専門店から学ぶお茶漬けの正しい食べ方
おはよう、皆の衆。定次さんです。
麩菓子を食べながら書いております、今回の記事でございます。
前回の記事の中で紹介した夢日記の中で私は麩菓子を購入しておりましたが、それに感化されてか本日買い物に行った際に麩菓子を購入し、現在それを食しながら記事を書いている次第でございます。
今回の夢での出来事に限らず麩菓子自体私はそれなりに好物であり、不定期的に食べたいという衝動に駆られてしまうのですが、麩菓子を購入しようとする度に市場に出回っている麩菓子の種類が減っているように感じます。
以前はお菓子コーナーに何種類もの麩菓子が置かれていた印象ですが、今回購入した時に置かれていた麩菓子は一種類のみ。
もっと長物の麩菓子が食べたかったという気分でしたが、購入できたのは1個1個が短いサイズのお徳用大袋のみ。
麩菓子が嫌いだという人をこれまで生きてきた中であまり見たことないのですが、麩菓子というお菓子はそれほど市場規模が縮小してしまうまでに好まれてはいなかったのでしょうか。何とも不思議で仕方がありません。
軽い食べごたえにシンプルな黒糖の甘み。麩の角に固まった黒糖の塊を刮いで食べるのは誰しもが経験をしたことがあるでしょう。
そんな昔から親しみのある麩菓子がどうして市場から段々と追いやられてしまわなければならないのか。私は甚だ疑問で仕方がありません。
何にせよ今回は麩菓子が食べたいという気分の中、久々に麩菓子を購入して食べることができました。
この喜びをぜひとも皆さんと共有したいものですが、お徳用の大袋と言えどもアクセス数の数だけ皆さんに配るとなったらどれだけあっても足りません。
そして何より今後も販売を続けて言ってもらうために、是非とも皆さんにも麩菓子の消費を手伝っていただきたいものです。
――さて、随分と話が逸れてしまいましたが、今回のお話は食事の話といえども麩菓子は全く関係ありません。
お菓子でもなく甘いものでもない。同じ"和"を感じさせる食べ物がテーマではありますが、今回の記事ではお茶漬けの食べ方を皆さんに紹介していきたいと思います。
先日、私は外出のついで、昼食を食べるために通りがかりのお茶漬け専門店へと入りました。
こういった専門店というのは一定の客層を狙う尖ったコンセプトを持ったお店となりますが、ぶっちゃけ言いますとこのような専門店はなかなかどうして入店するのに気後れをしてしまうものです。
さも常連しか入れない個人経営の居酒屋よろしく、自身がこの空間に入っても問題ないのかと二の足を踏んでしまうのがよろしくないところ。
入ったところで独自のルールや作法の無頓着さに飲まれ、結局味に意識が向かなくなってしまうのが関の山。
そんなお店に入るだけでもハードルが上がってしまう専門店での注文ですが、今回私は初めてそのお店に入ったにも関わらず、平然と過ごすことができたので、その際の極意を紹介したいと思います。
いわばお茶漬け専門店が認めるお茶漬けの正しい作法。
皆さんも今回の記事を読んでお茶漬けの正しい食べ方とは何たるかを考えてみてください。
初めて入ったお店とは言え、なかなか美味しくいただけました。
やっぱり専門店で注文するメニューというのは普通に食べた時のものと全然違いますか?
違いますね。
やはり出汁に強い拘りがあるのか、すっと喉に入っていく感じや、鼻を通る風味、旨味から食感から何まで計算されたような美味しさがありました。
ほう、それは実に興味深いですね。
何よりもツルツルとした喉越し。
食感にコシを残しておきながら、角の取れた丸みのある食感が素晴らしかったです。
ん?喉越し?
何だか変わったお茶漬けですね。
いえ、これはお茶漬けではなく肉うどんの食レポです。
店頭にオススメとあって気になったので肉うどんを注文したんです。
は?
お茶漬け専門店なら本来お茶漬けを食べるべきなのでは?
・・・と言われると思って、ちゃんとお茶漬けも注文して食べましたよ。
期間限定のメニューで、海鮮系のお茶漬けでした。
これもまた美味しかったですよ。
ちゃんとお茶漬けも食べていて安心しました。
お茶漬けの出汁で食べるうどんもさぞ美味しいでしょうね。
因みに今回の記事で一番ネックになるであろう部分ですが、出汁を入れるタイミングだとか、継ぎ足し方だとか何かしらアドバイスを貰えるくらいにわかったことはありましたか?
いやね、今回食べたのが冷やのお茶漬けだったんですが、冷やの場合は既に出汁がかけられているものであって、継ぎ足しだとか、出汁を入れるタイミングだとか全く必要なかったんですよね。
は?
じゃあ結局今回の記事で紹介できるような内容は?
ないです。
特に難しいことを考えずに好きに食べたらそれで良いんじゃないですかね?
お茶を濁すとはこういうことか。