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歯医者さんの帰りに・・・

歯医者さんの帰りに

ご挨拶(ノーマル)

おはよう、皆の衆。定次さんです。

突拍子もない話ですが、身内から信用を失った瞬間のショックというものを皆さんはご存知でしょうか。

私は普段からこうしてブログに大量の文字を書き綴っておりますが、その反面、SNSでの書き込み数やラインなどと言った人とのやり取りは非常に少なかったりします。

文字でのやり取りが好きだというわけではなく、逐一小出しで文章を書かなければならないというのが非常に煩わしく感じており、SNSでの書き込みに至ってはこうして書き込むブログ記事のネタが減ってしまうのではないかという危惧をしてしまうために控えてしまっています。

インターネットを通じた人とのコミュニケーションにもっと寛容になればいいというのに、『面倒くさい』を前面に出した状態で承認欲求を剥き出しにしているわけですから、そりゃあ人からも呆れられるものです。

 

そして今度、そんなやり取りの煩わしさが祟ったのか、遂には親からも宛にされなくなってしまうという事態が起きてしまいました。

 

いつからか地元を離れ、遠い土地で暮らしている私ですが、やはり離れているということもあってか時折親からの連絡が入ります。

何かしらの出来事だとか、調子はどうだとか、荷物を送ったと言ったごくごくありがちなやり取り。

親の加護を受けている子というものは何とも幸せな存在なものです。

当人が素直ではなく、逐一の連絡を煙たがっている様子では、まだまだ親から独り立ちできる精神とは言えないでしょう。

そしてそんな私もまだまだ精神の幼い人間でして、これまでもずっと親からの連絡を邪険……とまでは言いませんが、適当な返事ばかりを返してばかりでした。

故に昨今、どういうわけかこれまで私宛に送られていた仕送りなどの連絡が私の元へ来ず、嫁さんの元へと送られるようになっておりました。

嫁姑問題とはよく言ったもので、この2人間の関係性が良好であることに越したことはないですが、今回のように親子関係を飛び越えてやり取りが発生してしまったことがわかってしまうと、流石に当人としていくつか複雑に感じてしまう部分があります。

 

嫁さんと母親とのパイプが出来上がっているのは良いこと。

尚も子の心配をして連絡を送ってくれるのも良いこと。

しかしながら「連絡を送ってもまともに返ってこない」という実績から遂には連絡すらなるというのはどうしたものか。

 

実際問題、こうして私自身を飛び越えて連絡をやり取りするのは問題なく、私自身も手間が省けて楽です。

しかしそれでもどこか腹の奥底でモヤモヤとした気持ちが残るのは一体何でしょうか?

因果応報とは言ったものですが、自分自身間違った行動をとっていないと感じておきながら、結果として自分以外の人間から評価を落としてしまう、自身の正しいと思っていた行動が間違いであったと気付かされたその瞬間のショックというのはなかなかどうして大きなものです。

 

さて、随分と話が逸れてしまいましたが、今回の本題は歯医者に行ってきた時のレポートです。

これは11日の月曜日にあった出来事ですが、いかんせん体調不良で記事としてまとめることができませんでした。

故に今回こうして文字に書き起こす際、細部まで思い出すことができないかとは思いますが、今ここで改めて当時の出来事を振り返っていきたいと思います。

 

子供の頃は何一つ虫歯がなく、丈夫な歯を売りに……いや、そうでもなく、それなりに虫歯を抱えた上で生きてきた少年時代でしたが、大人になってからというもの、どういうわけか歯間という歯間から虫歯菌による侵食が始まり、気がつくと口の中が虫歯だらけになっていました。

虫歯が一本ずつ増えていく度に通う回数が増えていく歯医者さん。

昔は虫歯の程度が浅かったからか、もしくは通っていた歯医者さんの腕が良かったからか、歯医者さんに通うことに対して然程抵抗がなく、むしろ『どんとこい』くらいの気持ちを抱いていたのですが、程度の深い虫歯が増えて躊躇ない大人の治療が増えてからというもの、歯医者さんに通う度に歯医者さんへの憎しみが増えていきました。

治療をしてもらっている立場であるというのは理解しています。嘗て自転車で大きな事故を起こして前歯を数本追った際には随分とお世話になりました。

予約もない飛び込みでの治療を了承し、更には差し歯に換えることなくレジンのようなもので歯を形成し、何一つとして支障ない生活に戻してくれた歯医者さんには感謝してもしきれません。

治療の終盤に予約で長いこと待たされた挙げ句、患部の消毒だけで治療を長引かせられていたことに怒って以降の予約をブッチしたのは内緒ですよね。

内緒、内緒。

歯医者さんから消息を絶って久しい私ですが、先日は本当に久々に歯医者さんへと行ってきました。

今回は別の歯医者さん。家からは遠からず自転車で通えるくらいの近場です。

目的はもちろん虫歯の治療。先日からどういうわけか銀歯の奥がうずいてしまって、同時に酷く腫れ上がった歯肉を何とかしてもらおうと縋る気持ちで行ってきたわけです。

 

この話、銀歯を被せて人にはよくわかる話かと思います。

型を合わせてはめ込んだ患部も時間が経てば劣化して根っこで虫歯が再発したり、膿が溜まったりすることがあります。

今回私は後者で、昔治療した銀歯の根っこに膿が溜まって炎症が起きているというものでした。

レントゲンまで撮って先生に状況を教えてもらったわけですが、いまいちモノクロで素人目にはよくわからない内容。

とりあえず何とかしてくれと迫ってその日は歯肉を焼き切って根っこの膿を出してもらうこととなりました。

 

「痛みなく終わってほしい」

 

歯医者さんに対しての憎しみは全て痛みからやってきます。

治療を終えるまでの過程で何一つとして痛みを伴わなければ問題ない。

状況が見えない中、身動きの取れない状態で究極の痛みと紙一重のところで過ごす時間はまるで生きた心地を感じません。

感じるものはただただ削られる音と振動。そこに麻酔を打ってあるのは理解していますが、その一線を越えてしまったら絶対に痛いだろうという恐怖が歯医者さんの治療にはあるのです。

 

「レーザーで焼いていきますね」

「神経抜かれているから大丈夫でしょ」

 

あんぐりと開けた口とその頭の上から聞こえてきた無責任な言葉。

私が受けてきた痛みはこれまで歯医者さんが積み上げてきた実績と比べたら些細なもの。

恐らく大丈夫だろうと理解したいところですが、どうしても確証が持てずに脂汗を垂らしながら尚も私は間抜け面で口を開けながら拳を握りってその時が過ぎるのを待ち続けました。

 

「このまま中まで削って膿を出していきますね」

 

レーザーで終わったかと思えば唐突に響き渡るドリルの音。

ゴリゴリゴリゴリと鈍い音を立てながら奥へ奥へと進んでいくのがわかりました。

麻酔があったからここまでは大丈夫だった。神経がなかったからここまでは大丈夫だった。

しかしそうでなければきっとこの治療は考えるのも悍ましいくらいに痛む治療だったと考えると涙も溢れてきそうでした。

鈍い音がしなくなり、ようやく終わった今回の治療。溜まった膿がレーザーで焼け焦げたのか、妙に口の中が臭かった記憶があります。

 

2週間が経とうとしている現在、治療された箇所は再発することなく沈黙しています。

恐ろしい思いをした分、それなりの成果はあったと助けてもらった歯医者さんに感謝をしていますが、明日また私は歯医者さんへと向かいます。

診察の際に並べられた『C』の言葉。それだけ虫歯が増えているのだと絶望した前回の治療でしたが、これから長い時間をかけてこれらが治療されていくのだと考えるとまたしても歯医者さんへの憎しみが膨れ上がっていくような気もします。


終盤は何を言っているのかよくわかりませんでしたが、とりあえず歯医者さんは怖いということがよくわかりました。

そもそも歯に神経っていると思います?
爪みたいなもんだからいらんでしょ。

親知らずもいらないですよね。
今回定次さんがレントゲンを撮った時に両サイドの上部に親知らずが見受けられたそうですが、生えないままトラブルなくいきたいものですね。

当の本人が親知らずみたいなもんだから生えきらないでしょ。どうせ。

チュイーン、ガガガ!!

ガガガガガ!!!


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