【AI絵画】第25回:人工知能が描く日記タイトルの世界


おはよう、皆の衆。アートテラーの定次さんです。
人工知能の進化が著しい現代、巷では人工知能を活用してイラストを生成するツールが流行っている様子。
そんな流行に当ブログも便乗し、今宵も皆さんをよくわからない世界へ連れ出してさしあげます。
ルールは簡単。当ブログ『下衆と皮肉』に投稿された記事のタイトルをAIに読み込ませ、出力したイラストを元のタイトルと比較するだけ。
今回の人工知能は一体どんなカオスなイラストを我々にお披露目してくれるのでしょうか?

一昨年の4月29日に投稿されたアイキャッチイラストです。
メインキャラ以外に不慣れな建物などの無機物を描いたために苦労した一作です。
線はへにゃへにゃ、塗りも単調なため平面な感じが際立っています。
現在も当時のことを笑えないくらいに塗りについては上達が見られませんが、輪郭線についてはもう少し力を入れた方がそれなりの雰囲気は出せたかもしれませんね。


会社というより便所ですね。公衆便所。
自治体における活動を主にしたNPO法人の事務所なんかが入ってそうな雰囲気がありますが、こうした小ぢんまりとした会社事務所も小綺麗であれば意外と素敵かもしれません。
タイトルに沿った内容ですし、面白みもある。高評価な画像です。

これは当ブログのCMです。
タップすると管理人が喜びます。

一昨年の4月30日に投稿されたアイキャッチイラストです。
前回のインターナショナルチックなタイトルに惹かれてなのか、Twitterでそれなりに評価されたことからいい気になり、それっぽいタイトルを付けたら同じように意識が高いユーザーが釣れるのではないかと考えた末に描いたタイトルです。
背景の雑さについては今ひとつですが、全体的な構図としては躍動感も奥行きもあって面白いイラストだと思います。
キャラクターのポーズなんかも動きに合っていますし、何よりフォーカスを手前の疑似餌っぽいものに当てて、それ以外を後ろに回したのが評価できる一作です。


ヨーロッパ、アフリカ、アジアの辺は全てこの大きな魚影のようなものに飲まれてしまったのでしょうか?アメリカ、南アメリカも時間の問題だ――と思う中、やっぱりコンセプトがイマイチ伝わってこないとツッコミを入れたくなる画像となってしまいました。
イメージとしては絶望的な不穏さを感じますが、今回のタイトルについては比較的ライトな皮肉要素が強いため、私自身が思っている画像とは少々かけ離れてしまったような気がします。
あわよくば今一度出力してみたかった所存です。

少しずつ元々のイラストにも変化が出てきましたね。
流石に簡単にでも下手なりに毎日描き続ければそれなりに上達もしていくものです。
AIについても元のイラストよりそれっぽい画像が生成されたりと比較するには面白い傾向になっている気がします。
この先きっともっと面白い画像が生まれると思うので、その時をまた楽しみに待ちましょう。