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じゃがいもに好かれる君へ

じゃがいもから好かれる図

ご挨拶(ノーマル)

おはよう、皆の衆。定次さんです。

11月に入り、休止していたブログを再開するという話になってから既に5日目へと入っております。

「再開します!」と意気込んだ記事が投稿され、それと相まって待ち望んでいたかのように皆さんからの閲覧数も一気に復活の兆しを見せたのですが、どういうわけかあれから何一つとして音沙汰もなく、気がつけば3日分も投稿が滞っております。

これに対して世間から様々な声が上がっており、失望、落胆、憤慨、心配、不安、不満、嘲笑、憤怒、憤怒、憤怒……私の元へそんなDMが引っ切り無しに投げつけられているという妄想を今先程シャワーを浴びながら考えておりました。

中でも特に赤ん坊の産声が際立っており、世界では今も絶えず新しい命が生まれているんだなとつくづく実感させられております。

――ところで、何故あそこまで意気込んでいながら投稿がいきなり滞ってしまったのかという話ですが、私に弁解の余地はあるのでしょうか。

言い訳を述べる機会があれば是非ともこの場でお話させていただきたいところではございますが、もし万が一「言い訳なんていいから早いところ本編を書け」という声があるのであれば、たちまち私はこの減らず口を閉じることとして墓場まで持っていくこととし、知らない人の墓石の前に供えた上で今一度弁解を述べる機会を求めたいと思います。

皆さんが私の言い訳を聞かないという態度を取るならばその分私が墓地へと足を運ぶこととなり、新しい投稿も遠ざかってしまうこととなりますがそれでもよろしいか?

恐らく新しい記事の投稿がまだかと痺れを切らしかけている閲覧者の方々からしたらこの要求は飲まざるを得ないかと思われますが、賢くない方、もしくは私に嫌がらせを行うことに矜持を持つ方がいれば私は泣く泣く墓地へと足を運ぶこととなるでしょう。

しかし今の時間は泣く子も黙る午前3時。

午前3時という、夜更けも夜更けなこんな時間に今私は日記を書いております。

こんな遅い時間に近場であろうと墓地に足を運ばせるなんて所業を求めるとは皆さんも相当な鬼畜でしょう。

小学生時分と比べたら当時ほど夜中の徘徊に恐怖を覚えることは減りましたが、もし万が一言葉では表現しようがない身の毛もよだつほどの超自然的現象と出くわすなんてことがあれば私はどう対処すればいいかわかりません。

更にそんな超自然的現象と出くわすことにより私自身の命が危ぶまれるという事態が発生した場合、それこそ本当にこのブログの継続の危機に陥るわけで、それこそまさに「責任取れるのか?」の一言で後悔先に立たずな話で終わってしまうわけです。

あなたは本当にその行動に責任を取れるのか?

バカ正直に墓地に行かなきゃいいだけでしょ。

ぐうの音も出ん。

結局のところ、今この時まで日記の投稿が滞っていた理由としまして、正直なところを申し上げますと「日記用のタイトルイラストを描いていたら時間がなくなってしまった」のが事実となります。

現状、皆さんが思っている以上にこの1ヶ月以上のブランクの内に溜まった話のネタは多く、そしてまとまっておりません。

故にまずはタイトルイラストをまとめ始めることで何をテーマに書いていけばいいのか整理がつきやすくなるわけでして、そもそも再開を予定していたのであれば行きあたりばったりなものとせず、前もって準備をしておき、スタートから躓くような真似はしないようにするのが正しいものであるかとは思いますが、ひとまずは5日にようやく再開後初の日記を投稿できる今回から改めて

まどろっこしいので早いところ話を進めていただきたい。

ぐうの音も出ん。


さて、ご存じの方も多いかと思われますが、この他愛もない文章を書いている張本人は結構な体躯の持ち主でして、傍から見るとなかなかどうして威圧的に思われがちなところもあり、飲食店に行けば紛れもなく大食らいであろうと思われる風貌をしております。

「顔に似合わず繊細な文章を書くものですね」と羨望の的となり得るとうな、高嶺に生え散らかしてそうな女性から特異なシチュエーションでナチュラルに棘のある言葉を仄めかされそうな私ではございますが、意外にも蓋を開ければ「それほどでもない」という実情が中身として入っているのが現実です。

一体何を伝えたいものかと言いますと、これは先日嫁と外食に出かけた際の話でして、その店で私達は通常のメインメニューの他にサラダを含めたサイドメニューをいくつか注文したのです。

その注文の中にフライドポテトが入っていたのですが、私自身実を言えばそこまでフライドポテトを好んで食べるわけではなく、主に嫁が好んで注文するメニューなのですが、どういうわけかメインで頼んだ品物の他となるフライドポテトを含めたサイドメニューが全て私の前に出されるのです。

確かに私は大柄で、それでいて嫁は小柄。対象的な存在が机を挟んで向かい合って座っているところ、何も知らない店員さんが雰囲気だけで品物を置こうと思えば心理的に私の側へと全て置きたくなるのもわからなくもありません。

「あぁ、こいつはポテトを好んで食べそうな外見をしているな」

知り合いでもない人間に、たった今数秒顔を見た程度の関係性の人間に自らの安易な主観で見透かされたように得意げに人間性を看破した気にされるのが癪でなりません。

何もそこまで深く考えることもないだろうと皆さんはお考えかとは思いますが、「ポテトが好きそうな顔してるね」って急に知らない人に言われたら皆さんも嫌でしょう?

私は外食をする度、嫁の注文するフライドポテトが原因で店員さんから"ポテトフェイス"だと心象から罵られるのに厭気を実感しているのです。

満面の笑みで私の前に差し出されるポテト。怪訝な顔をしてスッと右掌を向かいの席に向ける行為をこれまでどれだけ行ってきたものか皆さんには見当もつかないでしょう。

「そこまで言うほどフライドポテトを目の敵にするのか」

世の中にごまんと蔓延るフライドポテト信者からバッシングを受けるかもしれません。

しかし私はあくまでフライドポテトが好きであろうと、少しでも見透かされた気持ちにされるのが嫌なわけであって、決してフライドポテト自体を嫌悪しているわけではありません。

実際問題目の前でポテトをつまんでいる嫁の目の前で何本ものポテトをかっさらい、フライドポテトみたいな髪型をしたキャラのごとく「うまいうまい」と興じながらフライドポテトの存在を肯定している私がいます。

一つ言いたいのは『ただ私は皆さんが思っているよりも進んでフライドポテトを注文しない人間である』ということ。

私はポテトに歩み寄らないが、ポテトは私に歩み寄られる存在であるということ。

ただそのことを伝えたいがために今回この記事を書こうとキーボードを叩いた……それだけのお話です。

パイナップルも食べろ。


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