【新企画】夢で見た話 vol.1
おはよう、皆の衆。定次さんです。
久し振りの新企画です。嘘です。
嘘ではないですが、本当でもないです。
厳密に言えば過去に投稿した記事のタイトルイラストがお気に入りという理由で夢日記カテゴリを勝手にシリーズ化させてもらいました。不定期投稿ではありますが、今後夢日記を書く時はタイトルイラストを描く手間が省けてありがたいです。
因みにお気に入りのイラストがタイトルになっている記事はこちら。
本文については読んでも何の得もないので読まなくても問題ないです。
さて、猛暑続く昨今。耐えられない夏の暑さに皆さんも脂汗をディスプレイに垂らしながらヒィヒィと当記事を読んでいると思います。
勿論、時間差で当記事を見つけ、季節外れの暑くも何ともない時期に読んでいる閲覧者の方もいるでしょう。
未来の世界からクソ暑い現在を必死に生きる我々を見てほくそ笑むのは結構ですが、2023年の暑い夏を過ごしたのは未来の世界から当記事を読んでいる閲覧者も同じかと思いますので、上っ面だけでも空気を読んで共感していただけたらと思います。
しかしはこの近年稀に見るような猛暑、どうにかならないものでしょうか。
昔から何かにつけて"地球温暖化"の文言を出す風潮がありましたが、昨今の猛暑によってまたしても地球温暖化をテーマに騒ぎ出す輩が増えてしまわないかと私は不安で仕方がありません。
地球温暖化については賛否両論あるでしょう。ここ近年の気温上昇は地球温暖化の影響だとか、温度差については周期が影響していて波があるから誤差の範囲だとか諸説あります。
勿論世界的に議論されているテーマなので、地球温暖化という現象自体理論上起こり得るものであって、高度経済成長による環境汚染が現代に何かしらの形で影響を及ぼしているものであると私は考えております。
しかしながら私が懸念しているのは何の根拠もなしに感情論だけでやれ温暖化だ、やれ光化学スモッグだ、だの声を荒げる人間が周りに増えないかということ。
地球温暖化が実際に起きているであろうというのは可能性の高い話です。ですが、その情報は一体何を根拠に話しているのでしょうか?
「暑いから温暖化だ!」
日常会話における冗談の範疇で話すのであればまだわかります。
しかし単純に暑いという理由で決めつけるのはどうなのでしょうか?
――過去にこんな出来事がありました。
それは私がまだ子供の頃の話。季節は冬で当時外には珍しいくらいに雪が降り積もっていました。
小学生だった私は膝以上に積もる雪に高揚し、夕方のニュースで放送される天気予報をかじりつくように観ていました。
「近年稀に見る大雪は当分続く模様で――」
週間天気予報は勿論雪マークだらけ。怪訝な表情をする親を尻目に、私はこたつに入りながらはしゃぐように喜んでいました。
「これほどの大雪は地球温暖化が影響していると思われます」
唐突に聞こえてきた"地球温暖化"というワード。はしゃぎながらも食い入るようにテレビを観ていた私は、
「こんなにも寒くて雪がたくさん降るのに何で温暖化なの?」
と、純粋な感想から疑問を抱いていました。
地球が暖かくなればその反動で雪が沢山降ることもあるのかも知れない――、いつまでも抱いていた素朴な疑問は雪が溶ける頃に何となく湧き出した持論でふんわりと自己解決しましたが、こうして強い印象を抱いていたのが将来大きな矛盾を生むきっかけとなってしまいました。
翌年、私はまたしても冬の寒い季節の中、こたつに入りながら夕方の天気予報をかじりつくように観ていました。
この年の冬は昨年とは打って変わって雪が少ない冬でした。
積もらないどころか全然降りもしない雪、砂利がむき出しのままの庭にもどかしさを感じた私は今後雪が降らないものかと躍起になりながら天気予報を見続けていました。
腐っても住んでいる地域は山間部。夏は地面が焼けるくらい暑く、冬は重たい雪が膝まで積もる。こんなにも雪が降らない年はあるわけがないとテレビを凝視していた矢先、
「今年雪が少ないのは地球温暖化による気温上昇が関係しているものと思われます」
思わず私は首を傾げました。
「去年の大雪は地球温暖化が原因だったのに、今年の少雪も地球温暖化が原因なの?」
一年という月日が経って当時の天気予報を観ていた人の殆どが昨年の内容を忘れてしまったでしょう。
しかし私は覚えていました。地球温暖化に対する報道における矛盾というものを。
実際問題、地球温暖化が及ぼす影響というものは地球規模のものであって、平凡な一子供が考えられる範疇にあるものではないので必ずしも大雪と少雪という事実が矛盾しているとは限らないでしょう。
しかし、この日を境に私は安易に多用される"地球温暖化"という文言を信用できなくなってしまいました。
何かに付けては"地球温暖化"だと騒ぎ立てる人がいれば私はその人を軽蔑するでしょう。何の理屈もなしにありふれた情報を鵜呑みにして吹聴するような人は、安易に事実無根の陰謀論なんかも信じ込むような人間なんだろうと私は勝手ながら思い込んでいます。
このブログも事実無根の記事ばっかりですけどね。
それを言ったら駄目でしょう。
――さて、随分と話が逸れてしまいましたが、そろそろ今回の本題へと入りましょう。
地球温暖化が関係するかどうかは別として、昨今の猛暑には本当に頭を抱えてしまいます。
日中暑くてたまらないのは確かでしょう。しかし太陽が沈んだ後、尚も暑くて寝苦しい夜を過ごさなければならないのは一体どうしてでしょうか?
暑い気候のイメージとしてよく砂漠が挙げられますが、暑い砂漠も夜は凍えるほど寒い気候に変わります。
凍えてしまうほど寒いのは勘弁ですが、砂漠のカラッとした暑さと異なった湿気の籠もる日本の熱帯夜もまた過ごしにくい環境であると言えるでしょう。
皆さんも最近は暑苦しくて寝付けない日々に悩んでいるでいるでしょう。
窓を開けたり扇風機を回したり、冷たい何かを用意したり――、エアコンを使うのは流石にチートですが、エアコンのない環境だった場合、どうにか工夫をしてこの熱帯夜を乗り切ろうと躍起になっているはずです。
寝苦しいと深く眠れない……。眠りが浅いと夢を見る機会が増えるかと思いますが、暑苦しい環境にあるだけうなされることも多いでしょう。
――私も最近色々な夢を見ました。
まずは本日。エアコンを切った蒸し暑い夕方のリビングで私は座椅子に頭を乗せてうたた寝をしておりました。
そこまで長い時間は眠っていなかったと思います。短い睡眠時間の中、私は夢の中で自宅のキッチンにあるシンクの前に立っていました。
我が家のシンクにはスペース確保のために水切りラックというものが置かれているのですが、この水切りラックというものがどういうものか説明すると――……然程長い話にはなりませんが、無知の方にわざわざ説明するのも面倒ですので、水切りラックがどういったものかわからないと言った方は別のウィンドウを開いてもらい、愛用している検索エンジンで調べてみてください。
さて、この水切りラックというものは何本もの棒を隙間を開けて束ねたような形状をしており、シンクに橋がけすることで食器の水切りをするスペースを確保するものであるとわかったところで話を続けていきたいと思います。
夢の中、私はシンクの前に立って水切りラックの上に逆さに置かれたコップに手をかけようとしました。
しかしうまいことつかめなかったのか、それとも手の甲で弾いてしまったのか、迂闊にもコップを落としかけてしまいました。
私は咄嗟に右手を差し出し、落ちかけていたコップを拾おうとしたのですが――、現実世界の私はそこで思い切り右腕だけをビクンッと震わせて目を覚ましました。
特段面白い話だというわけではありませんが、夢の現実の体が同期しているとよくわかった夢でした。
次に今週のどこかで見た夢なのですが、これは一瞬の光景だったのかあまり鮮明には覚えていません。
夢の中での私は歯医者さんの診療用の椅子に座っていました。
治療中、上を向いた状態で見える光景……天井のシミを数えるような気持ちの光景が夢の中の景色でした。
覗き込んでくるのは通っている歯医者さんで先生を務めているおっさんではありません。――恐らくその助手の人、軽く栗色に染めて前髪を下ろしながらも後ろは束ねたような髪型の女性が私の開いた口の中を覗き込んでいました。
その日、夢の中の私は歯磨きをしないまま治療にかかっていました。
歯医者さんを受ける際は必ず前もって歯磨きをして口の中を綺麗にしておくのがマナー。夢の中の私はそんなマナーを怠った状態で口の中という自身の汚い部分を他人に見せるという羞恥を感じていたのです。
治療を受ける直前で一度起き上がって必死に口の中をすすぐ私。
それでも歯を磨かなかったという後ろめたさを感じながらそのまま申し訳なさそうに治療を受け、その夢は現実へとフェードアウトしていきました。
最近また歯医者さんに通い始めたからきっとこんな夢を見たのでしょう。
夢にまで存在を主張してくるとは、いかに歯医者さんの存在が恐ろしいものであるかよくわかります。
この話が最後になりますが、最近見た夢ではこれが最も印象的でした。
先日の記事でもお話した通り、最近私は体調を崩して辛い日々を過ごすということがありました。
上記の記事でも紹介しましたが、寝息が発声に変わってしまう状態となり、その対策としてマウスピースを装着しながら寝る習慣をつけました。
解消された現在もイビキや歯ぎしりの予防としてマウスピースを装着しながら睡眠を取っているのですが、今回はそのマウスピースが明らかに影響しているであろうという夢を見てしまいました。
夢の中、私は調理実習室のような教室で大勢に囲まれて囃し立てられていました。
どういう経緯があってこんな罰ゲームのような状況に陥っているのかは理解できませんでしたが、周りが盛り上がっている中、私は口の中に何かを詰め込まれているようで非常に息苦しい思いをしていました。
現実ではマウスピースが口にはめ込まれています。
しかし、夢の中ではどういうわけか固くてとても不味い昆布を口に咥えさせられており、その不味さと息苦しさに思わず私は目を覚ましてしまいました。
目を覚まし、咥えさせられていた昆布が実がマウスピースであったということに気付いて思わず吹き出してしまったものでしたが、こんなにも現実のものが夢の中の光景に影響を及ぼしているものなのかと改めて実感した体験でした。
マウスピースは夢の中では昆布に変わる――、全く参考にはなりませんが、ためにはなったと思います。
長い長い夢の話も終わって、現在時刻は24時55分。土曜日の日中に投稿する予定の記事もここまで遅延してしまうと閲覧者の方々からクレームが入ってしまいそうです。
本日の記事も書き終わってまたしてもやってきた熱帯夜。
エアコンをつけっぱなしにしながらこの暑い夜を乗り切っても良いものですが、最近はどういうわけか電気代が酷く高い。
電気代の高騰と唐突な猛暑。何かしらの因果関係が疑えそうで、国ぐるみの陰謀がどこかひしめき合っているのではないかと考えながら今夜もまたカオスな夢の中へと誘われていきたいと思います。