ちょっとしたダイアリー『親がやってきた！』

2023年6月10日2023年6月11日

「検索ワードに媚びた記事ばかりで定次さんの身の上話がまるで出てこない」

最近の下衆と皮肉の方針が実生活に沿わない傾向にあることから送られてきたクレームです。

実際にこんなクレームが送られてきた試しはないのですが、私自身の戒めとして時折そんな妄想を思い浮かべます。

世の中広いものですから、今みたいなスタンスを好んでいる閲覧者の方もいらっしゃいますし、以前のようにただただ日記調の文章をたらたらと読むのが好きな方もいらっしゃいます。

最近ではやはり以前までのような日記的なスタンスがめっきり減ってしまったものですから、日々アクセス解析をする際に後者を求めていたであろうリピーターが減っているのも目に見えてわかってしまいます。

新規を集めるのも重要ですが、やはり昔から愛着を持ってくれている人も大事。リピーターが離れるというのはブログの内容が変化している兆候です。しかしながらそれでも馴染みある人が離れてしまうのはとても悲しいこと。どちらも両立できるよう定期的に日記調の記事を書いていけるよう今後は努力していきたいものです。

何だかんだで『ちょっとしたダイアリー』というカテゴリーに分類して日記を書くとイラストを描き上げる手間が省けます。

イラストありきの方が喜ばれるのはわかりきっていますが、つくづくこういった手抜き息抜きのできるカテゴリーを用意出来ている自身に感謝したいものです。

　

さて、尺の都合上少々講釈が過ぎてしまいましたが、今回はそんな"たまに"の記事として私自身に起きた日々の出来事を簡単に日記形式として書き綴っていきたいと思います。

インターネット上に転がっているどこの馬の骨かもわからない人間の日常を読んだとて、その情報が有益になるとはとても思えませんが、持て余している暇を多少ばかし潰せると思って気長に読んでいただけたらと思います。

――とは言え、人の一日というのはなかなかどうして短いようで長いもの。

一挙手一投足を一字一句にまとめて文章として書き綴っていったらそれはもうとてつもない文章量になるでしょう。

そんなとてつもない量の無益な文章を読んでも尚、時間が有り余るなんて人も中にはいるものでしょうが、時間に余裕がある人というのは存外世の中には多くないもの。

今回の記事がそんな長ったらしいものになると覚悟してこの後の話を読んでくださる方にはせめて『無益な文章を読むことができるほど時間に余裕のある人間』と周りの人間に自慢できるように証明したいものです。

　

多少ばかり話が逸れてしまいましたが、能書きばかりが今回の話の全てではありません。

本来であれば今日こうして記事を書いている日に起きた出来事を書き綴っていきたいものなのですが、どういうわけか書き始めのタイミングを見失ってしまったものでして……。

人間誰しも"0″から始める話の切り出しというのは難しいと思っているものです。

そこまでも親しいわけでもない友人との閉鎖空間。ぎこちない空気が流れている中でパッと誰しもにウケる話題を切り出せる人は素晴らしい人です。今の私にはとてもではないですが出来たものではありません。

それにもしこの場が誰かしらとの会話でのやり取りであれば「あのさ」と言ったような枕詞があれば切り出しやすくもあるのでしょうが、残念ながらこの場は不特定多数に演説をするような完全なる一方通行のブログという場です。

私が一言書き込んで、改行を入れるその度に相槌や合いの手の一つでも入れば多少ばかりは気が紛れるかとは思われますが、そんな事ができる人はいないでしょう。出来たとしてもせいぜい傍らに立つ拷問官くらいです。毎日欠かさずブログ記事を書かせる拷問みたいな。

ほらここで一度話が止まってしまったらもう何も言えなくなってしまうでしょう。

『拷問みたいな』からどうやって話を広げて日記に繋げていくのか甚だ疑問で仕方がありません。

拷問……拷問官……、拷問官と言えば親ですが、本日は遠路はるばる地元から私のもとへ旅行がてら両親がやってきました。

特にそれ以上もそれ以下もないのですが、強いて何かしら話題を挙げるのであれば――、夕食を食べたお酒の席で別のテーブル席に大勢の団体客がやってきたことでしょうか。

その日は近くの球場でプロ野球の試合が行われていたようなのですが、その試合が終わってからの打ち上げのようなものでしょうか……アウェー側のファンの人達がやってきたのです。

私は野球に疎いので詳しいことはわかりかねますが、遠路はるばる応援のためにアウェーにまでやってきたその情熱には感服せざるを得ませんでした。

試合が終わってからのお酒の席、実に話に花が咲くだろうと思うものですが、何より一番重要なのは勝敗の結果。

地元球団の地の飲食店にドカドカとやってきたものなので周りから実に目の引く様子でしたが、結果次第ではお通夜ムードにもなりかねないので、その店内にはどことなく雰囲気を察しようという空気が流れていました。

団体客もいかんせん大人数なものですから、皆が座って乾杯の音頭に至るまでに結構な時間がかかっていました。

代表者っぽい人がテーブルの端っこで一行に挨拶のような話をしているのをじっと見ていましたが、全体の盛り上がりがなかなかやまないものですから「これはもしかして勝った上でのご機嫌な飲み会なのでは？」と私はジョッキ片手にしみじみと引き続きその光景を眺めていました。

盛り上がっている客がいる飲み屋というのは何かと雰囲気が楽しいものです。私もこの後そんな楽しいムードが全体を包んでくれたらと期待していたものでしたが、様子を見ているとどうも違う様子。

ネットで簡単に調べたところどうやら今回の試合では負けてしまったようで、代表者の人の挨拶も「明日こそは！」的なことを発してジョッキを高くに掲げていました。

負けてお通夜状態になるだとか、変に悪酔いして場が荒れるなんてことは到底なく、結局その後は何事もなくお酒の席が終わりましたが、こういった団体客と同席した経験があまりなかったので今回の出来事はなんとも新鮮で面白く感じました。

　

……以上ですかね。

簡単な日記でしたが、たまにはこういった記事を投稿するのも悪くはないかもしれません。

次の記事はどんな内容になるか内緒ですが、また次回の記事でお会いしましょう。