【目指せ一流のパティシエ】胃袋大満足!超ボリュームプリン!
おはよう、皆の衆。定次さんです。
早速ですけど、皆さんに一つわかっていただきたいことがあるんです。
私ね、昨晩からネットでとあるアニメを見始めたんです。前々から興味があって、昨晩ようやく手を付けたって感じで。
――で、今その作品を見ている途中なんですが、続きが気になって仕方がないんです。
わかります?私が何を言いたいのか。
空気の読める方なら大体を察してくださると思いますが、私はそのアニメの続きを見たいという衝動を抑えながら今この日記を書いているんです。
わかります?私の考えてることが。
もうここまできたら愚鈍な方でもわかるはずです。
今回の日記で私が言いたいことは……夢中になれるものがあるということは良いなぁって話です。
何だって夢中になれる趣味があれば人生に潤いが生まれますからね。生きる目標として大事ですよ。
※ただし倫理の範疇に限るものとする
てっきりアニメの続きが見たいからって早いところ日記を切り上げさせてくれって懇願するものかと思いましたよ。
まぁそれもある。
だから早いところ終わらさせてほしい。
正直でよろしい。
プリンを作ったんです。
唐突ですけど、昨日私はプリンを作ったんです。
お菓子というもの自体、飾ることもなく実際目の前に置かれたら音速で胃袋に消えていくものと認識しているため、制作の手間と消費の速度のバランスが釣り合っていないからという理由でお菓子作り自体は好まないのですが、そんな私が昨日珍しくプリンを作ったんです。
まるで全てのパティシエとお菓子作りを趣味としている人を冒涜するかのような言い回しですが、あくまで私自身の個人的な見解であるため、今しがたの発言を快く思わなかった方は遠慮なく私に誹謗中傷の罵声を浴びせてください。
私はそれを見て深く受け止める雰囲気を出しながら片っ端から通報する雰囲気を醸し出し、結果として閲覧者が減ってしまうことを恐れて泣き寝入りをしますので。
――冗談はさておき、事実私は手間暇かけるわりに一瞬でなくなってしまうお菓子作りという行為を消費者目線でしか見受けていないのは確かです。
しかしそんな私が貴重な休日の時間を割いてまでプリンなんかを作ったものですから驚天動地。おどろ木ももの木バナナの木でございます。
実態を言えば溶かして冷やして固めるだけの簡単なインスタントプリンを作っただけなのですが、大きめのボウルにいっぱいのプリンを食べるというのはなかなかロマン溢れる行為だと思いまして、今回の行動に移った次第でございます。
大きなプリンというのは何歳になっても憧れるもの。それがチープな味であったとしても思い切り食べられるという喜びに勝るものはなかなかありません。
面倒くさがりの私は冷蔵庫で冷えて固まったボウルプリンに水で溶かす必要のあるカラメルの素を直接かけ、粉が残るジャリジャリと砂を噛みしめるような食感を覚える中、大きなプリンを一気に食べきってしまいました。
カラメルを溶かさずに直接かけて食べるのは失敗でした。食感をはじめとしたプリンの良さを全て悪い方向へと上書きし、結果として後半は食べるのが苦痛へと変わっていたような気がします。
気持ちが悪くなり、当分プリンが食べたくなくなるほどガッツリといただいた巨大プリン。
ロマンこそありますが、何事にも適度というものがあります。皆さんも美味しいものを食べたい時は"腹いっぱいに食べたい"と考えるのではなく、美味しいと思える量を食べるように心がけましょう。
で、結局何を伝えたかったんですか?
わかんないです。
強いて言うなら・・・大きいプリンを食べたロマンを自慢したかったとか?
早くアニメの続きが見たいから端折った結果、内容が迷子になっただけでしょ。
・・・。
それ見たことか。