今年の夏風邪は特にたちが悪い!実体験をもとにした体調不良レポート
おはよう、皆の衆。定次さんです。
まともな記事を書くのが随分と久し振りに感じるのも全ては今回の夏風邪の所為でした。
今回の夏風邪はタイトルにある通り、非常にたちが悪い。具体的な話は今回の本文で説明させていただきますが、こうして体調を崩している最中も世界では不毛な戦争によって多くの尊い命が犠牲になり続けております。
――さて、今回のお話を進めていく前にまずは今度の体調不良によって当ブログの投稿を随分と滞らせてしまったことを管理人である私、定次さんから閲覧者の皆さんに簡単にお詫び申し上げたいと思います。
いつもの流れであれば否が応でも詫びの姿勢を微塵も見せないことで知られております私ですが、流石に今回のような1週間以上もの期間を体調不良を理由に休んでしまうとなれば頭の一つも下げなければ気が済みません。
ディスプレイの向こうで皆さんが両手のひらを前に謙遜してくださっているのは目に見えてわかるのですが、この地に生まれてくる際に右膝から産道を通ってきた捻くれ者の私であったとしても、今回ばかりは素直さを学んだ上で前転しながら頭を地につけてお詫び申し上げたいと思います。
こうなってしまったからには、皆さんが両手のひらをこちらに向けていた理由が謙遜していたからなのか、もしくは勢いのついてしまった私の前転に恐れをなしてしまったからなのかわかりかねるところがございますが、とりあえずのところは今回久々の記事投稿という名目でお詫びがてら、今回の体調不良の全貌と皆さんへの注意喚起としたいと思います。
さて、久々に手掛けるブログの記事はどこから手を付けたら良いのかわからず、少し照れくさいところもございます。
とりあえずはドラッグストアで購入したクソみたいにチープなモンブランに手を付けながら書き始めている今回でございますが、実を申し上げれば今こうして夏風邪のレポートを書き綴っている私、まだまだ全快には至っていなかったりします。
厳密に言えば、喉の痛みから始まった今回の夏風邪。未だ尚、喉の痛み――と申しますか、隙あらば出てしまう咳に少しばかり頭を悩ませている状態となっています。
それ以外は大体回復。熱も下がりましたし、倦怠感も然程ございません。
未だ残り続ける喉の腫れと痛み、そしてそれに伴う咳……今後もまだ長引くようであれば今一度病院で診断してもらうのも辞さない現状でございます。
さて、喉の痛みから始まって喉の痛みに終わる今回の夏風邪ですが、事の始まりは遡れば先週の月曜日からでした。
仕事中、イガイガと痛む喉と時折不意に出てしまう咳に首を傾げてその日は過ごしていました。
昨晩エアコンを全開にした部屋の中で一晩うたた寝をしてしまったのが原因で少しばかり体調を崩してしまったのではないかと思い、常備してある薬箱の漢方を飲んでから早めに床に就いたのですが、翌朝起きた時には案の定発熱。
明らかに体調不良ということと、昨今はコロナが何度目かの再流行をしているということを理由に、急遽職場へ休みを貰う旨の連絡を取って早急に病院へ駆け込みました。
自転車に乗って行ける範囲にある診療所。
まだまだ体を動かすくらい元気はあり余っていましたが、ひとまず今の段階で一番縋るべきものはお医者様のお言葉。
コロナの可能性もあるということから初めて発熱外来へ駆け込みましたが、まさか熱があるというだけで本当にパーテーションで仕切られたスペースに押し込められるとは思いもしませんでした。
パーテーションで仕切られた向こう側では明らかに私よりも具合の悪そうな人がゴホゴホと咳き込んだり、親同伴の女の子が今にも嘔吐してしまいそうだと外に連れて行かれたりと結構な魔境となっておりました。
本当にこんなうっすいパーテーションで各々の感染を防ぐことができるのかと疑問に思いながらスマホでまとめサイトを読んで待つこと10分。私の名前が呼ばれ、西洋の甲冑を彷彿とさせるほど厳重な装備をした看護師さんが私のもとへとやってきました。
そして先程測った体温を見ながら「多分大丈夫だと思いますがとりあえずコロナの検査しますね」と言い、有無も言わさないうちに細長い棒を両方の鼻の穴へと突っ込んできました。
インフルエンザにもかかったことがない私。まさかこの齢になって赤の他人の長い棒を自身の鼻の穴へと突っ込まれるとは思いもしませんでした。
想像以上に奥の方へと突っ込まれた謎の棒。
日頃から鼻うがいで鼻の奥を鍛えていたからか、突っ込まれた後もムズムズするだけでくしゃみが出ることはありませんでした。
しかしながらくしゃみが出ないことでもどかしさが残り、ずっと続くムズムズに非常に不愉快な気持ちになったのは言うまでもありません。
PCR検査を受けてから数分、あいも変わらず厳重な装備をした看護師さんが私の元へとやってきました。
そして「やっぱり陰性ですね」と一言発し、そのまま別の待合席へと案内されました。
その後、診察室でお医者さんに「ただの風邪ですね」と言われ、何事もなく処方箋を受け取り、隣に位置する薬局で風邪薬を処方してもらって帰路につき、大事を取って家でゆっくりと体を休めました。
会計の際の料金が4700円と思った以上に高く、財布に入っていた金額がギリギリで冷や汗をかいたのはここだけのお話です。
コロナの可能性があった中、ただの風邪と言われて安堵した当時の私。
『コロナが流行している中で体調不良になったが、実はだたの風邪だった』というネタで記事が書けると若干高揚していたのですが、よく寝たその次の日もどういうわけか症状は回復せず。
むしろ発熱は下がらず喉の痛みはより一層強くなり、咳や痰が一気に悪化。これまでに見たの無いような巨大な痰を目にして事態の重大さにようやく気が付きました。
――ここ数年コロナの波を事なく乗り越え、風邪にすらかかっていなかった……故に油断していました。風邪というものがどれほどまでに過酷で辛いものか私は理解していなかったのです。
それからというもの体調不良を理由にブログ記事は休稿。途中いくつか弁明のための報告記事を投稿しましたが、結果今回に至るまでお休みが続くほどに夏風邪を長引かせてしまいました。
1日2日で治ると思い込んでいた自分が何とも情けない。治ったと思えば喉の腫れが原因で睡眠時の呼吸が乱れ、カタスレニアに近い症状を発症するという事態にまで悪化。
“カタスレニア"とは何ぞや?という話ではございますが、詳細を知りたい方は今回の記事を読んだ後にお使いの検索エンジンで調べていただきたいところ。
ざっくりと説明すれば『睡眠時の深呼吸が発声の波長と合致して睡眠時に唸り声を出してしまう』というもの。
これによって嫁さんがろくに眠ることができなくなり、睡眠不足に。結果としてマウスピースを購入したり、枕の高さが原因なのでは?ということから枕を買い替えたりと思わぬ出費をすることとなってしまいました。
喉のイガイガとした痛みから発生した今回の夏風邪。
どこから拾ってきたのかは全く謎ですし、そもそも夏風邪の定義で済ませられる話なのかどうかも怪しいところ。
現在私はかなり回復しましたが、周りを見るとコロナ以外を原因とした体調不良も続々と出ている様子なので、今回のこの謎の夏風邪も随分と流行の最先端であると言えるでしょう。
そして現在、どういうわけか嫁さんが喉を痛めて高熱でうなされております。
私の風邪が治りかけの頃に移ったのか、それともどこからか拾ってきてしまったのか……。
何にせよ、今回の夏風邪は私がダウンし、ブログの記事を滞らせてしまうほどたちが悪い。皆さんも日頃からうがい手洗いを徹底し、体調管理に気をつけるようにしましょう。
今回ばかりは真面目なお話です。万全の体調で今年の夏も楽しく乗り切りましょう。
そんなわけで我々の登場も久々となるわけですが。
真面目な記事に我々の茶化しは必要なんでしょうか?
今回見てわかるように我々の姿は菌です。
・・・ということは?
我々はしゃしゃり出ない方が身のためでしょう。
我々も生きているというのに。
宿主が死んだら我々も死ぬんですよ。
あ、そっか!
チーン
チーン