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【シーズン2】AIタッグノベル!!:第9話

2023年3月1日


AIタッグノベル!!ルール説明

概要:当企画はWebサービス『AIのべりすと』を使用したオリジナル小説制作企画です。

ルール:下衆と皮肉管理人である定次さんから文章をスタートし、AIと交互に小説の内容を作り上げていきます。

定次さん陣営
AI陣営
ぶち壊し役
ジャッジ

1.無料会員なため最低限のサービスからのスタート(評判なら今後アップグレードもあるかも?)

2.AI設定はナラティブ、スタイルはクリエイティブ設定(条件次第では変更の可能性あり)

3.ストーリー自体に重きはおかず、話の進行は全て成り行きのみ

4.ストーリーの進行上、無理だと思われる部分は修正が加えられ、加筆修正部分は別色で表示

5.当企画にのみコメント許可(コメントの内容次第では設定条件に加えられる可能性も)

6.真面目に話を作り上げるだけでは面白みに欠けるため、不定期で定次さん陣営にぶち壊し役が出現

7.解釈の難しい部分などにはジャッジが補足追加

8.10話ごとで区切り、その時点でまとめた内容を公開

※ルールは随時更新予定


定次さん

すぐにその場から逃げ出したかった。
だが、『もしかして』という好奇心が体を掴んで離さない。しばらくの間硬直し、誰に見せるわけでもなく考える素振りをしてみせた。落ち着きを取り戻したかったのだ。
強く打つ脈動とギトギトとしつこく張り付く汗が生を実感させる。時折飲み込む唾の音も聞こえるくらいに静まった一室の中、「ぎゃあっ」という外から聞こえた鳴き声を耳にして俺は遂にその場にへたり込むように腰を落とした。

ナラティブ

恐怖心や緊張感などとうに超えてしまっていた。もう何も考えたくない。
恐る恐る扉を開けると、そこには頭部のない女性の死体と、返り血を浴びて佇む先程の男が居た。俺は思わず叫び声を上げそうになるが、男は何も言わずに黙っているだけだ。俺がやったのか、と問い掛けると、無言のままゆっくりと首を縦に振る。その動作を見て、また、死体の首元を見るなり俺は全てを悟った。
首が綺麗に切れていることに加えて、恐らくあの鋭利な刃物によるものだろう、傷口の周りからは皮膚だけでなく肉がえぐれていたのだ。まるで何かを食い千切った後のように……。俺には分かったのだ、こいつは俺を殺しにやって来たんだと。それも、ただ殺しにくるだけじゃなく、俺のように生き返らせることが目的なのだ。

定次さん

――プツンという音が聞こえた。
いや、聞こえたのは気のせいかもしれないが、ここで俺はようやく我に返った。
プツンという音は緊張の糸が切れた音だったのだろう。何もかもがどうでもよくなった。
窓の隙間から入り込んでくる日差しによって次第に明るくなっていく一室。血みどろに塗られたその見慣れた一室はとても居心地が悪く感じた。
「もうどうでもいいや」
手に持った刃物を首に当てて静かに目を閉じる。いつの間にか呼吸も穏やかになり、心拍も怖いくらいに落ち着いている。
大きく息を吸い込んだところで歯を食いしばる。そして思い切り柄を握った手に力を込めた。

ぶち壊し役

首の皮膚に弾かれて大きく折れ曲がってしまったナイフ。殺したと思いこんでいた人たちはいつの間にか皆立ち上がっていてニヤニヤと口角を持ち上げながらこちらを見下ろしている。
「テッテテー!!ドッキリでしたー!!」
皆が俺を一斉に殴り始めた。

ナラティブ

俺は死んだふりをするしかできないが、その痛みすら嬉しく思えた。
そう、これは全部フィクションなんだ。夢の世界なんだから何が起こってもおかしくない。きっと俺は悪夢でも見ているのだろうと、殴られながらもぼんやりと考えていた。
頬に冷たい何かを感じた俺は目を覚ました。昨晩のことを思い出す。俺は確か――そう、テレビを見ながらソファの上で横になっていたはずだ。だが今は自室のベッドの上に居るということは、誰かが運んでくれたということだろうか。それとも――
俺は大きく深呼吸をし、冷静さを取り戻そうとする。そして、枕元の時計を手に取って時刻を確認する。
11時26分……
平日だと言うのに随分寝てしまったらしい。
今日は休日だと安堵する反面、俺は昨日のことが現実だと確信するに至る理由を2つほど見つけた。
1つ目は部屋の片隅に置かれた大きなキャリーケース。恐らく旅行用に購入したものだと思う。


元々どんな話を書いていたのかすっかり忘れてしまいました。
こんな展開は嫌だと思う反面、どうしても痛々しい中二病臭い内容で話が戻ってしまう時点でもうどうでも良くなってしまいました。
次回最終回です。期待せずに乞うご期待。


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