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【第8回】AIタッグノベル!!


おはよう、皆の衆。定次さんです。

AIタッグノベル!!ルール説明

概要:当企画はWebサービス『AIのべりすと』を使用したオリジナル小説制作企画です。

ルール:下衆と皮肉管理人である定次さんから文章をスタートし、AIと交互に小説の内容を作り上げていきます。

定次さん陣営
AI陣営
ぶち壊し役

 

 

 

 

1.無料会員なため最低限のサービスからのスタート(評判なら今後アップグレードもあるかも?)

2.AI設定はデフォルト(条件次第では変更の可能性あり)

3.ストーリー自体に重きはおかず、話の進行は全て成り行きのみ

4.ストーリーの進行上、無理だと思われる部分は修正が加えられ、加筆修正部分は別色で表示

5.当企画にのみコメント許可(コメントの内容次第では条件に加えられる可能性も)

6.更新頻度は日記投稿に困った時のみのため不定期(長期シリーズにしたいため、内容も適度なもので)

7.真面目に話を作り上げるだけでは面白みに欠けるため、不定期で定次さん陣営にぶち壊し役が出現

8.10話ごとで区切り、その時点でまとめた内容を公開 new!!

9.前回までのあらすじは面倒なため廃止 new!!

※ルールは随時更新予定


デフォルト

「俺はまだ終われない。まだまだやることが残ってる」
「それは残念。でも仕方がないよね。あなたはここで降りる運命だから」
「何を言って……」
――その時、車輌がガタンと大きな音を立てて止まった。

定次さん

「さぁ着いたよ。ここが終点だよ。」
――少女の声が背後から徐々にフェードアウトしていく。田中は虚ろな表情で周りを見渡す。つい先程まで見ていた光景はそこに広がっておらず、気が付くと窓の外は自宅最寄りの駅だった。
まばらどころか誰もいなかった車内にもそれなりに乗客が見て取れ、皆同じように疲れ切った顔をしている。
ピリリリリリリリ……!!
ホーム全体に響き渡る笛の音を聞いて田中は慌てて電車を降りた。

デフォルト

(夢か?)
改札を出て空を見上げると雲間から覗く月が綺麗に輝いていた。
(夢にしてはあまりにも鮮明すぎる)
田中はしばらくその場で呆然と立ち尽くしていたが、やがてゆっくりと帰路についた。

定次さん

歩き慣れた道を進んでいくとやがて大きなガードの下へと辿り着いた。この近辺は電灯が少ないためにいつも薄暗く、それでいて治安があまりよろしくない。
時折ガードの上を走る電車の音に誰しもがおっかなびっくり歩くものだが、田中の耳には当たり前のことなのか、それとも先程までの幻想に混乱しているのか、轟音も耳に入ってこない。ふわふわとした足取りで一歩一歩自宅の方向へと足を進めていく。
暫く歩くと目の前に一人の人間が壁際に背中を寄せて座り込んでいるのが見えた。

デフォルト

街灯の光が届かない場所にいるためにはっきりとは見えないが、体格的に男性だろうか。
田中は少しだけ警戒しつつ、その人物へと歩み寄る。
「あのー……大丈夫ですか?」
「……」
反応はない。

定次さん

田中は伸ばそうとした手を思わず引っ込めた。
こんなにも近くに人が立っているというのに、男は尚も反応を示さない。生きているか死んでいるかもわからない姿勢のまま、夜風に吹かれて力なく体を揺らしている。
(俺だ……)

ぶち壊し役

「俺だと思ったか?残念だったな。俺なんだよ」
後ろから聞こえてきた謎の声に田中は振り返ったが田中は田中ではなかった。田中は田中であって田中であるもの。後ろから聞こえてきた田中は必ずしも偽物という可能性をはらんでいるわけではなく、本物の可能性が実に高い。
「伸びてきた手に肩を掴まれた」
そう供述する田中は壁にもたれる田中であり、掴んだ田中は、
「伸ばした手は引っ込めた」
とのたまっている。
それを傍観していた田中に至っては、
「俺は田中じゃない。だが、彼らもそうではないようにも思える」
と甲高い声を上げてガードの上を思い切り駆け抜けていった。

デフォルト

「どうなってるんだ……?」
田中は一人呟いた。
「なぁ、お前は誰だ?」
「お前こそ誰なんだ?」
田中は問い返した。
「俺は田中だ」
「違う。俺は田中じゃない」

ぶち壊し役

「俺は鈴木だ」


次回、乞うご期待!


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