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絶対獲れる!!クレーンゲームの必勝法をお教えします!!

クレーンゲームのコツ

ご挨拶(ダブルピース)

おはよう、皆の衆。定次さんです。

空前のクレーンゲームブームがやってきた!!

娯楽にかまけてばかりの皆さんもご存知の通り、最近巷ではどういうわけかクレーンゲームが流行しています。

その流行り具合と言ったらそれはもう縄文時代の頃からは全く想像ができなかったくらいの大流行。

私も母親のお腹の中にいた頃はその存在自体を知る由もありませんでしたが、最近では外出先でゲームセンターを見つけた際にはついついプレイしてしまうほどのめり込んでしまうようになってしまいました。

 

子供の頃は旅行先の旅館やショッピングセンターの片隅でしか見かけなかったクレーンゲーム。ゲームセンター自体に関心がなかったということもありましたが、景品自体にも大した魅力を覚えなかったということからクレーンゲームというものをお遊戯程度にしか捉えていませんでした。

しかしながら昨今ではサブカル市場の拡大に伴って景品自体のクオリティも上がり、更には『ただアームで引っ掛けて持ち上げて落とすだけ』という概念を覆すようにゲーム性の幅も非常に広くなったためマンネリを覚えるどころか依存性すら与えるくらいのものになりました。

ルール自体も誰でもすぐわかるくらいに単純なものとなっていて、魅力的な景品でも見つけた時には小銭をちょっと入れてプレイできるくらいお手軽。コアな客層が多かったゲームセンター業界からしてもライト層を取り入れやすく、今ではクレーンゲームをメインにお店を開いているところがあるくらいに激アツなジャンルです。

 

――このクレーンゲームというものは別の世界線でももちろん流行の最先端にあり、色々な場所で使われています。

とある世界線ではゲームとして使われている傍ら、犯罪者に罪を償ってもらうために刑罰として活用されているところもありました。

それは犯罪を犯した受刑者を筐体の中に入れて固定し、道行く人に1プレイ100円でクレーンを操作させてアームで刺激するといった刑罰でしたが、罪の重さに比例してアームの多さや強さが変動するといった調整がされるなどとなかなか考えられたものでした。

ショッピングセンターの片隅に置かれた筐体には常にプレイヤーと野次馬で群衆ができていて、私が覗き込んだ時はちょうど鼻の穴にアームが引っかかった瞬間だったらしく、その痛々しい光景に周囲から歓声が上がったのを見て私は少々ドン引いていました。

やはりクレーンゲームはクレーンゲームとして景品を取るために存在するものであると改めて実感したお話でしたが、そんなクレーンゲームも多様性が増えてきたことから日々攻略法を考えられたりと、いわゆる"ガチ勢"が跋扈する世界へと変わりつつあります。

 

このガチ勢というのは一応昔から存在していたものですが、先述でも説明した通り昔は景品自体安価な作りのものが多く、クレーンゲームの実力を極めたとしても見返りがあまりありませんでした。

しかし最近では『ネットオークションなどレア物の景品を転売することでお小遣いを稼ぐ』という現実味のあるメリットが広まったことで、純粋に景品を手に入れるプレイヤー以外に転売目的でクレーンゲームを荒らすプレイヤーが増加する事態となっています。

別段、転売のために景品を取る人間がいても純粋にプレイしている人からすれば在庫さえ残っていれば問題ないわけで、転売目的のプレイヤーも不正さえしなければその目的のために日々研鑽しているのを考えると然程悪いところはないように思えます。

故に現クレーンゲーム環境では景品を取れなかったプレイヤーが弱者として扱われる傾向となっているようですが、やはりそんな人達も簡単に景品を取りたいと日々思っているはずです。

 

――今回下衆と皮肉はそんなクレーンゲーム弱者の皆さんのために一肌脱ぎたいと思います。

私とて日々ゲームセンターで景品を獲得しようと数多の小銭を湯水のように流して鍛錬を積み重ねてきました。これまでの経験から攻略法の一つや二つ習得できていないわけはありません。

今回の記事では先日発見したばかりのとある攻略法をこの下衆と皮肉を読んでくださる皆さんだけに伝授したいと思います。


――で、今回は景品として獲られる側として解説していきます。

このビジュアルはこれまでで一番女の子たちから評判が得られるものだと自負できますね。

ビジュアルはともかく、今回の情報はガチです。
可愛い見た目から本格的なクレーンゲーム攻略法を皆さんにお教えします。

前置きが長かった分期待ができますね。

・・・ところでその攻略法ってどんなクレーンゲームにも使えるんですか?

今回お教えする攻略法は通称『橋渡しタイプ』に使える方法です。

橋渡しタイプ?

クレーンゲームと言えば筐体のプールの中に無造作に置かれた景品をクレーンで持ち上げて落とす印象が強いですが、昨今ではフィギュアなどが入った箱物の取り扱いも多く、それらが景品としてよく扱われるゲームタイプが上記の『橋渡しタイプ』です。
滑り止めの加工をした突っ張り棒に景品をかけて隙間から落とすシステムですが、今回のアイキャッチ画像がまさしくそれです。

なるほど、実にわかりやすいですね。

・・・で、今回定次さんはどんな攻略法を発見したんですか?

今回定次さんはとある景品を目的として某ゲームセンターへ足を運んだのですが、その際目的のものとは別の景品を見つけ、急遽獲得のためにお金を用意しました。
もちろんアイテムはフィギュア。上記橋渡しタイプにセットされた中サイズの箱物です。

それを手に入れる時に新しい攻略法を使ったわけですか。

厳密に言えば『途中で攻略法を発見した』になります。
それまではネットでよく見かける方法を試し、状況が悪くなれば店員さんに声をかけての繰り返しで悪戦苦闘を強いられていました。
思うように箱が動かず、何度も店員さんを呼ぶという体たらくにいい加減諦めムードが漂い始めたその時、筐体の中のとある変化に気がついたのです。

今回よく喋るなぁ・・・。

はい、それで?

その変化とは突っ張り棒の状態でした。
何度も箱を動かしていたことで突っ張り棒が緩み、段々と隙間が広がっていっていたのです。

ほうほう、それで?

それは絶対に取れないだろうと諦めていたところに差した希望の光でした。
「これは箱自体を攻めず、突っ張り棒自体を攻めれば簡単に落とせるのでは?」
すぐさま攻め方を変え、これが攻略の鍵であると理解し、鉄槌のごとくクレーンのアームを何度も緩んだ突っ張り棒へと押し込んだのでした。

・・・で、取れたんですか?

お察しの通り、定次さんの見当は見事に正解を捉え、あの状態では絶対に取れなかったであろう景品を見事地にひれ伏せることに成功しました。
箱の状態からアームの位置を考えるなんてバカバカしい。狙うのは景品自体ではなくそれを支える土台であると新しく発見したのが今回の攻略法となります。

たまたま突っ張り棒が緩んでなければ取れなかったのでは・・・?

因みに突っ張り棒を攻め始めてからいくら位つぎ込んで取れたんですか?

・・・んとね、

1,500円くらい?

バカバカしい。


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