プラザに来た悪魔
おはよう、皆の衆。定次さんです。
いきなりですけど、宝くじってあるじゃないですか。
あれって本当に当選している人いるんですかね?
宝くじというよりかは、私は毎週のようにロト7を3口趣味程度に購入しているんですが、まるで当たった試しがありません。
そりゃあね、宝くじっていうくらいですから、そんな簡単に当たってもらっては人類皆石油王にもなれるってなもんだとは思いますが、何と言いますかやはり作為的なものを感じるってのが心の声なんですよね。
当たらずして文句を垂れてばかりであれば、そりゃあ僻みとしか言いようがないですが、私に限っては運が良いのか悪いのか、何ともこの当選結果が天の邪鬼なんですよね。
一体何の話だって話ではありますが、要するに不意をついてくるように当ててくるんですよ。
この趣味程度に購入しているロト7、毎週3口と言っても沼に嵌っているのが実情でしてね。一番最初に何気なく購入した1枚が5等(2,000円相当)を当ててしまったために味を占めてしまい、それからというもの宝くじは簡単に当てられるものであると頭が認識してしまったので毎週買うようになってしまったんですよね。
しかし毎週買うようになってからはてんで当たらず。全くというほどカスリもしない日々がずっと、ずーっと続きました。
で、ようやくここ最近やめようかなと意識を持ち始めて、一回スッパリと買わなくなった時期があったんです。
それでも依存というものは簡単に抜け出すことができないものでして、買わなくなってから何週間か経ったある日、ふと何気なく購入してしまったんですよね。
もうここからは皆さんお察し。それが当たったんですよ。金額としては安いものでしたけどね。
もうね、流石に私も察しましたよ。ここまでいじわるなものかと。頭で理解こそしましたが、結局また買い始めることとなりましてね。その週の当選番号の確認を怠る程度にまで意識が薄れるようにはなりましたが、ここでもまた一つ事件が起きましてね。
これは本当、つい先日のお話です。
ふと財布の中を覗くと一枚だけロト7の券が入っていまして、一応ちゃんと当選番号を確認していた覚えがあるために、これが紙クズ同然のものであるとわかっていながらそれとなく当選番号を確認してみたんです。
該当の日付は先週の番号のものでしたが、こういった忘れ去られた宝くじってよくテレビだとかニュースで実は当たっていたとドラマチックに取り上げられるパターンってあるじゃないですか。
もしかしたらこれも――なんて淡い期待をして確認をしてみたんです。
そしたら案の定ですよ。当選していたわけです。
額としてはやはり大したものではありませんでしたが、意識の外で当ててくるというのが何とも癪でなりませんでした。
確かに当たるのは嬉しい話です。ですが、当たるのであれば思いがけず――というケースよりも狙った通りに――の方がスッキリするじゃないですか。
やめるやめないの話にしてもある程度はこちらの意のままにしてもらいたいじゃないですか。
だから私は思ってしまうんです。ある程度の陰謀が宝くじには渦巻いているのではないかと。
口封じに1等当たってくれませんかね?
このブログを消すほうが安上がりで済まされますよ。