようかという気分だった私でしたが、どうせならということでその真っ黒なラーメンを注文し、実際にその味が何なのか――そして他と比較して美味しいのかどうかを確認しようと試したのでした。
――本当に真っ黒なラーメンなのか?
意気揚々と注文した私でしたが、実際の商品を見るまでは半ば疑心が拭えませんでした。
ラーメンをはじめ、黒色を謳った食品は世の中にごまんとありますが、中には中途半端なものも多く存在しています。
黒色を謳っておきながら生半可な物を出したら承知しないぞ――という雰囲気を特に出すこともなく、キョロキョロと周りの様子を伺いつつ、案内された席のすぐそばのトイレから聞こえる盛大な排便の音を顔をしかめて聞きながら、ゆっくりと特別メニューの到着を期待して待ちました。
それにしてもこういった特別メニューというのは一見ありがちではあるものの、なかなか注文する機会はありません。
何かのコラボやお店の記念メニューであっても、何だかんだで無難なメニューを選びがちです。
そしてその日の私は全身を真っ黒に揃えた無難なコーデで過ごしていました。
シックで大人な演出を安物の服で無意識に演出していた私でしたが――もしかしたらそんな真っ黒な服で来店する私のことを見越して突貫工事で作った私とのステルスコラボレーション企画なのでは……と、商品が届くまであらぬ妄想も捗るものでした。
暫くして届く本当に真っ黒なラーメン。
いつぞや見た富山ブラックとは異なる、イカスミを使用したであろう濃い黒さ。
以前富山ブラックを食べた時はあまりのしょっぱさにただただ頷くしかできず、今回の特別メニューで同じ轍を踏むようなことがあったら――と少しばかり懸念もしたのですが、それも杞憂に終わり、私は安堵の息を漏らしました。
真っ黒をコンセプトとしたラーメン。もしや、スープが黒ければ麺も黒いのでは――とは思ったのですが、実際問題麺も黒いということはなく、至って普通の麺でした。
特筆すべき点があったとするなら、具材としてトッピングされていた味玉が黒ゴマでコーティングされていて、そこに感心をしたくらいでしょうか。
具材を食べて、スープを飲んで、麺をすすって……。
醤油が好きで、当時味噌の気分だった私はその謎の黒いラーメンの正体が塩味のラーメンであることに気付いて落胆していました。
別段、塩ラーメンが嫌いというわけではありませんし、その黒いラーメンも美味しくなかったわけでもなく、何なら美味しかったように思います。
ただ、3分の2の確率を上手にピンポイントで外してしまったという事実がどうしても受け入れられなかった。
――半日後、真っ黒になって出てきた糞便を見ながら、私は感慨深い気持ちでトイレの水を流したのでした。

臭いサバを食べなくて済む方法
最初にもお話しましたが、今回購入した冷凍サバは非常にまずいものでした。
これまでは別のお店の鮮魚コーナーに売られていたパック入りのサバを焼いて食べていたのですが、半身の切り身が2枚入って400円弱という、コスト的には何とも言えない値段のものばかり購入していました。
しかしながら先日、とある別のスーパーに立ち寄った際に冷凍のサバフィレが4枚入りで350円程度で売られているのを発見し、コスパを重視しようと考えた私は迷わずその冷凍サバに鞍替えすることとし、まとめ買いをしたのでした。
――これまで生きてきた中で極端にまずい青魚を食べたことがなかった私は、青魚や光り物が苦手だという人の考えを全く理解できていませんでした。
ただ、今回の冷凍サバを購入して焼いて食べてからというもの、彼らのそんな好みを汲むことができるようになりました。
まずいサバはとことんまずい。
決して食べられないこともないが、防波堤沿いに漂う得体のしれない海藻を口に含まされたような臭さが今回購入したサバにはあったのです。

4枚まとめて真空詰めされている冷凍サバを分けて解凍することはできません。
よって今回、4枚まとめて解凍し、それぞれをフライパンでしっかりと火を通しました。
ただ、4枚まとめて焼いたところで一度に全て食べきることができないため、2枚ずつ食卓に並べて食べるようにしたのですが――、その際にその冷凍サバがとてつもなくまずいことに気が付きました。
最初の2枚は既に焼きサバとして食卓に並べていたため顔を渋らせながら何とか食べきったのですが……悲しいかな冷蔵庫には残りの火を通したサバが2枚ラップをかけた状態で置かれています。さて、一体どうすればこの残りの臭いサバを処理できるのか……。
――翌日、私は仕事の最中ずっとその日の夕食の献立を考えていました。
決して料理に心得があるというわけではないのですが、私とて人並みには味付けくらいは可能です。
ただ、結局結論がでないまま時は過ぎていき、帰宅後、冷蔵庫いっぱいに充満してしまった臭いに顔をしかめながら私は咄嗟に対処法を考え――そして実行に移したのでした。


臭いサバを前にした私はいつの間にか逃避行に走っていました。
冷蔵庫に前日焼いたサバをそのまま残し、私は近所のラーメン屋さんへと車を走らせていました。
ラーメン屋さんでは味噌ラーメンを食べようと考えていたのですが、特別なメニューが大々的に押し出されていたので、私はその特別な真っ黒いラーメンを注文してその日の夕食としたのでした。
翌日いっぱい、うんちが黒かったのは言うまでもありません。



食ってないじゃん。

そうみたいですね。

冷凍サバが臭かったから、それを上手く処理するって話じゃなかったんですか。

違うみたいですね。

じゃあ結局残ったサバはどうしたんです?
先送りするだけでは問題は解決しませんよ。


このシリーズ続くみたいですよ。

は?

食べ物を捨てることはご法度なので、美味しく食べ切るまで続くそうです。

閲覧者からしたらサバの調理法を調べたいのかもしれないというのに、それを一つの記事で終わらせることなく、ドキュメンタリーとして何回かに分けて続けるってことですか。

誰得なんですかね。

まぁ過去にもアヒルの卵で同じようなことをしていますし。

何ならそのアヒルの卵の記事もそれなりに読まれているので。

そう言えばそうでしたね。
初犯じゃないんですね。

まぁ次回をお楽しみにってことで。

とりあえずアフィリエイトリンクには美味しいと評判のサバを貼っておきます。
閲覧者の皆さんは失敗しないよう、美味しいサバを食べてください。


























【定次さん】






